「砂の惑星」への返礼
アンダーグラウンドとオーバーグラウンドのバランスが絶妙に取れています。遂にやりました。これでリンチ映画の縄張りが決まりました。
でも、どっちにしても、とてもバランス感覚がイイ人なんですよ。キチ外と普通のバランスがね。車の運転も超巧いらしいし。
これもサントラ盤も実に素晴らしく、私映画のサントラなんか買ったことなかったんですが、この映画は別でした。大好きな曲「Love Letters」が入ってます。2年位前にやったブルース映画特集みたいなんで、トム・ジョーンズがジェフ・ベックのギターでこの曲やった時は、ほんま鳥肌立って号泣しましたんよ。
このサントラではKetty Lesterっておばさんが歌ってます。
僕は「In Dreams」って曲が聴きたくってこのCD買ったんです。
この映画の中で「イン・ドリームズ」歌ってるシーンは、ほんまに背中一面に鳥肌ぶわーっと立ちましたねー、カッコよ過ぎです。
ストーリーはチープなサスペンスなんですが、勿論立派なリンチ映画ですからストーリーなんかどーだってイイです。でも皆さんたどたどしく一生懸命やってらっしゃいます。
とにかくうっとりするシーンがテンコ盛り、冒頭の花畑とか耳とか、立ったまんま頭からシューって血飛沫あげてる死体とか・・・
もちろんイザベラ・ロッセリーニもめちゃめちや綺麗です。不健康なのに美しい人って世の中ではこの人ぐらいじゃないでしょうか。
遂にデビッド・リンチが戻って来ました。しかも総天然色で
グレイトです。ほんまグレイトです!
ほんとにウットリする映画ですね。
冒頭の花畑、すんごく良いですね。
ラストのミョウな爽やかさも、マクラクラクラクレンのもみあげパッツンも何だか好きです。
デニス・ホッパーこえぇ~
ラストどんなんやったっけ?デニスホッパーは無理矢理演技してる感が余計にキモチ悪くってよかったですね。