無責任じやなくなった重鎮は面白くありません 植木等先生の死去

あまりこの方の便乗記事はやりたくなかったんですがとりあえず便乗しときます

子供の頃リアルタイムでシャボン玉ホリデーは体感していましたし、あの時代の植木等先生の面白さは充分理解しております。しかしこれはあくまでも高度経済成長までの話でして、かくし芸の審査員をやられてからの植木先生の新陳代謝はストップしてしまいました。お笑いの人じゃなく「先生」や「重鎮」になっちゃいましたからね。後半は全然面白くない人っつー感じです。（この線では森繁久弥とか青島ゆきおとか全く面白くない面々が揃ってますが）役者としてもイマイチ立ち居地がよくわかんなかったかし。

そこで思いだすのが昨夜の宮崎駿先生のドキュメンタリー番組での宮崎発言ですが「過去に何をやったのかとかは、今にとっては全く関係なく何の意味も持たない」と、だからこそ宮崎先生は６６歳を過ぎても新陳代謝できるスタンスを保たれておるわけで

あと、ワタシのハートが弱冠ネジ曲がってるとゆーのもあり、あまり植木先生の生涯の芸人人生を肯定できないんです。ちなみに石原裕次郎と美空ひばりはワタシ大嫌いなんですよね、キライな昭和のスターベスト２なんです。

イイカゲン、無責任路線で居続けることのむずかしさを感じます。そのあたりを意識して頑張ってらっしゃるのが明石屋さんまさんであり所ジョージさんなんですが、所さんはイマイチ面白みのパンチに欠けます。（ビートたけしさんはかなり微妙な所にいます）

とゆーことでみなさん高田純二さんを見習いましょう。この人は本当に凄い！毎回どの番組を見ても高田純二さんのイイ加減ぶりと無責任ぶりのレベルは高過ぎます。だいたい大人になると「ちゃんとしてきちゃいます」から皆さん。高田純二は凄いね。ほんと凄い。

ちょっとみんなが植木等さんのことを持ち上げ過ぎたんじゃないでしょうか？彼を面白くなくさせたのはもちあげ過ぎた周囲の責任だと思うんですが・・・偉くなった方が「お呼びでない」とか言っても面白くもなんともないんでした。