昨日乗ったタクシー
この運転手がメッチャクチャ遅い
年齢は65歳くらいか・・・
いわゆる「ノロノロ運転」だ
いつもはすんなり行ける信号も、ことごとく引っかかる・・・。
俺 「運転手さん! もうちょっとスピード出せるかな?」
運 「はい! 承知しました」
俺 「ん?・・・承知しました??」
そんなセリフを聞けば、俺も黙っちゃいられない・・・
俺 「あれ? 運転手さん、家政婦はミタですか」
運 「ハハハ解りましたか・・・あのセリフいいですよねぇ。
わたしはあれからズ~ッとこの言葉を使ってるんですよ」
そう言えば、このタクシーに乗った時に行き先を言ったら・・・
「承知しました」
って、言ってたなぁ・・・。
何気に聞き流したが・・・・・
が、しかし・・・
この運転手さん・・・返事の割には一向にスピードは上がらず・・・
俺 「運転手さん・・・もうちょっとスピード出ます?」
運 「はい! 承知しました」
が、スピードはまったく上がらず・・・
タクシーは家前に到着した。
料金は・・・案の定いつもより3メーター程高かった
時間も勿論だが・・・・・
俺 「運転手さん・・・もうちょっとスピード出した方がいいかもよ」
運 「はい! 承知しました・・・ありがとうございました」
俺 「いや!だから・・・・」
俺の気持ちを置き去りにしたまま、 満足気にタクシーは走りだした
「承知しました」
流行に感化されやすい、ちょっと面白く憎めない運転手だったが・・・
『まったく承知しない運転手だった・・・』
まてよ
あの運転手・・・
「承知しました」を言いたいがために、わざと客に注文を言わしてんのかな・・・・・
う~ん・・・見事だ
もう一回乗って、是非とも「ムチャ振り」を言ってみたいもんだ・・・言えるかなぁヒヒヒ
ほいたら