セリカＧＴ ＴＡ２２ ’７２ （８）

　まず、フロントの足回りから加工していきましょうかね。２mm切り取ると下の画像のようになります。スプリングが全くなくなります（＾＾；）ノンサス状態ですね・・・。エッチングソーで周囲から切り込みを入れていって、最後に芯の部分を残せばできあがりです。ロアアーム側のパーツには、切り取った厚みと同じ２mm厚にプラ板を貼って調整しときます。



　さてこのキットの問題点がひとつ。フロントディスクパーツが入っているんですが、これがただの円盤！　キャリパーのパーツもモールドもありません。スターシャークはワタナベより見える部分が少ないとはいえ、これではあんまりです。

　そこで、ジャンクパーツからキャリパーのモールドを切り取って移植しました。このパーツ、どこにどう取り付けるのかも問題です。サスパーツにつけると奥まりすぎて話になりません。まあ今回はホイールを変えた事で回転をオミットしてありますから、ホイールの内側に直づけに決定です。位置調整のために輪切りのパイプを接着して、ホイールの内側から少し浮かすようにしました。