
メガソマ属
メガソマ属はゾウカブトと呼ばれるカブトムシです。特徴はその大きさで、
ダイナステス属のように角が長いのではなく、体がしっかりしたつくりで重量感があります。
とても存在感がありますが、見た目とは裏腹に成虫時の寿命の短さなど、はかない部分もあわせもってます。
エレファスゾウカブト Megasoma elephas(Fabricius,1775)
Elephant beetle
産地 メキシコ、コスタリカ、パナマ
サイズ ♂50~135mm ♀50~85mm
初令~羽化 18~24ヶ月
休眠期間 約1.5ヶ月
成熟期間 2~3週間
幼虫飼育温度 22~26℃
成虫飼育温度 20~24℃
ブリード温度 22~26℃
The Biggest in Mexico - Elephant Beetle (Megasoma elephas)
本属はメガソマ属の中で、もっともポピュラーな種として知られており、体のほとんどがビロード状の毛に覆われている。
メガソマ属の中ではアクテオンと並ぶ知名度と存在感でダイナステスなどにも引けをとらない魅力がある。
本種はアクテオンに継ぎ、分布域が広いことで知られている。名前の由来はラテン語の「象」からつけられている。

本種はメガソマ属の他種と比べ、頭角が長くなる傾向にある。左右の胸角は本種と酷似するオキシデンタリスと比べ、斜め前方に突出する。
同じメガソマ属のマルスやアクテオンに比べると横から見た時に尻部が極端に平たく薄いのも特徴。
数ある産地の中でもコスタリカ産が大型化すると言われている。

幼虫
飼育に関しては、大型種なのでかなりの大食であるが、餌切れさえ注意すれば飼育温度も22~26℃で飼育しやすい種。
幼虫期間は1.5~2年と若干長い。
一時的に20℃を下回った場合も死亡してしまうことは滅多になく、大型個体を羽化させたい場合は適温を保って飼育すること。
マットは一般的なカブト用マットを使用し、湿度は手で握って崩れない程度を目安とする。

孵化直後

幼虫

この大きさになるまで1.5年~2.5年かかる

蛹もとても大きい
成虫
本種は羽化してから成虫期間が3ヶ月とあまり長くない。餌を食べるペースや行動の活発さなど、後食開始後の様子をよく観察してペアリングに移行する。
メス個体が大型になるため、特大プラケース以上の大きさの物を選ぶ。ケース底部を押し固め、その上にマットを敷く。
本種は手がとても長いため、転倒防止材も忘れずに入れる。
温度・湿度共に幼虫飼育と同様に22~26℃、手で握って崩れない程度に調節する。

産卵セット。湿度管理に注意

採卵した卵

♂

♀
以上 図書館より借りました↓の本から写経しました
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