デザイン書道講座TAI 筆文字・和店舗デザイン伊豆アートより発信

日本古来の「筆」による文字をデザイン化する「書」の書き方、その法則をアップロード、和の文化・和の店舗に参考にしてください

デザイン書道講座  感動とはNO6

2014-11-06 16:45:05 | デザイン書道

デザイン書道講座  感動とはNO6

デザイン書道のご依頼はtel 09093696125 mel tai0073shodou@yahoo.co.jo TAIまでお気軽にご連絡ください。

人は「感動」することが本能以外に行動、発想のモチベーションになっている。たとえばいい音楽を聴いたとするとそのメロディーを口ずさんでみたい又その楽器を弾いてみたいなど、旅行へ行って感動したとすると又その場所へあるいは同じようなところへもう一度行きたいという衝動に駆られることがあると思います。感動が行動に、素晴らしい「書」を見たときそれがほしくなつたり同じようなものも自分で書いてみたい衝動に駆られることがあるでしょう、写真も撮りたいと思う感情は、おや「なんだろう」と感じることから始まっている、上の写真は伊豆の山を散歩中に樹木の「実」が面白いと感じ、接写で撮影、見る角度でこれだけ変化します。中国では5情に感情を分類しています、1喜び・2怒り・3哀・4楽・5怨の喜怒哀楽。脳科学では脳と感情には大脳(大脳皮質)と脳の深部(辺緑系)の体の密接な相互作用で成り立っている。

1 理性的 理論的・大脳新皮質

2 感じるfeeling ・大脳辺緑系古皮質

3 本能的    ・大脳辺緑系旧皮質 自分の縄張り 安全の確認 恐怖 

                   不安 快感 不快感 怒り 喜び                    

 

目から入ってくる「映像情報」は右脳で感じ、音や言葉の情報は左脳で受けている。大脳新皮質より大脳辺緑系のほうが優位であり、物事を判断しなければいけないとき、単語・言葉で考え、組み立てながら最後は自身の「感」イメージで判断することが多いはずです。つまり言葉という道具より経験から予測するイメージが判断の基準になっている。よく老人が昔のことを何回も話すわりに新しいことはすぐ忘れてしまうのは大脳新皮質の細胞が生まれ変わるのが遅いせいでしょうか。緊張した時の脳は酸欠状態で呼吸が浅いと言われ、笑っているとき、快感のときの脳血流が多く、酸素を多く含んだ血液で、うつ病(不快感)には、脳血流と大きく関係があり、多すぎても、少なすぎてもトラブルの原因になるそうです。古いアルバムを見たり、懐かしの音楽を聴いたりして昔を思い出すのが楽しく感じられるのも大脳辺皮質に血流が多く流れていると言うことです。脳の働きが各部位に分かれ活動しているということは同じことずっと考えたり、同じ行動したりすることは脳全体の血流によくないということになります。数学的・芸術的・スポーツとバランスのとれた行動が脳活動に良いと言うことです。

音楽を聞きながら新聞の政治覧を読むことができるが、ラジオの政治番組を聞きながら新聞の三面記事や政治国際情勢を読むのは難しいが、文化覧の料理、芸能面などは読むことができるように、脳の活動する部位により使い分けができるということになります。音楽を聴きながら書道の制作をしていると3割位能率が上がるのは脳全体の血流がよいためでしょう。脳にはほかの場所によりいろいろな働きの違いがあるようです。脳全体をコントロールする 前頭前野、思考の柔軟性に関わり注意の切り替えを行う前帯状回、感情をつかさどる大脳辺緑系、不安など調整しやる気や痛みなど情報管理する大脳基底核、記憶や認識をつかさどる側頭葉、視覚をつかさどる後頭葉、運動や思考のバランスと平衡感覚や段取り力の小脳、など分担されているそうです。

人が幸福を感じる一つに、理性的・論理的に未来を予測、イメージどうりそれが現実(かたち)になったとき快感・幸福感を感じる、具体的には絵を描いたり、手芸・小説・俳句・音楽など作り出すことは、脳に良いということです。脳は体重の2%の量しかないのに対し20%エネルギーを消費し、脳は莫大なエネルギーを消費し、すぐに枯渇すると言はれている。脳の栄養素は7大栄養素とブドウ糖で、「脳の血流トラブルが不足すると筋肉と違いブドウ糖を蓄えることができないのでたりなくなり、肝臓に蓄えられているグリコーゲンがブドウ糖に変換されるが、肝臓にあるグリコーゲンは12時間程度しか脳にエネルギーを供給できないそうです。筋肉と同様に脳も鍛えないといけないということになり!感動が人を魅了し価値を生む。

  

   

 

 

 

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デザイン書道講座TAI VOL5 指書・竹筆

2014-11-06 14:47:47 | デザイン書道

VOL5 指書・竹筆

デザイン書道のご依頼はtel 09093696125 mel tai0073shodou@yahoo.co.jo TAIまでお気軽にご連絡ください。

古来、原始的な筆記手段としては砂や土の上に「指」で描く方法であつたと思われる、漢字ができるまでは記録を残すため洞窟の壁に絵をかいたりに炭などを利用していた。中国にも指書のジャンルがあり、暗算を指でなにげなく計算したり手の触感は脳と密接なつながりがあり、彫塑・陶芸・粘土細工と同じ感覚でもあります。今回、指を使つて描いてみました。子供の頃、土の上を指で絵を書い細い線はつめの隙間に墨を含ませ描いています。人指し指で書くことが多いていたことを思い出しますが、江戸時代には強い意志や誠意示すと言われている「血判書」や「ダイイングメッセージ」など指で書かれたものは心に迫るものがある。絵画の分野でも石膏デッサンやスケッチでは木炭で指のはらお使つたグラデーションは独特の表現方法です、スライドの作品は以前描いたパステル画です。「指書」は楽器で言うと口笛のようなものでしょうか!  

筆のルーツは「竹」だと思われる、5月になると竹は「筍」として食料になり、建築材として壁になつたり、又弓矢・竹槍として武具にもなり、尺八・篠笛・笙・「しちりき」などの和楽器は完成度の高い欧州・欧米にはない日本文化の1つと言える。本来竹筆は輪切りにし繊維状にしたものを砕いたものが多く知られています。私は竹の皮を薄くはいでカッターで繊維に沿って1本1本毛のようにしたものを束ねています。竹筆は毛筆と違い縦の線は鋭く引けますが、曲線はしなりが少ないため筆を寝かしたり、膝を使い腰を落とし体全体でかいています。毛筆も同じですが、指の細かい筋肉、普段使わない腕や腰の筋肉をつかいます。書道パフォーマンスなどかなりの体力が必要で、私は合気道棒術でストレッチを続けています。初心者がうまくいかない原因又、声楽家が毎日ボイストレーニングを欠かさないように「書用」筋肉を鍛える事は重要だと思います、竹筆は偶然におきる形・墨の動きが面白い、面白いと言うことは人を魅了し、人の心を動かしアイキャッチャーに適している。

    

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デザイン書道講座TAI 1本の線VOL1 シンボリックな筆文字にするためにできる限り省略したい創作のエレメント 

2014-11-03 17:03:01 | デザイン書道

デザイン書道講座TAI 1本の線VOL1 シンボリックな筆文字にするためにできる限り省略したい創作のエレメント 

デザイン書道のご依頼はtel 09093696125 mel tai0073shodou@yahoo.co.jo TAIまでお気軽にご連絡ください。

 

書の形をシンボル・デザイン化するためのひとつの方法として、本質をそこなわない限界までに可能な限り「1本」の線にする。漢字の画数を1つにして、日本の国旗が赤い丸であるように、企業のシンボルマークがシンプルに省略されているように許されるまで1つの線にしたい。書道では草書・行書といわれています、観る人の感受性にもより、その意味が伝わることは重要な条件ですが、私は書き順など気にせず左から右、上から下の順に、点は私の場合最後にすることが多い、三体字典などよく参考にしますが、省略することも創造のひとつと考えます。 桑という字はひらがなの「み」とカタカナの「ホ」に省略しています。三体字典を参考にしますが、省略方法も創作ひとつと考えます、

画数の多い古文書などの書簡を見ると、早く書くと言うことも理由でしょうが、行・草書体で書かれています、欧文をみているようですが、1字1字読み取るというより全体の印象で感じ取るような心の動きまで伝ってきます。その微妙な左右・上下の立体的な動きの筆跡の変化は筆ならではの直線を主体にした英文などと違い、日本・中国だけのものです。特にかな文字を使う表音文字・表意文字を使う感じは日本独自の文化だと思われます、湿度と紙の関係でしょうが、江戸時代の書体御家流は欧州中国などに比べ寺子屋で学ぶ子供たちは多かったとも言われ、訪れたヨーロッパ人は侵略をためらったとも言われている。水・米の食糧の安定した国であつたように思う、代官所幕府には専門の代書家がいたようで庄屋さんが書いた文字より完成度が高い。上記写真はケーナ練習のため普通の楽譜は老眼で見ずらいので楽譜として作りました。

「1本の線」最初の打ち込みと最後のハネ・止めは大事にしたい、剣道・空手試合、相撲など立会いが重要で、囲碁・将棋は最期の詰めが大事なように、強く・太く・強調しています。省略された線、楷書体が必要であればフォントを使えばいいわけで、古来楷書体は草・行書体より後につくられたようです。「1本の線」は面白い、目立つことは広告の中で重要なエレメントです。究極の「1本の線」は花押でしょう、古文書等の末尾に見られる判のような文字、徳川家康など有名でよく書き込まれた筆跡は誌面全体がまとまり気持ちがいい、絵画で言うピカソのサインであつたり有名人のサイン・シグネーチャーと同じである。中国が始まりのようですが、印鑑の代わりとして又権力の証として武家・公家・禅僧・茶人・俳人・など、名前を基本にしたものから伊達政宗のように鳥をモチーフに図案化したもの、現代の会社マーク・製品ロゴと同じと言えます。写真、文章、製品にロゴがはいつていることの重み・格調はクレジットとしても意味が深いといえます。ここでも共通するのは1本の線の流れの中にあり円が強調されています、今の政治家にも公式文書などに本人の花押を使っていますその花押を意識して制作しています。

 

        

 

 

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伊豆 アート・「モリアオガエル」写真集 天然記念物として伊豆地方に生息する.

2014-11-03 13:43:34 | デザイン書道

伊豆 アート・「モリアオガエル」写真集 天然記念物として伊豆地方に生息する、広告などにも利用できるようオシャレな写真!

 デザイン書道のご依頼はtel 09093696125 mel tai0073shodou@yahoo.co.jo TAIまでお気軽にご連絡ください。

天然記念物でもあるモリアオガエルのポストカードを作りました。2年程、産卵から飼つていました、小昆虫や蜘蛛が主食で携帯用の掃除機で蜘蛛を捕るのが毎日の日課でした。観る角度で様々な表情を見せる、怪獣のようでもあり木と木飛ぶためか環境に適応した手足は長くアスリート・イアンソープのようにも見える。黒い斑点が伊豆半島に生息するモリアオガエルが特徴で天然記念物に指定されるとその場所も天然記念物になるそうです。天城高原八丁池は昭和天皇も訪れていてモリアオガエルの産卵場所として有名。木の上で生活し森を移動し、池の中で活動する蛙と違い天敵は少なく、きれいな形と色をしている不思議なカエル、産卵期になるとメスを誘う野太い声が夜になると聞こえてくる、梅雨のこの時期に限って地上へ姿を現し、人の気配があるとところはいやがり清らかな池の木のうえに白い塊の卵を生み、雨の雫と同時にふ化しオタマジャクシが雨に流れ池に落ちる、生まれたばかりの天敵はイモリ、ほとんどが食べれれてしまうそうで時々毒蛇ヤマカガシが白い卵塊の中にいることがある。小さくても上へ上へ行こうとする樹上生活者・モリアオガエル、木から木へと森を移動する不思議なカエル、その生態は良く解かつていない。遺伝子がそうさせるのでしょう、今にもムササビのように大空を飛びそうな構えである。東南アジアの蛇はSの字の姿で木から木へと飛ぶそうだ.

 

     

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創作のエレメント デザイン書道TAI 書について 阿久悠さんが住んだ街

2012-01-07 14:21:09 | デザイン書道

 

伊東市 宇佐美 江戸城築城の際石垣として多く石材が江戸へこの地より運ばれています。石切場跡も多く残りハイキングコースとして訪れる人も多い、小さな宇佐美城跡も残り漁港街として歴史も古い、浜辺ではサーフィンのスポットとしても有名で若者が朝早くから賑わう町でもあります。普段は静かな町で30年前と変わらぬひっそりとしている、下北沢・吉祥寺といつたかつこいい町でもなく、昭和51年から30年ほど作詞家の阿久悠さんは住んでいる。都はるみ「北の宿から」・ピンクレディーなど生涯5000曲の大半が宇佐美で創作されている。明治大学には阿久悠記念館もでき4畳半の作詞された書斎が展示されているそうです。仕上がった原稿はFAXや電話でなく直接手渡しでレコード会社の担当へ渡されていたそうです。時代の最先端を駆け抜けた感性とは逆光する環境の風土のような気がする宇佐美でもあります。

作家の書は武将の書・著名な政治家などと同じく素晴らしい筆跡が多く参考になります、よく書き込まれた書、気のある言葉は広さ・深さ・重い力はその人の才と言えます。

「書」本来の姿はその「形」ではなく言葉の意味ではないかと考えます、俳句・川柳・漢詩・短歌であつたり単語の重なりの中から自然とできる、人はビジュアル的・文章タイプがあるようでパンフレットを見せると絵柄中心に見る人と文字を読むに分かれるようで、この両方が完結すれば理想です。創作(動機)の原点は死ではないか、チベットでは死期を悟つた老人は鳥が旋回する山えと向かう、人は墓石造りを残そうとし、認めてもらいたいそれは広義に「愛」と言う単語かもしれません。創作のエレメントTAIデザイン書道講座VOL1-10各検索下さい

 

阿久悠さんが住んでいた別荘地を少し登ると竹林が多い山と山の谷間になり霧が深いことが多く遠くから見ると雲の中にいるようだ、水分が多く高温多湿のため良質の竹があり私はこのへんでケーナ用の竹を入手している。

     

   

 

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デザイン書道講座TAI VOL 筆書 デジタル加工について WEBと不思議にマッチする筆のライン

2011-12-12 09:32:12 | デザイン書道

 

 

記憶という作業が人の脳の中の活動からそろ盤という道具をつかい電子計算機をはじめ大量記憶装置をそなえたコンピュータ機器はコンピュータがさらに人よりも優れた電子機器を作り3D映像は実際より立体的で、テレビ画像の女優さんは本人より美しく、無くなった職業も含め書は活字、写植はフォントと変わり社会は大きく変遷してきました。書もロボットが描くことができるそうですが、最後に残こるのは「個性」かもしれません。日々デジタル分野の進歩は早く、操作を習得するために時間を取られのに疑問を感じる。カメラにしても半年使用しないと使い方を忘れてしまいソフトを始めWEB環境は複雑になり確かに便利だと思うが、以前は広告制作の作業はカメラマン・コピーライター印刷製版と分業化されていたその分野の周辺作業までやってるようでアート制作の時間がなくなるのはどうかなと思うこの頃です。デジタルアートは不思議と書の形にマッチします、書はパソコンではできない・デジタルアートも手作業では不可能です、無限の表現ができ素晴らしいと思う半面あきがくるようでもある、次世代には人が頭で考えるだけで作品ができるようになるでしょう、その時デザイナーという単語は死語となつているかもしれません。私は簡単なフォト加工ソフトしかありませんが、書をベースに数点作成しましたバリエーションが多くできるのは魅力です。

      

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