結局、対米戦争経験者が一線から退いてから日本凋落は激化した。日本は敗戦後に米帝の植民地になったが「腹に一物ある人々」が地道に抵抗して、苛烈な収奪を抑止してきた。財閥群がアベなる珍奇な存在を押し立てて、米帝に最大限阿りながら肥え太り、人民からの収奪を強化している。
○戦争は肉体だけでなく精神を傷つける。
イラクやインド洋に派遣された経験のある56人の自衛隊員が、在職中に自殺していたとされる。抗鬱剤の投薬による副作用(作用の一つ)よって自殺が誘発されている可能性は高い。ローテーションで戦地に投入されるので、参加人数比率では極力高い自殺率ではないかもしれないが、それにしても大きな自殺者数である。
私は一部の自殺者は戦死者なのではないかと推測する。外国部隊に護られていたイラクのサマワ駐屯地はともかく、南スーダンは激戦が伝えられた空港の防衛任務についている。実際に戦闘が伝えられた時期には、医者にかかった隊員が激増している。
防衛省内部では日報の破棄が行われており、情報の隠蔽が行われている。「何か隠したいこと」があるに違いない。仮に戦死者が出た場合、日本の世論は反戦的な動きに出るだろう。私は戦死者は出ているものと考えるし、自己防衛を含む利己的な意味もあって反戦的な意志があり、故にアベ政権打倒を目指すべきだと考える。
○改憲とは自由や財産の剥奪
自民党の改憲案というのは人権の剥奪を意図しており、改憲とは徴兵・徴用を含む強制動員を行うための下地作りである。改憲されれば自由の剥奪だけに留まらず、財産権の制限も行われる。敗戦直後の預金封鎖・財産税は旧憲法だから実施できた。改憲されれば、同じことが行われても不可思議ではない。
○強権を持って報復制裁を科すアベ
既に強権を持って人民の意志を封殺する行動が、アベ政権側によって行われており、昨日の籠池一家に対する強制捜査もその一環である。学校運営には関わっていない籠池長男の自宅にも家宅捜査が行われている。籠池長男氏のFacebookでの発言を抑止する狙いが感じられており、さすがに私も危機感を抱いている。
○アベ政権の存続は生存の危機を産む
端的に言って、このままアベ政権が維持されれば、自分の生存にも関わってくる可能性すらある。共謀罪成立も含め、アベ政権は戦争を視野に入れて行動している。アベ政権を倒さなければ、自分が倒されるのである。私は総人民の奮闘を心底願う。
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