ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

現役プロJAZZ系セッションマンさん達とのバンド(プロジェクト?)

2012年12月10日 | バンド
「前居たバンド」の後釜ボーカリストの子から誘いを貰いまして
何かゆるくやりたいとの事でしたので、ポロポロを出していたら
そのボーカルの子の繋がりで、
現役JAZZ系セッション系ベーシスト、ドラマーの方々とやる事に・・・
今回のバンドはエラい事に発展していました(笑)

仕事はJAZZやラテンの仕事が多いそうですが
ベースの方が大元はロック、ハードロック、ディスコ系FUNK色の強い人で
ハードロックをやりたいとの事、(初期BOWWOW好き)
短時間の間に凄い難しい曲が課題曲となりまして・・

Rainbow - Gates Of Babylon


まず、レインボーの難曲中の難曲、「バビロンの城門」
正直焦りました。
ハーモニックマイナースケール(フリージアンスケール?)で曲の大半が
構成されていて、しかもリズムギターがアップピッキングだらけで
しかも弦飛び・・・という大変なテクニック。
そして、これまた壮大な曲の構成とネオクラシカルな展開へと。

私、この3年位、インストがメインで
7年程、主戦場のハードロック、ヘビーメタルのリズムギターを弾いていない・・・
そうつくづく痛感したモノでした。
ギターソロ後半のネオクラシカルな所は幾分、
分解コードのスイープでアレンジし(誤魔化し(爆))
とにかくリズムギターが大変な曲でした。

そして
・キルザキング(レインボー)
・ロックンロール(レッドツェッペリン(ZEP))
・リビングオンアプレーヤー(ボンジョヴィ)
そして、セッション3日前に突然決まった
・マニフェスト(スーパーフライ)
初回、豪華5曲の課題曲となりました。

Superfly - マニフェスト


「キルザキング」「ロックンロール」「リビングオンアプレーヤー」は
以前(中には20年前)やった事もあり
少し楽観していたのが、実はアダになり・・・・
特に、ZEPのロックンロールやその他
もうリズム遊び、実は変な拍数とか
イントロのドラムソロからのINがどうにも出来ないとか
墓穴を掘った状態に、
初めて聴く日本の歌い手さん、SUPERFLYの曲が3日前に追加され
スタジオ入りまでパニックになっていました

(実際、この数年は逆にこのスーパーフライのようなブルースロック
ブギ調な曲、FUNK系のリズムギターを弾く事の方が多かった)

私の主戦場のメタル、ハードロックのリズムギターの衰えを
激しく感じていた準備期間でして。

そして、先日新宿のスタジオで3時間、初音合わせをしました。

特に、私自身が「ヤバい」と思っている、リズムに
リズム楽器の現役セッションプロのリズムの達人?(ゲーム?)の方々がIN。
私、持病の症状も兼ねて、さっき弾いていた事まで忘れてしまうという
嬉しくない特技まで得てしまったのですが
現役プロのリズム隊は譜面を見ながら、サラサラ?と。
そして、プロのリハ現場に居る感じというか、
専門的な事も沢山出ていましたし
ベースの方は私が忘れて思い出せない曲を軽々と弾き始め
力強いグルーヴを出されるし
ドラムの方は高校生以来に歪んだギターの音を聴く?という位の
ロックブランクでしたが、動画で拝見していた、素晴らしいプレイが
ラクラクとやれるのですよねぇ。
やはり、耳の良さ、バランス感覚の良さ、学習能力の早さ等、
続けていないと衰えるモノを、やはりベテランだし
しっかり身に付いているというか。


私はやはり腕と肩、首の激痛と
せめて少しスケールの短い(25インチ)PRSのロータリースイッチと
悪戦苦闘しながら、プレイしていました。
ハードロックの4拍のリズムに、ZEPの3/4(?)が入るようなリズム、
そして、ブギのようなブルースロックのようなスーパーフライ、
そこに、どう正確なリズムとグルーブを出していくか?が私の最大の課題。
PUチェンジのロータリーセレクターを回しきらない間にリズムが少しズレる、
ワウペダルが突然急激に音ヤセする、
デジタルディレイのペダルのフットスイッチが小さいので、
ディレイがかかっていない、またはかかりっぱなし・・・等、
機材ではやはり課題が・・・・。
そして、もう何年ぶりか?久々のシングルギター。
今まで、ツインギターやキーボードの人達のバッキングがあって
安心してリードのインストが弾けていたのですが
今回はキーボードが必要な曲の味付け部分をシングルギターでやる、
サウンドの薄さをどうするか?等、課題になりました。
(バビロンの中間のソロはオクターバーを使えば良かったかな・・?)

私、SOULやゴスペルをやっていた時
バックでJAZZ系プロの方達と結構やっていたのですが
中には過去に中々いろいろと有ったので、チト、ビビってってました(笑)
やはり、現役のプロ職人のプレイは流石に安定力抜群でした。
サウンド、プレイ、リズムも。

で、リハの最中・・・震度4の地震でスタジオ側から
避難勧告が出るハプニング・・・
虎の子PRSカスタム22を抱えて飛び出ました。
最近、また頻繁に多いです。しかも大きい揺れ。

そしてアンサンブルに戻り、最後の方で
良いヴァイブを得れる感じがしました。

ベースの方は寡黙と聞いていたのですが意外と熱い方で
しかも偶然の私が過去一緒にやってたSOUL系プロミュージシャン達と
以前仕事されてたとか・・
これまたotasaruさんや鉄山氏の時と同じく
世の中の狭さを感じました(笑)
グルービーかつ安定のあるベースをプレイし
これまた、機材の話し、極秘?話しをいろいろ聞けたり
ドラマーの方はとても面白い方で以前動画で見た
芸術的インプロヴィゼーションから
ハードロックにシフトしてみたドラミングとか
好きなドラマーや、趣味&生活の畑の話しもいろいろ聞けました。

今後はボーカルの子の歌のスタイルに合わす楽曲
カバー?オリジナル?どちらをやるか等、
来年のそれぞれの仕事のスケジュールに合わせて
続けていけれるかもしれません。

今回、色々と勉強になりました。
グルーヴやその他、補強の必要が沢山ある事も。

後、腕や私の小さな手用の・・・・
まあ、特別に良い言い方したら私の現場用?の軽い
ハムバッカー搭載、24fシュレッドギターの必要性も感じました。
PRSのロータリースイッチの切り替えで、
リズムがずれたりとかですね。4kgのPRSでも冬場は重く、
肩に負担かかってました。
後、スタジオやステージだと何時もよりチューニングが
微妙に狂いやすいとか。
(湿度なのでしょうかねぇ・・・、家では狂わないのですが)

(今回、カタカタの変換がおかしい記事になってしまいました)

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