すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

クロク、ヌレ!

2012年11月29日 | 書籍

「クロク、ヌレ!」
真梨 幸子


とっかかりがめんどくさくて なかなか入っていけかなかったですが
どこからか スコンと入る道があって がしっと掴まれ ザクザク読み進め
なんとなく ミステリーかなぁ~とゆー展開になって
後半からラストにかけて ミステリー一色で だんだんとめんどくさくなり
オチは なんべんかのどんでん返しで どーでもよくなる

前々からゆーよーに 自分はミステリーとか推理とか謎解きとかが めんどくちゃいので好きじゃない
どーでもイイ 
だって作者の方の都合のイイよーに どーとでもできるわけでしょ あれって
あれはズルいですよね
だからどんでん返しとか云われても ビックリしたためしがない
別にどーでもエエとなってまう
そちらさんの都合ですし

期待させられたのは 
クロクヌレは案の定ストーンズの「黒く塗れ」からの由来で
ブライアン・ジョーンズのプール謎の死がインスパイアーされていて
ゴッホ的な 兄弟愛と
人生の重荷的な人材とか
女子同士の確執とか
母娘の確執とか
処女の泉とか
高度経済成長とか
そーゆー時代の前衛とか青春とか
きょうびのメディア操作とか
そーゆーのをミステリーに織り込まれていて
まんまと エエ按配で ノリノリに乗らされてしまい
ラストに近づくにつて 細かく細かく収束していくのが
めんどくさくなってきて覚めて 乗りから降りたら
ずいぶんと騙されてた感がした

もう真梨さんの手には乗らない
とゆーか乗れない


あと ゴダールのストーンズフィルムでのブライアンの扱いをご覧下さい ブライアンの音が意図的に全部抜かれているのです
ブライアン・ジョーンズ周辺の真意の謎解きをしたいのであれば
「Jajouka」をなんべんもなんべんも深く聞き込む方をお薦めします
「何か良い事が、きっとあなたにも起こる」ようです

Brian Jones at Joujouka (art by William S. Burroughs)

「黒く塗れ!」とゆー曲は僕はあまり好きではありません


クロク、ヌレ! (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社



ブライアン・ジョ-ンズ・プレゼンツ・ザ・パイプス・オブ・パン・アット・ジャジュ-カ
クリエーター情報なし
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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