先日、お気に入りの「グレートハンティング」ってゆー映画がヤラセだっつー事実に幼稚君はショックを受け(ま、やらせでも本当でもどっちでもイイんだけんどね)ネットを調べ倒しておったら「ソドムの映画市―あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争 」とゆー書物がアマゾンでめっさ安い値段にて販売されていたので著者も出版社も見ないで注文
昨日その本が届いていて、「あ、日焼けしてる、ヤだぁ、読む気そがれるなぁ(1996年発行)」と思いパラパラめくっていると、著者が中原昌也
え~っと誰だっけ~聞いたことことある名前
あ、そーだ「暴力温泉芸者」の人
あらら懐かしい暴力温泉芸者って響き
さすが「ネガティブ」についての造詣が深いです
「これはアルゼンチンで実際に撮影された殺人フィルムです」というコピーのついた映画『スナッフ』。70年代のやる気の無い時代を象徴するようなスラッシュ・フィルム。あまりの出来のひどさに配給会社が勝手に殺人シーンを撮り足して、そっちの方が評判になってしまったドン底の映画。でも、ぼくにはとっても一番大切な映画だ。実際はただの出来損ないのスプラッタ映画だが、このコピーを超えるようなキャッチコピーはぼくは見たことがない (前書きより)
何日か前に「この映画はそんなにみんながゆーほど悪い映画ではない」と自信無げに書いたhttp://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/e/3f81d8c1e7cc2573ddb61a13ed14a27dのですが、中原さんは「一番大切な映画だ」とまで言ってのけちゃってる。イイのか本当にそれで大丈夫か?
大丈夫でしょう
Hair Stylistics, Karaoke Country Zonehttp://jp.youtube.com/watch?v=4U1U1mlrG0w
だもん
そんでもって
Hair Stylisticshttp://jp.youtube.com/watch?v=3zSYU1xIRB4
だもん
さすがに「暴力温泉芸者」の映像はなかったYou Tube
折角ウォホールやキューブリックやトビーフーバーやバーホーベンの的を得た批評が展開されているにも関わらず、古本ゆえの「日焼け」と「臭さ」が気を削がれる削がれる。
イイこと言っているのに本の匂いがカビ臭いからちっともイイこと言ってる説得力に欠ける。これは誰のせーでもない。全く期待していなかったので最安値のやつ(送料の方が高くつくってやつね)を購入したんだが、こんな良書なら本屋に売ってる新刊にすればヨカッタわいなぁ~後悔先立たず
そんでもって今朝はそんな中原さんの画像を拾い乞食していたら、なぜか浅野忠信殿の画像がチラチラでてくるのでなんじゃいなと思ってその記事を見てみると・・・
青山真治監督の最新作『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』がいよいよ公開される。青山監督のデビュー作『Helpless』以来の出演となり本作では自然界の音を集めて暮らすミュージシャンを好演している浅野忠信、暴力温泉芸者としてカリスマ的な人気を誇るミュージシャン中原昌也、この2人の奏でる音楽が、自殺病のウィルスを抑制するとされるのだ。
■大ファンだった中原昌也との共演
Q:完成した作品をご覧になった感想はいかがでしたか?
浅野:(宮崎に)いかがでしたか?
宮崎:先に言ってください(笑)!
浅野:おれかあ……なんか中原さんの演技を見ているときにどんな風に映るんだろうってすっごく気になってたんですよ。それが映画になると意外にまともに映っていてびっくりしました。中原さんって実際はすごく面白い人なんで、現場にいると僕も中原さんにつられてリラックスしている自分がいたりしたんです。それで、どんなんなるんだろうって思って映画観たら、「あ、ちゃんとしてる」って(笑)。それにすごくびっくりしましたね。
なんじゃこりゃ、また宮崎あおいが出てきたよ、かなんかなん
僕は宮崎あおいさんはあまり好きではないんです(どちらかゆーとキライ系)が御存知かとは思いますが宮崎あおい倉庫http://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/s/%B5%DC%BA%EA%A4%A2%A4%AA%A4%A4
なぜか、どちらかとゆーとキモチワルイと思っている宮崎さん関連の記事が僕のブログ内ではダントツ1位ぐらいに多いのではないでしょうか、突っ込み所が多すぎるんでしょうか?突っ込みたくもないんですが・・・
ま、そんな人気者の中原昌也さんのことは、誉められてより ボロクソに言われてる感じの方がわかりやすいかとアマゾンで1円で売られてる「マリ&フィフィの虐殺ソングブック (河出文庫―文芸コレクション) (文庫) 」の書評でもコピペしておきましょう
これが前衛文学? ダメ男の愚痴にしか読めないが・・・。
これが「21世紀のための文学」なら,お先真っ暗だ。
みんな騙されてるんじゃないか?
「無軌道」や「破壊」がカッコいいなんて,これこそ20世紀の遺物のはず。どこまで劣等感をふりかざすかはご自由としても,文章の品性のなさだけは耐え難い。
久しぶりに「あかんたれ」という大阪言葉を思い出した。
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そもそも90年代にミュージシャンとして「暴力温泉芸者」の名でブレイクした時から、彼の作品そのものがまともな鑑賞に堪えるようなものでないことは、少しでも気の利いた人間なら皆知っていたはず。ことさらに演出されている事を誇示した意識的自己卑下・自暴自棄なキャラクターと旧渋谷系とのコネクション、それにライター(小説家ではない)としての文才によって、かつての彼はカルチャー界(?)に一定の位置を占めていたように思う。それが小説家としてのデビューを果たして、あろうことかその内容を「真顔で」褒めるような人たちがアカデミズムの側にも現れるのを見て、彼に才能が無い(本人が言うように)ことなど誰もが了解済みだとばかり思っていた自分は仰天した。文壇政治の操作などというものが未だに機能しているのだとしたら、多分この著者および読者がその最もたるものだろう。「あえて」「狙って」「逆にそこが」 勘弁してほしい。これは悪い、しかも寒いジョークだ。彼の小説を巡る評価、ここには政治以外の何者も存在しない。
ぃヤ~ん、みなさんキビチィのねぇ~
浅田彰もチビシィよhttp://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/special/asada/010713.html第14回三島賞をきっかけに/浅田彰
僕は中原さんの文体は読み易くってイイな~と思いました。この歳になると読み易い のが最優先でっさかいね
ま中原本は追々読んでいくとして、ひさびさに中原さんのノイズでも聴いてみんべぇ~とアマゾンでHAIR STYLISTICSのCDを(希望値段300円)を探したら
ヒェ~中古で9000円もするぅ~
誰かダビングして送ってくれろ
中原昌也殿の勇姿Hair Stylistics + Astro + Jazzkammer + Reiko.Ahttp://jp.youtube.com/watch?v=3Sj7nZYMOUs
中原昌也 作業日誌 2004→2007中原 昌也boidこのアイテムの詳細を見る |
この2ヶ月ばかりその商才にまんまと引っかかり、本・CD・DVD買いすぎカード会社から「通帳にお金入ってまへんで」とゆー督促状が来てしまい、嫁に「どんだけやねん」と罵られてしまいました。
アマゾンのイイ鴨さんですガーガー
他人のハナクソはかなりイヤですねー
いちおう届くご本は綺麗なのですが、もしかしたら前所有者のハナクソとかついているんじゃないの・・・などど考えてしまう想像力に欠ける自分が好きです。