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「頂き女子りりちゃん」渡辺真衣 懲役9年の実刑判決

2024年04月23日 | 社会

「頂き女子りりちゃん」に懲役9年の実刑判決 名古屋地裁

 
「頂き女子りりちゃん」の名前でSNSで活動し、男性3人から計約1億5千万円をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われた渡辺真衣被告(25)の判決公判が22日、名古屋地裁であった。大村陽一裁判長は「意中のホストらの売り上げに貢献するために犯行に及び、刑事責任は相当重い」などとして、懲役9年・罰金800万円(求刑懲役13年・罰金1200万円)の判決を言い渡した。
 

判決によると、渡辺被告は2021年3月~23年8月、「親と縁を切るのに手切れ金が必要」などとうそを言い、男性3人から計約1億5千万円をだまし取った。また、金銭をだまし取る方法を記した「1ケ月1000万頂く頂き女子りりちゃんの【みんなを稼がせるマニュアル】」などをインターネットで販売し、これを購入して約1千万円を詐取した名古屋市の女(21)=詐欺罪で有罪が確定=の犯行を手助けするなどした。

 判決は、被告が言葉巧みに被害者に恋愛感情を抱かせつつ、一人二役を演じるなどして詐取を繰り返した手口を「男性心理を手玉に取り、好意につけ込む狡猾(こうかつ)な犯行」と非難。生命保険まで解約し、ほぼ全財産を詐取された被害者もいるなど結果は重大と指摘し、「マニュアルを販売し、男性の籠絡(ろうらく)方法を助言するなど、主体的に同種犯罪を助長した点も悪質」と断じた。

 

“頂き女子りりちゃん”独占手記 「ごめんなさい、私は狂ってる」 家族に絶望 売春からホストに...

 

渡辺被告の手記より「お前、包丁隠しただろ。今から包丁買ってきてお前のこと殺すからな。私は本当に殺されちゃう、怖い誰か助けてと思い、勇気を出して、110番を押しました」

しかし駆けつけた警察官の目には、“親子げんか”に映ったという。

渡辺被告の手記より「アイス買ってきて仲直りしようと思ったんだって。私の心、全部崩れ落ちて何にもなくなっちゃった。この世界に期待するのをやめた日でもありました」

さらに、心のよりどころだった母親からも、心ない言葉をかけられたという渡辺被告。

家族に絶望した末、最初に居場所を求めたのはネットの世界だった。

ネットで出会った年上男性の欲望に体で応えることで、自身の存在意義を感じる日々。
そして20歳のころ、さらに満たされる場所に出会った。

渡辺被告の手記より「ホストだけは笑わせてくれて、すごく楽しいと感じさせてくれた。こんなに楽しい経験、生まれて初めてで幸せだった。生きる意味を見つけられた、とすごく気持ちが明るくなり、人生が救われた気がした」

渡辺被告はこのころ、風俗店勤務で得た収入をほぼ全て、1人のホストに貢いでいたという。

しかし、金を用意できず、「ホストをNo.1にできなかった」という理由で、自身の存在意義を見いだせなくなった。

そんな時、頂き女子誕生の決定的出来事があったという。
それは、渡辺被告のもとに届いた、1通のLINEだった。

50代男性からのLINE「大丈夫?」、「少しだけなら助けたい」、「真衣ちゃんを助けたい」

渡辺被告の手記より「少しだけなら助けたいと言ってきてくれて、いきなり30万くらいを振り込んでくれました」

手当たり次第に頼み込んでいた風俗店の客からの支援。

この成功体験から、ほかの客からも金を引き出すようになる。

渡辺被告の手記より「私は、そのころからお金はいろんな男性にうそをついてもらえばいいんだと考えが固まりました」

こうして生まれたのが、頂き女子だった。

その後、男性から金をだまし取る自身のテクニックをマニュアルにして販売するようになった渡辺被告。

多いときには、月に400万円をホストに貢ぐようになったという。

当時の罪を振り返った部分は、書き殴るような文字でつづられていた。

渡辺被告の手記より「お客さんから、1000万円を出してもらった。お願いするとき、うそをついて丸めこもうとしている」、「女の子に詐欺を勧めてしまった。被害者もそれにともない増えた。このおかしさに気づいて、やめられてたらよかった。ごめんなさい。私は狂ってる」

2023年8月に逮捕された際、渡辺被告は捜査員に「捕まえてくれてありがとう」と告げたという。

世間の関心を集めた頂き女子が寄せた独占手記。
そこには力強い文字で、次のようにもつづられていた。

渡辺被告の手記より「本当の救いって一体何? それがわかるようになったら、私と同じ境遇の女の子たちに本当の救いを教えてあげられる存在になりたい。もう誰も傷つけたくない。強く生きられる女性になります」

《パパ活女子のカリスマ逮捕》「おぢには“病み営業”」りりちゃん(25)が作成したパパから大金を騙し取る‟魔法マニュアル”のすべて「もう闇金いこうかな…」《懲役9年の判決》

 

巧妙に嘘をついて金銭を騙し取る方法を書いたマニュアルを“パパ活女子”に販売し、自身も金銭をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われていた「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣被告(25)。名古屋地裁は22日、渡辺被告に懲役9年、罰金800万円の判決を言い渡した。

「詐欺になることはわかっていた」と容疑を認めていたという渡辺被告。“パパ活女子のカリスマ”は、一体どんな手口を使ったのか。

〈Q魔法の言葉とは? お客さんに「お金をもらうための言葉」です。たとえば家賃滞納、借金など「お金をもらう理由」を上手に伝えることも魔法の言葉のテクニックの1つです〉  パパ活女子たちのバイブルには、そんな明け透けな言葉が並んでいた。

《腕噛んでいい?》頂き女子りりちゃんが1億円以上貢いだ“青学出身ホスト”の極悪素顔「地獄で会いましょう」「藤井聡太倒すわ」

現在、詐欺罪などの罪で起訴されている「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣被告(25)。彼女が派遣社員の男性(54)から騙し取った金と知りながら、飲食代などとして現金約4000万円を受け取った疑いで、歌舞伎町のホスト「狼谷歩」こと田中裕志容疑者(26)とホスト店の店長、橋本一喜容疑者(34)が逮捕された。

 今回は、組織犯罪処罰法違反の容疑でホストが逮捕されるという珍しいケース。田中容疑者は渡辺被告に対してLINEで「俺も共犯、真衣ちゃんが捕まる時は俺も一緒」という趣旨のメッセージを送っていたとされ、このことから田中容疑者の犯行が裏付けられたという。

「頂き女子」を名乗り、“パパ活”同様の活動をしていた渡辺被告は、虚偽の説明をして2億円近くのお金を男性から騙し取りつつ、その詐欺手法をマニュアルにして販売。X(旧Twitter)でのフォロワーも1万人超えで、「男性を巧妙な手口で騙し取り、そのほとんどをホストに注ぎ込んでいる」ということは歌舞伎町では周知の事実だった。マニュアルを読むと、「りりちゃん」は「寂しく貯金のあるおぢ(男性)」を集中的に狙っていたようだが、彼女がホスト「狼谷歩」こと田中容疑者を継続して指名していたことは、歌舞伎町内では有名だった。

「彼はあのりりちゃんが指名していた、というイメージの強いホストでしたね。3000円くらいの魚の置物を、りりちゃんがホスクラで1250万円ほどで卸していたことを、周囲に自慢気に語っていた。報道では4000万円となっていますが、りりちゃんは1億円以上は狼谷に貢いでいたと思いますよ。りりちゃんは彼に価値を感じていたんだなという印象です」(歌舞伎町関係者)

田中容疑者はSNSでも発信活動を行なっており、X、Instagram、TikTok、YouTubeを運用。ホストとしての売り方や、資産形成術を発信していた。過去に田中容疑者を指名したことがあるというA子さんが語る。

「青山学院大学卒で、『将棋とカバディが好きなんだよね』と言ってて、個性派で売ってる感じでした。『藤井聡太倒すわ!』と息巻いてましたね(笑)。なんだけど、初指名の時点で『腕噛んでいい?』『噛み癖あるんだよね』と言ってて……。怖くて本指名にはしませんでした」

自身のSNSで「2年連続年間1億1000万円」との稼ぎを謳っていた田中容疑者は、大手のホストグループで売り上げ上位ランカーとして表彰されたことがあった。壇上で話す姿の切り抜き投稿では、ホストとしての自分を責めるような言葉が並べる一面もあった。

〈ホストってこの世に必要ない仕事だと思うんですよ。今日壇上に上がって喋ってた人、色々きれいなことを言っても結局、みんな死んだら地獄に……。俺も悪いこといっぱいして、多分、恨んでる人とか、僕が悪いやつって知ってる人この中にたくさんいて。俺身長も低いし顔もこんなだし、売れるにはもう仕方がなかったし。

 だからホストで売れてお金を稼ぐってことは、お金と一緒に罪を背負って、一瞬の煌めきのために全てを失ってしまうということだから……すいませんでした……。女の子は幸せになって欲しいし、みんな俺から離れた人は幸せになってください。地獄で会いましょう〉

 こう語る動画の投稿コメントには、「みんないっぱい傷つけてごめんね。いつかホスト辞められたら、ちゃんと謝って、残ったお金で免罪符を買いたい」と添えられていた。

 こうした一連の流れに対して、「担当と一緒に地獄に堕ちるとかエモすぎる、最高」「私の担当も私がパパ活で騙し取った金でナンバーワンにしてるの知ってますよね、あいつまじで逮捕されないかな」「もし私の仕事を担当が知ってたら逮捕されるかもしれないので絶対に隠したい。担当には幸せに笑っていてほしい」と様々なホスト通いに対するコメントが。一方でホスト側は「渡辺被告が過去に指名していた他のホストも逮捕されるのではないか」と心配の声も上がっている。

ホストで大金を使う子に、『夜職』で稼ぐ子が多いのは周知の事実。その中でもここ数年はパパ活で高額を引っ張る子がより“貢献できる”という認識を、ホスト自身も埋め込んできた。もちろんパパには『ホストで使う』とは言わず、家賃や借金など、中には借用書を偽造してまでお金を引く子もいる。ホスト側が細かく指示を出していたかはともかく、稼ぎ方を知っているケースは多い。先に上げた田中容疑者の「懺悔」も、このことを知ってのことだったのだろう。

男性客に嘘の話で大金を「引く」ことは一種のギャンブル性があり、高額を稼いだ自分に酔ってしまい誇示的にホストクラブで使ったり、X上で男性からお金を引く時の自分のやり方を発信している「ホスト狂い」は多く存在する。

 

 

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