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メアリー・ブレア展
2009.7.18-10.4 東京都現代美術館
http://www.ntv.co.jp/mary/
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挿絵やら絵コンテやらビジュアルデザインやらとARTとの違いはよくわかんないんですが、機能性のある無しとか商業的な道具とか、そーゆーのんと哲学みたいな無駄なもんが入ってくるもんとのジャンルの差とゆーんですか、現代社会ではその線引きが曖昧模糊になっとるんで、マーク・ロスコがボロクソにゆーほど商業美術は悪いもんではなかろーと 自分も少しは思いますが そーゆーのん考えるんはめんどっちぃので どーでもエエです
で「メアリー・ブレア展」初日 木場の現代美術館は近場なんでね 多分上野あたりでやってたら見に行ってないよーな気がする微妙な位置のメアリー・ブレア さっそくいそいそ行ってきましてん
昭和の日本の香りが少しするのは 南米旅行のせーなんかなと
南米って 亜細亜っぽいん?ベトナムっぽいん?インディアンなん?それとアメリカのハイカラなセンスが微妙にからまってきて
もっとファンタジーなお花畑っぽいんかなと思っていましたが そーでもないん
何気にとんがっている いや形とか色が
三角の先っちょ 幾何学模様 植物とお子様が直線・幾何学模様・三角のとげとげと丸と そんでから当然のごとくものごっつい仕事量 すんごいの この仕事量の前では ディテールがどーのこーのとかマチエールがどーのこーのゆー屁理屈はかき消されます 横尾忠則ぐらいかそれ以上の仕事量か とにかくもんのすごい丁寧に丁寧に描き散らかしてる感じがめっさカッコエエ
相変らず図録の印刷は貧相なので とにかく現物を見るべし グーの根も出ないぞ ジブリとかディズニーとかよりは観客動員数は少なめなので落ち着いてゆっくり見れます
あ 僕は昔 子供たちの付き合いでデイズニーの「イッツ・ア・スモール・ワールド」は20回以上は入館してます
メアリー・ブレアさんは柔らかく尖がっとるよ
悪いことは言わん バカにしないで これは行っといたほーがイイよ 絶対のお勧めです!
それにしても こーゆー人材がゴロゴロ転がってるデイズニーワールドの底知れなさは何なんでしょう?
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Mary Blair
オクラホマ州生まれ。カリフォルニアのシュイナード美術学院を卒業後、水彩画家としてそのキャリアをスタートさせる。1939年にディズニー・スタジオに入社し、コンセプト・アートなどを担当。その後、ウォルト・ディズニーらと共に訪れた南米への旅を経てその才能が開花。「シンデレラ」(1950年)、「ふしぎの国のアリス」(1951年)、「ピーター・パン」(1953年)などでカラー・スタイリストとして活躍。素晴らしい色彩感覚を活かして数々の功績を残す。ディズニーランドの人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインも担当した。また、絵本の挿絵や多くの広告デザインの実績なども残しており、特に挿絵を担当した絵本『わたしはとべる』は現在も世界中で親しまれている。
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gsさんのオススメのおかげで、私も行く気になったんですよ。
『わたしはとべる』は、子供が出来たら見せたい絵本ナンバー1です・・・
それとも、英語バージョンを買って、英才教育かな。
あーゆー表現は男子には絶対でけへんことのオンパレードでしたな
女子のことをちょっと羨ましいと思いました