アップル、iPhone14を発表
交通事故時に自動通報する機能も
米アップルは7日午前(日本時間8日未明)、iPhone (アイフォーン)の新製品「14」を発表した。処理速度やカメラの性能を向上させたほか、交通事故時に自動的に通報する機能も加えた。アップルはこの日、スマートウォッチ「アップルウォッチ」などの新製品も発表した。
iPhone14では、現行の最上位機種「13 プロ」と同じチップを搭載し、動画などの処理速度を向上。カメラの処理性能も改善し、暗い場所でもより鮮明な写真が撮れるようにしたという。車で事故を起こした際には機器の衝撃度から事故を認識し、自動で緊急連絡先に発信する機能も加えた。衛星通信ができる機能も加え、北米では11月から衛星経由で救助を求める「緊急SOS」機能を使える。日本での導入は未定という。
画面サイズ6・1インチの「14」は米国での価格が799ドル(日本での価格は税込み11万9800円)から。9日から予約を受け付け、16日から発売する。
最上位機種の「14 プロ」では、最新のチップに加え、現行の4倍となる4800万画素のカメラを搭載。聴いている音楽など知りたい情報が常に画面上部に表示される機能も加えた。価格は画面が6・1インチの「14 プロ」が999ドル(同14万9800円)から、6・7インチの「14 プロマックス」が1099ドル(同16万4800円)からとなる。
アップルは、アップルウォッチの新製品「シリーズ8」も発表した。皮膚温センサーを搭載し、過去の排卵など月経の周期をより把握しやすくなるという。また、アップルウォッチの上位機種「ウルトラ」も発表。雪山や砂漠など過酷な環境下でも使えるよう本体にチタニウムを使い、水深40メートルまでのダイビングにも対応する。シリーズ8は税込み5万9800円から、ウルトラは12万4800円からとなる。
(2022.9.8.朝日新聞)
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