「生きている兵隊」
石川達三
昔、森村誠一の「悪魔の飽食」の踊らされた僕は
もう金輪際 左寄りも右寄りも信用しないことにしていた
たとえどちら側の立場に踊らされてたとしても
踊らされとることに自覚しとかんと 後々ムカつくことになるねんでと
そーゆーわけやで 731部隊にも南京事件 (1937年)にも
色んな立場の人が色々ゆーもんで 何が何やらさっぱりわかりませんわなので
なんとかしたいと思うとったわけです
いや ほんまはどーでもエエんですけど
ミーハーなもんで そろそろ そーゆー事にもハラハラドキドキわくわくそわそわオモシロおかしくなりたくなっただけなんです
で たどり着いたのが これ
「生きている兵隊」石川達三/著
生きている兵隊 (中公文庫) | |
クリエーター情報なし | |
中央公論新社 |
やっぱし石川先生は アマゾン評でボロクソに書かれたりしません
これは安心しでけますと
帰宅道すがら 大慌てで購入
当然 通勤電車で読む
読む
う~ん
参った
さすがに ペテン師わちゃわっちゃの森村誠一とは丸っぽ違う
ゆーか ハラハラドキドキミーハー感でとっついた心持ちを
ドーンと張り飛ばされる感ありです
石川達三先生(やっぱし先生ゆーてしまいますよねー)の本は 昔「青春の蹉跌」や「僕たちの失敗」は
映画やテレビドラマの原作本だからゆーミーハー心で接触して ずいぶんショックを受けたが
他の著作にはめんどくちゃくて手つかずやったんです
これは これは
「生きている兵隊」
色んな意味で ひっさしぶりに ド~ン!な書き物です
石川 達三(1905年(明治38年)7月2日 - 1985年(昭和60年)1月31日)
たとえまちがっていたとしても
今後の森村誠一対策の一貫として
レビューがあんなに盛り上がっているのを見たの初めてです。レビューだけでけっこう勉強になります。というか、こんだけ書かれれば『悪魔の飽食』読まなくていいじゃん
っていうか読んでも意味ないじゃんって思いました。