【土佐魂】 澤田誠志の ”人生キチキチ”

      ~馴れず焦らず怠らず人生戯れの如く~

「殻」

2016年12月25日 | ◆人生キチキチ

歳を重ねると今まで見えなかった事や感じ取れなかった事が浮き彫りになってきます。

いわゆる「真心」の大事さがわかってくるのだと思います。

しかしながら、せっかく真心を理解できるようになったのに・・・

いや理解できるようになったからこそ「真心が言えないもどかしさ」

という新しい苦しみが生まれてきます。


どんな生き物も命を守るために「外壁」をもっています。

米にも貝や果物にもあります。

外皮が外れると柔らかく優しい中味が出てきます。

が、知能に恵まれた人間は外敵から身を守るための殻を必要としないはずなのに

歳を重ね気付けば最も固い殻(頑固)をまとって生きているように思います。


人の優しさが痛いほど解るはずなのに、懲りずに同じような振舞いをしているように思います。


年末年始・・・普段、疎遠になっていたとしても家族・親族と共に過ごす時間が出来ます。

小さな真心が散りばめられた実家・・・

一つでも感じ取れるよう、ありがとうって言えるよう、また自分がそう言えるように


新年に向けて心の殻を外しておいてはどうでしょう!?


親が元気でいるうちに・・・・・



           ほいたら 


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