プロジェクターの投影方式は大きく分けて3つある。反射型液晶・透過型液晶・DLPである。透過型液晶は格子が見える。よって却下。
単板DLPプロジェクターは原理的に色の滲みが発生しない。Texas Instruments社の0.66型 DLP 400万もの超微細ミラーを内蔵するチップセットを搭載したプロジェクターの登場で、XPR技術の時分割で4Kの高解像度でありながら、高精度焦点を実現した製品が成立した。
基本的に映像信号は1秒間に24fpsであり、60fpsもしくは120fpsで投射する場合に補間フレームが挿入される。Optomaの言うところのピュア・モーション/Frame Interpolation for motion blur and judder reductionであり、Epsonではフレーム補間技術 、ソニーはモーション・フローと呼び習わしている。
フレーム補完技術について、TIのDLP機では計算すると75fpsが限界であり、実際には60fpsで描画を行っていると推測される。翻ってLCOSは120fpsのハイムレームレートを実現している。とどのつまりはプロジェクターの選択肢は反射型液晶LCOS型一択になる。
プロジェクターはフレーム補完性能が極めて重要である。解像度・コントラスト・色再現性などすべてが重要だが、特にアニメが映像ソースの場合はスムースにスクロール画面が動くことが極めて重要であり、スムーススクロールによって、目の疲れが軽減される。
フレーム補完による映像のスムース化はテレビやパソコンディスプレイではあまり問題にならない。その理由は単位時間あたりの移動量が少ないからだろう。画面が大きれば、大きいほど、そして画面サイズと視聴位置の比率が小さいほど映像のスムースさが気になる。実写系でもフレーム補完を行ったほうが、情報量の増大が知覚され、現実味が上昇する。24fps上映の映画館に比べると、120fps(実際は3フレーム補完で96fpsのようだ)のスムース実写映像は最初は違和感を感じるが、総合的な満足度は高い。
DLP機の欠点としてカラーブレイキングノイズ(色割れ)があり、また、暗部が漆黒とならない点にある。原理的に反射型液晶よりもコントラスト比で負ける。
(参考)
2716x1528 400万ピクセル×1 HU80KA UHD50/60/65 HT2550
4K 800万ピクセル×3 SONY
画質を突き詰めて行くと反射型液晶LCOSのプロジェクターを選択するしかない。LCOS採用メーカーはソニー・Epson・JVCの3社であり、EpsonとJVCのNative4Kプロジェクターは300万円の大台であり、価格競争力がない。
結局、Native4Kプロジェクターはソニーしか選択肢がない。その中から松竹梅の3択となっている。
松 VW745 レーザー光源、4K対応映像処理、18Gbps対応
竹 VW535 オートキャリブレーション、アイリス
梅 VW245
VW245の取扱説明書によると4つの解像度が色深度が8bitの対象となっている。
「3840 × 2160/60p,3840 × 2160/50p,
4096 × 2160/60p,4096 × 2160/50p
* YCbCr 4:2:0 のみ対応。映像表示は 8 ビットになります。」
VW535/245はHDMIの転送速度上限が13.5Gbpsなのである。
また、VW745、VZ1000、VW5000はVW535/245とは別の映像処理エンジンを使っているし、18Gbpsにも対応している。映像エンジンが新しいので、4K入力でもモーションフローが使える。
VW535が販売終了となった。中古価格がVW235に近い。オートキャリブレーション・アイリス・1800ルーメンは魅力だ。
だが、高額商品でもあるので、ここは購入を踏みとどまった。かなり高い確率で18Gbps伝送・4Kモーションフローに対応したVW545/555が年内に発売になると予想される。
VW745/245の後継機種発売の可能性も多少はあるだろう。ソニー側の発言によると、VW535/245と745の映像エンジン差別化は745の販売促進のために故意に行われているようだ。だから、245のグレードに745と同じ映像エンジンが搭載されるのはしばらく先だと思われる。
4Kソースが少ないのが現状だが、OPPO UDP-205でアップスケーリングして4Kでプロジェクターに入力したい。アップスケーリング能力はSonyプロジェクターでもかなりの高精度?と言われているが、UDP-205もアップスケーリング能力の高さでは定評がある。
正直、ソニープロジェクターの17:9の画角はありがた迷惑でしかない。EpsonのEH-LS10500レーザー光源搭載機種は16:9の画角である。なにしろ、映像ソースの殆どが16:9なのである。シネマスコープサイズの映画をフルモードで左右を切り落として投射するときには17:9の方が、切り落とされる映像が少ないので良いのかもしれない。
単板DLPプロジェクターは原理的に色の滲みが発生しない。Texas Instruments社の0.66型 DLP 400万もの超微細ミラーを内蔵するチップセットを搭載したプロジェクターの登場で、XPR技術の時分割で4Kの高解像度でありながら、高精度焦点を実現した製品が成立した。
基本的に映像信号は1秒間に24fpsであり、60fpsもしくは120fpsで投射する場合に補間フレームが挿入される。Optomaの言うところのピュア・モーション/Frame Interpolation for motion blur and judder reductionであり、Epsonではフレーム補間技術 、ソニーはモーション・フローと呼び習わしている。
フレーム補完技術について、TIのDLP機では計算すると75fpsが限界であり、実際には60fpsで描画を行っていると推測される。翻ってLCOSは120fpsのハイムレームレートを実現している。とどのつまりはプロジェクターの選択肢は反射型液晶LCOS型一択になる。
プロジェクターはフレーム補完性能が極めて重要である。解像度・コントラスト・色再現性などすべてが重要だが、特にアニメが映像ソースの場合はスムースにスクロール画面が動くことが極めて重要であり、スムーススクロールによって、目の疲れが軽減される。
フレーム補完による映像のスムース化はテレビやパソコンディスプレイではあまり問題にならない。その理由は単位時間あたりの移動量が少ないからだろう。画面が大きれば、大きいほど、そして画面サイズと視聴位置の比率が小さいほど映像のスムースさが気になる。実写系でもフレーム補完を行ったほうが、情報量の増大が知覚され、現実味が上昇する。24fps上映の映画館に比べると、120fps(実際は3フレーム補完で96fpsのようだ)のスムース実写映像は最初は違和感を感じるが、総合的な満足度は高い。
DLP機の欠点としてカラーブレイキングノイズ(色割れ)があり、また、暗部が漆黒とならない点にある。原理的に反射型液晶よりもコントラスト比で負ける。
(参考)
2716x1528 400万ピクセル×1 HU80KA UHD50/60/65 HT2550
4K 800万ピクセル×3 SONY
画質を突き詰めて行くと反射型液晶LCOSのプロジェクターを選択するしかない。LCOS採用メーカーはソニー・Epson・JVCの3社であり、EpsonとJVCのNative4Kプロジェクターは300万円の大台であり、価格競争力がない。
結局、Native4Kプロジェクターはソニーしか選択肢がない。その中から松竹梅の3択となっている。
松 VW745 レーザー光源、4K対応映像処理、18Gbps対応
竹 VW535 オートキャリブレーション、アイリス
梅 VW245
VW245の取扱説明書によると4つの解像度が色深度が8bitの対象となっている。
「3840 × 2160/60p,3840 × 2160/50p,
4096 × 2160/60p,4096 × 2160/50p
* YCbCr 4:2:0 のみ対応。映像表示は 8 ビットになります。」
VW535/245はHDMIの転送速度上限が13.5Gbpsなのである。
また、VW745、VZ1000、VW5000はVW535/245とは別の映像処理エンジンを使っているし、18Gbpsにも対応している。映像エンジンが新しいので、4K入力でもモーションフローが使える。
VW535が販売終了となった。中古価格がVW235に近い。オートキャリブレーション・アイリス・1800ルーメンは魅力だ。
だが、高額商品でもあるので、ここは購入を踏みとどまった。かなり高い確率で18Gbps伝送・4Kモーションフローに対応したVW545/555が年内に発売になると予想される。
VW745/245の後継機種発売の可能性も多少はあるだろう。ソニー側の発言によると、VW535/245と745の映像エンジン差別化は745の販売促進のために故意に行われているようだ。だから、245のグレードに745と同じ映像エンジンが搭載されるのはしばらく先だと思われる。
4Kソースが少ないのが現状だが、OPPO UDP-205でアップスケーリングして4Kでプロジェクターに入力したい。アップスケーリング能力はSonyプロジェクターでもかなりの高精度?と言われているが、UDP-205もアップスケーリング能力の高さでは定評がある。
正直、ソニープロジェクターの17:9の画角はありがた迷惑でしかない。EpsonのEH-LS10500レーザー光源搭載機種は16:9の画角である。なにしろ、映像ソースの殆どが16:9なのである。シネマスコープサイズの映画をフルモードで左右を切り落として投射するときには17:9の方が、切り落とされる映像が少ないので良いのかもしれない。
ソニー 4K/3D対応 ビデオプロジェクター(ブラック)SONY VPL-VW535 B | |
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