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La Femme d'à côté
1981
「Ni avec toi, ni sans toi」
一緒では苦しすぎるが、ひとりでは生きていけない
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François Truffaut
(1932年2月6日 - 1984年10月21日)
ジェラール・ドパルデュー Gérard Depardieu 1948年12月27日 -
ファニー・アルダン Fanny Ardant, 1949年3月22日 -
ベルナール(ジェラール・ドパルデュー)とアルレット(ミシェール・ボームガルトネル)の夫婦と息子のトマ(オリヴィエ・ベッカール)が暮らす家の向かい側に、マチルド(ファニー・アルダン)とフィリップ(アンリ・ガルサン)の夫婦が引っ越してきた。
アルレットは夫婦を食事に誘ったが、ベルナールは残業で遅れると嘘を言ってすっぽかした。ベルナールとマチルドはかつて恋人同士だったことがあり、彼女と顔を合わせたくなかったのだ。
しかし隣同士で逃げ切れるわけもなく、2人は昔のように深い仲になっていった。
フィリップが留守にしたすきにホテルの一室を借りて愛し合った2人だが、マチルドの方はもうこれっきりにしようと言い出した。
マチルドはフィリップと旅行に出かけることにしたが、出発前のパーティーで、ベルナールは強引にマチルドに迫り、2人の関係は衆目の知るところとなった。
旅先でマチルドとフィリップの間には気まずい空気が流れた。
苦悩するマチルドは神経症の発作で病院に運ばれ、誰に対しても心を閉ざすようになった。
一方、ベルナールは妻の妊娠を知り、彼女につきっきりになった。
ある晩、ベルナールは空家となった隣家から物音を聞いた。行ってみるとマチルドの姿があった。2人は再び愛し合ったが、セックスの最中にマチルドは拳銃に手を伸ばし、ベルナールと自分の頭を撃ちぬいて死んだ。
町の住人が集うテニスコートの管理人で、マチルドとベルナールの激しい恋を見守っていたマダム・ジェーヴは、2人の墓碑銘として、このように告げる。
「あなたと一緒では苦しすぎる。でもあなたなしでは生きられない。」
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