この前の大阪・・・
せっかく大阪に来た訳だから、何はなくてもやはり・・・「たこ焼き」だろう
と、思い・・・
タクシーの運ちゃんから情報を得て、次の日さっそく行ってきた
運ちゃん曰く・・・
「あそこのたこ焼きはホンマに美味いでっせ
表はカリッと中はトロ~リ・・・まぁ大阪のたこ焼きって感じですわハハ」
と、そうとう自信満々の笑みで教えてくれた。
若干、喋り過ぎる感はあったが・・・
で、次の日・・・
俺は二日酔いでフラフラ・・・
気分はムカムカ・・・
の状態で、ホテルからタクシーに乗った
その途中、珍しいタクシーを発見
これだ
車上の看板・・・
よ~く見ないと解らないが、こう書いていた。
「5千円以上は半額」
従って、1万円乗った場合は、¥7,500になる訳だ
東京には、絶対にないサービスだ。
「さすが大阪やなぁ・・・」
と、感心してたが・・・
俺が乗ったタクシーには、そんなサービスはなかった
そんなこんなで、タクシーは「たこ焼き屋」に到着したみたいだ
外はカリッと・・・
中はトロ~リ・・・
どんな店やろ?? どんな味やろ??
俺はタクシーを降り、店前に行った・・・
店名は・・・・・そのまんまやった
こんな時に思うんだよなぁ・・・吉本新喜劇を
俺がもし「ジャマするで~」と言って入っていったら
店の人間は「ジャマするなら帰って~」と、ウケてくれるやろか?と・・・
まぁそんな勇気もなく、俺は普通に入った。。。
で、俺はさっそく・・・
「8コ入りを頂戴」
若い兄ちゃんは威勢よく・・・
「8コ入りおおきに~」
が、その時に俺は、運ちゃんのあの自信満々の言葉が頭をよぎり
「あっ! やっぱり10コ入りにして」
と、自信満々で注文をし直した。
「10コ入りおおきに~~」
兄ちゃんは相変わらず威勢がいい
俺は、「おみや」も持って帰って、仲間にも本場大阪の「たこ焼き」を食べさしてやろうと
8コ入りを5パック注文した。
そうこうしてると、俺の注文した「たこ焼き」がカウンターに運ばれてきた。
「熱いんで、気~つけて下さい」
なかなか親切な好青年や
で、俺はカリトロを頬張った・・・ハフハフ
「・・・・・あれっ??」
俺は1コ目で疑問を感じた・・・?
「こ・・これは・・・東京の出店とか屋台で食べる味と一緒や」
「いや!! もしかしたら屋台より・・・」
ちょっと長くなりそうなんで、ハショルが・・・
ハッキリ言って、夢なら醒めて欲しいと思ったくらいだった
※あくまで、俺の・・・俺だけの感想ですが・・・。。。
ってか、あの運ちゃん どんな味覚しとんねん
東京にもある、「京たこ」「銀たこ」の方がどんだけ美味いか
俺の・・・
俺のお見合い相手とご対面するくらいのドキドキ感・・・
遠距離恋愛で久々で会ったら、「おまえ誰やねん!」っちゅうくらい変わってた絶望感・・・
・・・・・
ってか、帰りの新幹線の中は「たこ焼き」の臭いでプンプンしてるし・・・
美味いんやったら自信満々やのに、認めてないだけに・・・
おまけに、バックの中はソースでクチャクチャになってるし・・・
「なんで5パックも注文したんや~~しかも10コ入りを~~~」 と、自己嫌悪
東京に着いても、誰にもあげる勇気もなく・・・
か言って食べる気にもなれず・・・
「たこ臭」だけが、俺の部屋に充満していた・・・次の日も・・・
ほいたら