樹庵のお気楽ナビ

チビデビル ルックと
天使キャラ セントの日記です。

突然ですが、減塩生活(3)

2024年05月27日 | 日記
さて、考えもしない高得点の血圧値で、
自動的に血圧測定が始まりました。
前日にAmazonに注文しておいた血圧計も届き、
さて家で測るとどんなものかな?

家で測った昼の数値は144の82……
ほら~、家で測れば低いじゃん。ふんっ
とか思う。
いや、これだって経験のない数値ではあるんですよ。

ところで、Amazonで買った血圧計は、手首式というものでした。
だってあの腕に巻いてーの、なんか線があってーのってやつは
絶対にやらなくなる自信があったからです。

それを友達に電話で話したら、大ブーイング!!!
ダメダメ、手首式なんて正確じゃない!!と延々と言われて
分かりました、上腕式をまた買えばいいんでしょ!ったく。
腹立ち紛れに線のないけっこう高いやつを注文。

それが来たので、上腕式に変えて測定するも、別に数値は変わらん。
あー、高いの買って何か?
まあでも、測ったデータをスマホに転送してくれるのは
趣味でない血圧手帳につけるよりはとてもよい。
ただ、この1週間は先生に見せないといけないので手帳にも記録。

その後は大体私のペースに持ち込み、
っていうか、血圧って自分の意志じゃどうにもならないけど
上は125~135、下は80台で1週間が過ぎまして
再びクリニックへ。
先生に血圧手帳を見せるも
先生曰く、……高いね、と。
いや、確かに低い方が高い、それは私も思いました。
上は110台も普通に叩き出すのに、下は相変わらず80台
改めて、血圧は気合いではないですけど……。
下が高いですよね? うん。
と、へんな会話をして。

副腎の血液検査してみますかねと言われて、はいお願いしますと。
そして、健康診断してなかったならそちらの血液検査もということで採血。

あと、食事相談しますか?と言われ、はい、それもお願いします。
食事はねー、最近は気を遣っているんですけど、
体は食べるものからできているのだし、
なんか、もう何でもできるものはやるのがいいぞと思いました。




突然ですが、減塩生活(2)

2024年05月26日 | 日記
さて、動けなかった日から3日後、
そうだなぁ、あそこかな?と思うクリニックへ。

今までは対症療法的に風邪をひけば、まあ通り道にあるクリニックへ行きの
転んで腕が痛かった日には駅の近くの整形外科に行きの……とか
医者嫌いの私でも、それぞれ用途に応じてあちこちにかかってはいましたが、

いや今回はそういう訳にいかんでしょうと。
プライマリーケアという領域に足を突っ込む覚悟で
それをかかりつけと人は呼ぶのか、多分。
とかなんとか思いながら
去年コロナワクチンで一覧表から選んでお世話になったクリニックへ。
先生は40~50代の、どこでもそうだけどモニター見てるタイプの、
それでもなんかまあ、感じ悪くはなかったからですね。

で、予約を取って行き、先生にいろいろ話して、
やはり呂律が回らなくならなかったかとか、しびれはなかったかとか聞かれ、
それはなかった。5年くらい前に脳はMRIを撮っているけど問題なかったと話し、
健康診断しない割には、いろいろやってる方じゃないの?私って
と、ふと思ったり。

で、血圧を測ったのですよ。まあ、どこでもそうですわね。
ところが、これが驚きの数値、下はショックでぜんぜん覚えてないですが
上が172!!! もう1回トライしても165!!!
こんな数値は、人生で初めて。

あっ、これは白衣高血圧……これは…降圧剤か……とかブツブツ言う私に
先生は、薬出してもいいけど、とりあえず1週間測ってと
趣味ではない表紙の血圧手帳をくれました。

むむ、なんという数値……。





突然ですが、減塩生活(1)

2024年05月26日 | 日記
こんにちは! お久しぶりです。
実家の話が終わったら、もう書くこともないし……と思っていたのに、
人生は分らないもので、この私が健康をお題にするとは。

とはいえ、実家の話の時にも出て来ましたが、
去年の夏にめまいとセットの吐き気で動けなかったことがありました。
あのときは、熱中症ではないかと、周りも本人も思ったのですよ。

実は、今回、ゴールデンウイークの5月4日夜から、まためまい+吐き気で動けず、
前回は16時間で復活したから今回も……と思っていたのに
24時間もかかってやっと復活した日には、
これはそろそろ健康診断だな~と初めて思いました。

めまい+吐き気の症状ですが、呂律が回らなくなるとか手足がしびれるとか
そういうことではないのですよ、前回も今回も。
それがあったら、さすがの私でも
健康診断なんかすっ飛ばして救急車呼びますけどね。

自営業で忙しいとね、「健康診断のお知らせ」は
常に見えるところに貼っていても、不思議なくらいぜんぜん見てない。
15年以上前に、どんなものかと思って1回受けたことがあるだけで
最近は70歳になったら行きます。それでいいじゃん、と思っていたけど
きっと何もなかったら70になっても受けなかったと思います。

というわけで、まあしょうがない。行くしかないと思った68歳の私です。



空き家の実家の話 最終回

2023年12月31日 | 日記
一気に続きを書きます。

4月に先方の会社の方に実家を見てもらいまして、
売買の手続きに入ってもらうことになりました。
必要なものを持ち出していただいたら、後はそのままで結構ですと
言われて、5月の連休に整理に行きました。

家の中には、押し入れにふとんや、キッチンの食器棚の食器や冷蔵庫や、
父の部屋にはベッドやタンスや、他に大きな全集の入った書棚や
そして、蔵の中には整理するのも途方にくれるモノが溢れております。

そのすべてを処分するのはけして安い費用ではない。
そして借家にするにはキッチンと居間のリフォームも必要で、
まあ、売買金額だけ見たらびっくりするかもしれないけど、
借家にするために買い取った会社の投資はバカにならない。
ありがとうございます。よく買ってくれました。

父の日記やたくさんあるアルバムや、
座敷の鴨居に並ぶ曾祖父母からの写真など最低限のプライベートなものを
私の手で処分しながら、思わずそんな言葉がもれます。
(鴨居の写真はスマホに記録)

アルバムは、広げて見だしたら切りがないので目をつぶって全部処分。
でも、そんな中でもポロッと1枚落ちた写真が目に入って、
それは叔父に渡したり。

そして気になったのが蔵にあった30本近い掛け軸と屏風。
連休で集まった親戚には、好きなものを持ち帰ってもらいましたが、
連休明けに東京に戻って、古美術を鑑定買取する会社に連絡し、
家の明け渡しをする5月末までに1回見てもらうことにしました。
曾祖父へのリスペクトです。

ただ、実際に見てもらったところ、ああいうものは箱書きが重要なのに
箱が残っていないことと、昔のことで囲炉裏の煙でかなり傷んでいて
(掛け軸は曾祖父がもっと山奥の家で集めたものです)
ほとんど価値にならなかったのでした。
でも、それならそれでよかったのです。
その中で、私が気になった茶室用の小さな掛け軸があり、
鑑定してもらったら、落款の作者ではないですねと言われたのですが、
私は好きで、それをもらいました。

最後にお酒とお塩を敷地の四隅と家の中(居間と座敷)に供えて、
叔父と一緒に鍵の引き渡しをしました。

長いブログにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
私の実家はなくなってしまいましたが、土地と家は蘇りました。
現在、どなたかが借家として住んでいらっしゃるようです。
本当に良かったと思いました。



空き家の実家の話 その6

2023年12月31日 | 日記
今日は大晦日、今年もあと数時間で終わりです。
更新がめちゃ遅くなりました。年末は仕事もめちゃ忙しい。

さて、市内の不動産屋さんとやっとつながった前回の続きです。
現地を見てくれた不動産屋さんは、
まだ状態がいいからそんなに悪い値段ではないのでは、
と言ってくれました。

そして毎週報告をくれるようになったのですが、
そこからがなかなか厳しい。
どうも建物が大きすぎて買い手がつかないとのこと。
まあ、6DK+蔵では、今の世の中そんなに使いこなせない。
しかも解体すればしたで土地代より高くなる……。
こちらとしては、叔父と話し合って
とにかくマイナスにならないことを最低条件としました。

そして2ヶ月ほど経った時に、
家を買い取って借家にしている会社が、
興味を示していますがどうしますか?と言われました。
土地建物はもちろん、家具などすべてそのままで買い取りますとのこと。

そこで浮かんだのが、よくネットに出ている
土地も家もすべてで100万円とか、その辺の広告でした。
実家はマイナスにならないことが最低条件だったので、
先方からの提示額も100万円にも及ばない金額でしたが、
そのくらいの値段で売った物件の話も聞いていましたので、
エーッ何それ!とは思いませんでした。

実際ネット広告に100万で出して、
それで成立することは少ないと思います。
ただ、金額を叔父に話したら、もうちょっと交渉してみろと言われ
えーと、あの、近所に住む叔父がですね……と交渉しました。
その結果先方が、
地域の方に嫌われる仕事はしたくないのでと歩み寄ってくれました!

成立した値段は、
最初に実家をどうしようかと思った時点から思えば、
想定の4分の1の金額でした。
けれど、多分このチャンスを逃したら
実家が蘇ることはないと思ったのです。

私は、実家が長年の空き家でボロボロになり、
庭が雑草だらけになることを一番恐れていました。
空き家に対する固定資産税が高くなるようですけど、
そんなもの元々安いのだからたかがしれてます。
それよりも、あの土地、あの家を死なせたくない。
私の思い出の詰まった実家への愛情というか、そんなものです。
手放すことでそれができるのであれば、
父や母や、祖父母に対して
申し訳ないことをしているとは思いませんでした。