YAMAHAのディストーション

このYAMAHAのディストーション、ギター始めて、初めて購入したエフェクターです。
私がギターの歪んだ音に憧れエレキギターを始めた事は過去書いてきましたが
まさかこんな歪ませるエフェクターが有る、という存在を知らなかったんです。
正直感動しました。

このディストーション、型番はサッパリ判らないのですが
高校一年生の時、アイランドヴィレッジ楽器で購入しました。
当時アイランドヴィレッジ楽器は、どうもYAMAHA推しだったと思います。
この後、同じ店舗で同じくYAMAHAコーラスを薦められ購入しましたし。

当時使ってたギター（生まれて初めて購入したエレキギター）もYAMAHAで
RGX512P、RGXシリーズでは一番安い55000円のギター。
バスウッドボディーに安物ピックアップ、配線もあちこちおかしくなり
YAMAHAロッキングブリッジに散々悩まされ、このディストーションを
スタジオでは当時、マーシャルJCM800かJC-120アンプに繋ぎ
「ヒーヒー、ピーピー」とハウリング、フィードバック出しまくり
バンドメンバーに怒られていました。
後に購入したマクソンのイコライザーをブースターにしてサスティーンを稼ぎ
更にヒーヒー言わせて。

先日、某ギタリストサイトでこのディストーションを購入された方の投稿がありました。
その投稿のコメント欄に「このディストーションはジャリジャリするんで音造りに注意」
まあ、そのようなコメントが寄せられていて。
そのコメント投稿を見て、もう30年前に購入したモノですが
確かにジャリジャリしていた！と思いました。
音造りなんて下手だった私、もうマーシャルに繋いだらジャリジャリ度がUPでしたな。
その投稿「ハッ！」とさせられました。
「どうやったらプロのミュージシャンのようにコシの有る音が出るんだろう」と
不思議でしょうがなかったです。
周りにギター友達はそんなに多く無かったので、よく居る「機材オタク」さんは
音楽学校で初めて出会ったんですね。
私はレッドツェッペリンの「ロックンロール」のリズムギターだけ後録りでしたが
今聴いてもジャリジャリしています。
バスウッドボディーだったからか？今ならピックアップやパーツ交換しますが
（そうやって生きる材でもある所有りますしね）
高校生にとっては当時のディマジオやダンカンなんて高価過ぎて
憧れるだけだったので、ライブでの音造りでこのディストーションペダルでの音造り
相当悩んだんです。当時は今みたいにペダルの選択枠はそんなに多くないですし。

店員さんに薦められるまま購入したこのディストーションでしたが
天命を全うし、成仏しました。
当時、接点復活剤の存在を知っていれば、もう少しガリが少なく使えたのかもですが。
そのYAMAHAのギターもエフェクターも手元に有りませんが
１５歳～２１歳頃迄、このセットでプレイしていました。
後に出てきたグランジロックなんかには今思えば向いているペダルかもです。