すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

偽善は処罰されます「ニンフォマニアック」Vol.2

2014年11月03日 | 映画・テレビ・動画

「ニンフォマニアック」Vol.2

(Nymphomaniac)

監督 脚本
ラース・フォン・トリアー



3連休は予定外で毎日映画館に出かけるハメに 最終日の〆は
〆らしく 「ニンフォマニアック」Vol.2

よかったでやんす
文句無しに 2014年一等賞の映画でしょう
全てのエピソードが秀悦なオチのための前振りなんすか
いちいち腑におちることばっかしで
かなり共感でけることが多いVOL.2
VOL.1は青春版でしたが Vol2は疾風怒濤なのです



とにもかくにも
こーゆー映画を作ろうとした動機と
撮り切った実行力に敬意を表したいと思います
ナイス・ナイス・ラース・フォン・トリアー

Charlotte Gainsbourg - Hey Joe

Vol.1の時は印象が悪かったシャルロット・ゲンズブールが好印象に転向





CHAPTER 6 東洋と西洋の教会(サイレントダック)」
言葉の通じない黒人二名との3P 尻穴担当か性器担当かでずっと揉めてる黒人
ぼかしはあるが 勃起してるのがわかるので許せる でも ここはボカシない方がユーモアの効いた絵になっていたでしょう
それにしてもシャルロット・ゲンズブールの乳首はでかい





Kに拘束されてのプレイ 乗馬用鞭&ロープばら鞭 子供と男に捨てられても プレイを取ったご褒美はサイレント・ダック?
この拘束と鞭打ちの 順番待ちとか 声の出し方とか クリの擦り方とか いちいちリアルでひつっこく撮っていて抜群にイイんですよ
鬱陶しい団鬼六のよーな様式御都合主義になりがちなんですがねフツー
こーゆーやり方もあるんだなと感心することばかり











CHAPTER7「鏡」



SEX依存症とニンフォマニアックは違うとゆー

CHAPTER8「銃」





車を燃やすBGMはトーキング・ヘッズ
ペドフィリアの男の勃起したイチモツをシャルロット・ゲンズブールがお口に
ペドフィリアの人は大人女子のシャルロットにフェラされたらふにゃチンになるやろと突っ込み入れたくもなるが
ぼかしても勃起がわかるもんを口に入れたシャルロットには敬意を表したい



少女役のミア・ゴスがシャルロットのどでかい乳首を口に含んだりぺろぺろしたりします
でも レズシーンがくどくないので助かります
全体的に云えることですが 性描写がひつこくないので好感を持てます
これが 他の奴の演出やとこーはいきませんからね

手持ちの不和ふわしたカメラワークも最初は鬱陶しかったですが 
だんだんと意図のあるテクニックだったと思い直すよーになりました そりゃそーですよね


EPILOGUE
オチが抜群ですな
期待通り
風俗店に行って「君はこんな仕事しててはいけない」とか説教たれるくせに しっかり勃起して出すもん出して帰るおっさんと同じ
偽善
中年童貞を通り越して老年童貞のステラン・スカルスガルド なんだかんだゆーて 眠りについたシャルロットのケツにふにゃチン擦りつけにいきます
期待通り 射殺されますな
これを カタルシスと云わず何と云いましょう



だってVol.1の時から なんかムカつくおっさんでしたからねー
レギュラーのステラン・スカルスガルド
最後のチンコポロリの情けない風体は100点満天でやんす
さすがレギュラーのエース 
今までの屁理屈は このシーンのための全て前ふりやったんですな

黒味からのエンドロール
曲は HEY JOE テロップを見てると プロデュースBECKとありました
やっぱし
最後の最後までぬかり無し
パーフェクト!

ラース・フォン・トリアなのに滅入らず楽しい「ニンフォマニアック」Vol.1 2014年10月

「ユリイカ 」2014年10月号の特集はラース・フォン・トリアーです

ユリイカ 2014年10月号 特集=ラース・フォン・トリアー 『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』から『ドッグヴィル』、そして『ニンフォマニアック』へ
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大きな写真「ニンフォマニアック」ステイシー?マーティン
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4 コメント

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落ち (imapon)
2014-11-03 21:53:45
近来稀にみる秀逸な落ち。想像通りであっぱれでやんした。
KとのSMプレイ描写分析。なるほど、やはり見る所が違いますね。
ラース・フォン・トリアーの中で一番でしょう、これは。
・・・3本しか見てないけど。

ビョークのやつは劇場でリバイバルあれば速攻で観るんですがね・・・、待ちましょ。


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imapon様 (よしはら)
2014-11-03 22:33:07
あのオチはまさかと思いました
一応ユーモアとかコメディ感は散らばめてましたが、最後は芸術は方向で取りまとめるんだろーなーと、でも、本当は下世話に落として欲しいねんけどなー、とほのかな期待にうんと答えてくれましたもんねー、しかも射殺してくれるし
SMシーンて外国も日本もなんか似てるじゃないですか、本当はあーじゃないのに、
この映画は本当にリアルでしたね、間合いとか呼吸とか、痛みの表現とか、快感の表現とか、これは世界一だったと思います
自分もめんどくさいので、最初の2本で見るのを止めてましたが、コンプリートしないとあきませんなー
ビョークのは本当にビックリの連発でしたでー、オチは最悪ですしー(褒め言葉)
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Unknown (みき)
2014-11-04 21:50:36
「ニンフォマニア」はDVDを待ちます。でもシャルロットは「アンチクライスト」に続いて体当たりですね、さすが愛と芸術のパリっ子だわ。

「ドッグヴィル」に続いて「マンダレイ」を見たんだけど、似たようなオチでした。主人公のギャングの娘が、変な正義感でもって余計なことして、ドツボにまって「さすが俺の娘」と父ギャングを喜ばせるパターン。

陰険なSEXシーンが必ずあって、女性に不快感を与えてくれます。

でも一番脱力するのはエンディングがD・ボウイの「ヤングアメリカン」なんだよね。ディスコ調の軽いビートが、キツネにつままれた気分にさせてくれます。

まさか二作とも「ヤングアメリカン」で〆るとは・・・
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みき様 (よしはら)
2014-11-04 23:32:39
ラースをそのうち全部観やんとあきませんなー
途中で観るのを止めたドッグヴィルから始めてみる予定です
ボウイのヤングアメリカンですか、あれをどーゆーよーに使っているのか楽しみです。あの曲はちょっと好きな曲だし。
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