菜乃花
(1989年〈平成元年〉7月7日 - )
グラビアJAPAN2011にてデビュー
2019年12月20日発売のDVD「Last Message」をもって、イメージDVDを卒業したが、グラビア活動は継続する
2024年6月21日、自身のX(旧Twitter)にて、同年8月26日にラスト写真集が発売されることを報告。また、同6月21日発売の写真週刊誌「FRIDAY」(2024年7月5日・12日合併号、講談社)にて、ラスト写真集から先行カットが公開された
「月収100万円も余裕だったけど…」過去最大の露出でグラドルを引退 菜乃花(35)が貫いた仕事の美学
「日テレジェニック2015」に輝き、“カープ女子”としても人気を博したグラビアアイドルの菜乃花が、8月28日に発売された写真集「しずく」(講談社)をもって、グラビアアイドルを引退する。写真集の見どころからグラビアへの思いを聞いた。
7月で35歳を迎えたが、その美貌は相変わらずだ。グラビアアイドルとしてデビューしたのは2011年、22歳の頃。その後「日テレジェニック」に選ばれるなど活躍し、30歳で事務所を離れフリーとなった。 ちょうどその頃に筆者が取材した記事で、グラビアの後輩たちに「飲み会での人脈作りなんて意味ないよ」と業界の問題点、そして若手への思いについて本音を語ったことが大きな反響を呼んだ。 「あの記事については経済ジャーナリストの方だったり、予想外の方から反応をもらいました。夜の人脈作りに関しては、若手の芸人さん、俳優さんは顔を出して為になることはあると思うんですけど、女の子はあんまりそこを頑張っても。危ないですし」 実直な性格は今も変わらない。記事では、グラビア全体の露出度がいきすぎていることへの危機感も露わにしていた。 「露出を売りにしたい子はすればいいし、したくない子はしなくていいというスタンスなんです。でもあの記事で、露出したい子から『うるせえ、好きでやってるんだ』ってキレられたりもしました(焦)。個人のSNSならまだしも、プール撮影会だったり、グラドルがみんなで一緒にいる場で激しい露出をされると並びづらい子も出てくると思うんです」
菜乃花は6月に、8月26日に発売された写真集「しずく」を最後にグラビアアイドルを引退すると発表した。昨年から、漠然と次の作品がグラドルとしては最後になると考えていたという。 「『次で最後にするんだ』と友達と話してた時に、その友達が言ってくれた『引退試合できる人って限られるからすごいことだと思うよ』という言葉がすごく嬉しくて、しっくりきたんです。戦力外通告を受けて消えるんじゃなくて、これで最後と自分で区切りをつけて引退ができるってありがたいことだなってしみじみ思って」 「年齢でキリをつけて最後なんて言うと『歳なんて気にするな』と言われるんですけど、そうじゃなくて、節目を気にしているんです。やりきったという思いがあるからグラビアアイドルの菜乃花としての作品は最後にしようと思いました」 カメラマンに笠井爾示を迎えた写真集の撮影は関東近郊で行われた。 「作品にテーマらしいテーマはないんですけど、最後なので今まで守ってきたものを気にせず撮影に挑みました。笠井さんのカッコイイ、生っぽい雰囲気に私のニュアンスであるちょっとしたあざとさ、かわいさみたいなものをスパイスとして残してほしいとは伝えました。そこは菜乃花としてやってきた中で求められてきたのものではあったので」 ラストと決めたこともあり、過去最大の露出も見せた。 「トップのチラ見せや透けはこれまではやってこなかった部分です。私の中ではかっこいい写真を撮りたいという気持ちで気にせず撮るぞと挑んでいて、そこまで大きなこととは思っていなかったんですけど、周りの友達にはとても驚かれて、かなり予想外だったみたいです。最後の写真集がひっそりと終わるのも嫌だったし、出来上がった作品が素敵ならそれでいいという気持ちがありました」
グラビアアイドルとして最後という実感はまだないが、同時にこれ以上はやることがないと考えている。 「これは負け惜しみでもあると思うんですけど(笑)。芸能でもっと売れていたり、お金があったらよかったことってたくさんあると思う。けれど、途中で有名になることやお金をもらうことと幸せって比例しないなとすごく感じていて。売れるために嘘をつかなきゃいけない時もあると思うんですけど、私にはできないなって」 自分を大切にする生き方は令和らしい生き方といえる。 「フリーになってからお金を得ようとすれば、やれることはあったと思うんです。もし撮影会だったりイベントや、ファンクラブサイトなどをやれば月収100万円は余裕だったろうけど、私の美学とは違うかなって。私、自分の意思の優先順位が高いんですよ。無理して有名になるより、規模は小さいかもしれないけど、自分が好きなことをしてそれを評価してくれる人たちとやっていこうって。それが私的にはちょうどいい幸せだったんですよね」 妥協を求められることの多いグラドルという仕事の中で、菜乃花は最後まで自分を貫き、そして笑顔で幕を下ろした。
菜乃花 水着・下着・セミヌード
菜乃花 水着・下着・ヌード
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