スピーカーとの相性

写真は音楽学校時代に買わされた教科書です。
一応、音響やＭＩＤＩの勉強をしてた・・・のですが、
コレ等の教科書は全く使う事無く買わされただけ・・・。
授業では教える事の経験がほぼ無い講師がボソボソと本を見ながら
コンパクトマイクで抑揚無しで話しているだけ。
（バイト感覚でやる気は向こうも無かったと思われます）
音楽理論もこの調子の講師が付いたので
私の時代は払ったお金以内の知識は得ないまま卒業した者だらけでした。
そんな実態でして、アコギな金稼ぎ学校でした。
（有名人の名前沢山使って特別名誉顧問に招き、顔も見た事ない人だらけ）
学ぶ姿勢の前に教える姿勢が出来ていなかった・・という残念な形で卒業でした。

後、かなり良くなり、知識、技術を持って卒業したモノが増えたそうですが
私の学年は音楽業界に就職してから、知識、技術を得たモノが多いです。
私達はモルモットだったようで・・今はその音楽科、クリエーターコースは
存在しないそうです・・・。（しかも音楽科だけ別の学校に切り離されてるし）
ただ・・音楽に関わる業界に残っている人間がどれだけ居るか？です。
私は全く関係ない金属や樹脂系の商社に就職しましたが（卒業式翌日・・内定・・爆）
最初、講師のスタジオ＆セッションミュージシャンが紹介してくれる予定の
就職先はレコード屋さんでしたな。ただ、音楽の業界から離れる予定になったので
紹介をお断りしましたが。
逆に、３０歳前に音楽に再びしがみ付き始めた私の方が異例かも。

私は０１年頃からＯＮＫＹＯのＭＤ付きＦＲシリーズを
０１年から使って、３代目ですが、もう、前のが危なかったんで、
東関東大震災の丁度１週間前に買い換えたのです。
もう、ＭＤが付いているモノが殆どないし、
ＵＳＢメモリも繋げる、Ｉ－Ｐｏｄも繋げるというので・・。
（ただ・・Ｉ－Ｐｏｄは残念ながら、機種が合わず繋げませんでした・・・）

しかし、只でさえ、不調だった所にコチラで
震度６弱の未曾有の大震災、津波・・・。
もう、スピーカー交換所では無く（針金で吊るしてあるので）
１ヶ月以上、緊張の日々を過ごした後に
ＰＴＳＤを発症・・・・・完全にまた酷い寝たきりに・・・で
スピーカー交換なんてとても出来なかったんです。

新しいスピーカーに交換したのですが
どうにも音がショボい・・・。

で・・・ココで音響の講師が使った事で覚えている少ない用語の１つ・・
「ダイナミックレンジ」が広めなのか？
何だか、特にドラムの太鼓音がすんごくショボくて・・・。

前のはフルレンジで鳴ってくれてたというか・・・。

勿論、エイジングが必要なのかも知れませんが、
前のステレオを買ったのが０５年・・・。
新しいステレオ（アンプ）に繋いだ時、ビックリする良いトーンでした。

が・・・スピーカーを新しいモノに交換してみると、悲しい位ショボい・・・。

ハコの鳴りなのか・・・・
それとも、コーン紙の問題か？
（正直、前のは若干ガタが来ています・・・）

ギターでもそうですけどね。
何年も弾いて、少し味が出る物、
２週間弾いたらあっという間に味が出る物。

ただ・・・もう、部屋に置き場所が無いので
仕方無いので田舎に置いてある前のステレオに
繋いでみます。
田舎のステレオには死んだ叔父が使っていたダイヤトーンの大きい
スピーカーが置いてあるのですが、
その前の前のＯＮＫＹＯのスピーカーは父にあげてしまったので
この新しいスピーカーを繋いでみようと思います。
田舎には元、弟が使っていて、その後、父が貰った
ＫＥＮＷＯＯＤのスピーカーを繋いだのですが
もうスカスカな音だったので大きいですが
(今回、泥棒に盗まれていました！)
遺品のダイヤトーンに繋ぎ代えました。
ただ、７０年代（昭和４０年代）で普通のダイヤトーンで
当時は相当良い音だったと思うのですが
２１世紀前のスピーカーには負けました・・・・。

昔の名器、ダイヤトーンでもハードオフに売っても、もう７年位前の時点で
「余程のダイヤトーン以外買取値は付きません」と言われていまして。

やはり、音楽をやっているからか？
ステレオ（アンプ）とスピーカーの相性まで
気になってしまうようになってしまいました・・・。
というか、ギターアンプもスピーカーも
組み合わせって非常に大事ですよね。
今も、オールドマーシャルにオレンジのキャビネットとか
当たり前のように６０～７０年代の組み合わせが続いているし。
それこそ、スピーカーシュミレーターのパルマーの愛用者も
急激に増えましたしね。

全然、関心の無い人なら、感覚は新しいモノの方が良いに決っているんで
こんな事、考える事も無いと思います。