【土佐魂】 澤田誠志の ”人生キチキチ”

      ~馴れず焦らず怠らず人生戯れの如く~

ウサギの物語

2011年09月12日 | ◆人生キチキチ

むかしむかし・・・

インドに、猿とキツネとウサギが仲良く暮らしていました。

ある日三匹は、やつれて倒れている老人に出会った。

三匹は老人を助けようと考え、猿は得意の木登りで木の実や果物を集め

キツネは素早い駆け足で川から魚を獲り老人の所へ運んできた。

ところが・・・

ウサギだけはどんなに苦労しても、何も採ってくる事が出来なかった。

 

何とか老人を助けたいと考えたウサギは、猿とキツネに火を焚いて貰うと

     「わたしは、何も持ってくる事ができません・・・せめて、私の肉を召しあがって下さい」

と、言い残し火の中へ飛び込んだ。

 

倒れていた老人は、実は「帝釈天」であった。

ウサギの捨て身の慈悲行に感心した帝釈天は、ウサギを月へと昇らせ、永遠にその姿をとどめさせた。

月に見えるウサギの姿の周囲に煙状の影が見えるのは、ウサギが自らの身を焼いた際の煙だという。

 

      うさぎ うさぎ  なに見てはねる

               十五夜お月さま 見てはねる 

 

 

 

2011年9月12日・・・

今日は、【中秋の名月】です

満月は6年ぶりだそうです・・・。

 

あまりにも見事な「月」なんで、ベランダからカメラを向けパチリ

しかし・・・

俺の安っぽいデジカメでは、これが限界だ

 

 

あの月には、ウサギの切ないまでに美しいそんな物語があったんですねぇ・・・。

 

 

窓を開け、夜空に浮かぶ月をジ~~ッと見て下さい。

ユ~ラユ~ラと動いて見えるでしょう

あれはねぇ・・・ウサギが幸せを振りまいてくれてるんですよ

 

 

今日は、ちょっぴりメルヘンでポエムな澤田でお届けしました

 

ほいたら 

 

 

 

 


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2 コメント

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知らなかった〓 (H美)
2011-09-13 07:33:13
お月さまに

うさぎがいるのわ
小さい頃から知ってました

そういう意味があったんですね

昨日わずっとお月さま見てました

夜中の3時すぎに
まぶしくて起きると

H美の寝ているちょうど隙間にお月さまが…

上の方でキラキラ
綺麗でまぶしかった

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まいど! (澤田)
2011-09-15 13:52:16
H美さん
「窓の月」か・・・
風情があるねぇ・・・

月が見てるんで、あまりみっともない姿で寝ないように

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