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ランス・アームストロング7連覇タイトル剥奪と追放処分 

2012年10月24日 | 社会
(CNN) 国際自転車競技連合(UCI)は22日、ドーピング違反を指摘されたランス・アームストロング氏(41)が自転車ロードレースのツール・ド・フランスで獲得した7連覇のタイトルをはく奪し、自転車競技から追放する処分を決めたと発表した。

記者会見したUCIのマクウェイド会長は、「自転車界でランス・アームストロング氏の居場所はなくなった」と通告した。

これに先立ち米国の反ドーピング機関は、アームストロング氏がプロの自転車選手としてドーピングにかかわっていたことを示す膨大な証拠があると認定。これに対し、アームストロング氏は一貫して無実を訴えていた。

フランス自転車競技連盟はUCIの決定を受け、アームストロング氏がツアー優勝で獲得した賞金295万ユーロ(約3億円)の返還を求めると表明した。

さらに、同氏のツール・ド・フランス優勝に対し多額の報奨金を支払っていた保険会社の米SCAプロモーションズは、アームストロング氏に対して報奨金の返還を求める法的措置を検討していることを明らかにした。請求金額は計1200万ドル(約9億6000万円)に達する可能性がある。

アームストロング氏のドーピング違反をめぐっては、これまでにスポーツ用品大手のナイキなど、大手企業が相次いでスポンサー契約解除を発表。22日にはサングラスなどの用品を提供していたオークリーが新たに契約打ち切りを発表した。ただし、がん患者の闘病を支援するランス・アームストロング財団の支援は続ける方針だとしている。







米国反ドーピング機関(USADA)は10日、自転車競技から永久追放処分とした自転車ロードレースの元選手、ランス・アームストロング(41)の薬物使用に関する調査報告書を発表した。

報告書にはアームストロングが使用、配布した薬物の支払いに関する書類やメール、科学的データ、検査結果などの証拠と、元チームメート11人による証言が含まれているという。

USADAは、アームストロングと所属チームが、スポーツ界で類を見ないほど最も精巧なドーピングプログラムの中心にあったとしている。がんを克服したことで知られるアームストロングは、薬物検査で過去一度も陽性反応を示したことはない。

なおこの日は、USADAの調査に協力して証拠を提出した元チームメート5人が、薬物使用を認める声明を出した。

USADAは長期間に及んだ調査の詳細を発表するよう求められたため、10日に調査の要旨を発表。後に報告書全体を公開する予定であると伝えた。

アームストロングの弁護団は10日、この発表を受けて、「悪意に満ちた内容」と非難。古く不確かな情報や強制された証言、密約などに基づいて話を仕立てており、過去にアームストロングが600回に及ぶ薬物検査に合格していることや無罪を証明する証拠を全て無視して、たった1人の競技者を調査するために国民の税金から何百万ドルもの費用を長期間つぎ込んだことを正当化するためのものだと述べた。






自転車ロードレースのジョージ・ヒンカピー(39、米国)は10日、かつて禁止薬物を使用したことを認めた。ヒンカピーは6年前に薬物の使用を止め、自転車競技の信頼性回復のために自分の過去を明らかにすることを決めたという。

ヒンカピーはランス・アームストロング(米国)が1999─2005年にかけてツール・ド・フランスで7連覇を果たした際、いずれの大会も同じチームに所属。非公式にアームストロングのサポート役を務めていた。

ヒンカピーは声明で「自転車ロードレースを愛し、競技に貢献してきた自負、そして競技から得たものの大きさを考えると、選手生活のある時期に禁止薬物を使ったことを認めるのはとても心苦しい」と述べた。

さらにヒンカピーは「自分がプロになった初めの頃は選手の間に薬物使用がまん延していた時期で、薬物なしで高いレベルで競い合うことは不可能だった」とも明かした。

USADAはこの日、ランス・アームストロングに関してヒンカピーとフロイド・ランディス、タイラー・ハミルトン(ともに米国)ら、元チームメート3人を含む11人が提出した証拠を含む調査報告書を発表していた。




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