続いてマフラーにも少し手を入れましょう。500SSの初期型はモナカ型のマフラーではないので合わせ目消しが必要です。今回はメッキを剥がして塗装で仕上げることにしました。
メッキ剥離前はこんな状態です。
きれいなメッキがかかっていますが、何ヶ所か手を入れたいので思い切って剥がします。
マフラーの後で加工しますが、リヤサスペンションはスプリングモールドの真ん中に押し出しピン跡があります(T_T)。ここはバネを置き換えたいのでマフラーと一緒にメッキを落としましょう。
マフラーは合わせ目消し以外にも目立つ部分が・・・。エキゾーストパイプの横にもクッキリ押し出しピン跡があります。ちょっと目立ちますね・・・(>_< )。
ということでメッキを剥がします。
いつも通り塩素系漂白剤(キッチンハイターとか)できれいに落ちました。特にクリア塗装はかかっていない様子です。
さて、マフラーで最初に手を入れたいのはサイレンサーの出口部分です。
ピンボケでごめんなさい、キットは実車のような奥行き感がありません。3本マフラーは見せ場なのでここは作り替えます。
外径3.6mmのプラパイプとΦ0.4mmの洋白線でこんな感じに出口部分を作ります。マフラーにセットしてみましょう。
一気に精密感が高まりますね、加工前と比較するとこんな感じです。
奥行きが出るのと排気口がふさがっていない感じになるのでお薦めの加工です。
3つ作りました。洋白線が中心にくるように注意しましょう。
他にも精密感を高めるために小加工します。キットのままではマフラーの取り付けステーがすごく厚いです。
ステーが大きいので厚いと目立ちます。できるだけ薄く削りますが、全体を薄くすると強度が落ちるのである程度薄くなったら後は端面を薄くする感じで仕上げます。
薄くなったら取り付けダボに必要な厚みを確保するためにナットのモールドを追加します。適切な太さの6角プラ棒をスライスして貼り付けました。
まだ細かい加工は続きます。
ステーはマフラーに溶接されているので、別体感を出すために境目をしっかりケガいておきます。
マフラーにはサイレンサーの取付ねじにアクセスするための穴が開いているのでその穴を再現しておきます。穴の周囲を薄く出来るといいのですが、ちょっと工具が入らないのであきらめました(*´Д`*)。
ここまで加工できたら合わせ目を消します。接着時にかなりピッチリ着けたのでラッカーパテでわずかに残った隙間を埋めるだけで済みました。
問題のエキゾーストパープの押し出しピン跡は、しっかりパテを盛って成形しましょう。
合わせて仮組みがしやすいようにエキゾーストパイプにダボを追加して、シリンダーに受けの穴を開けておきます。
こんな感じにしっかり保持できます。
これで合わせ目のパテを研いで整えれば加工終了です。
出口はこんな感じ。
エキゾーストパイプの押し出しピン跡もしっかり埋められました。
これで表面をツルツルに磨いて、メッキ調塗装に備えましょう。地味な加工ですがマッハの象徴の3本マフラーですから存在感を高めるときっといい感じに仕上がるはずです。
次の工程にいってみましょう。
今回も動画を作ってみました。少しずつ皆さんに見ていただけるようになってきました。ありがとうございます。まだ色も入らないので引き続き地味な動画ですが、よろしくお願いします。
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