東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域になっている福島県浪江町井手十万山の国有林で29日夕に火災が発生、町の防犯見守り隊から通報があった。翌30日になっても鎮火せず、福島県は同日、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。隣県にも防災ヘリの出動を要請し消火活動を続けている。県や地元消防によると、同日夕、火の勢いは弱まり、日没のため消火活動をいったん打ち切った。1日朝に再開する。
福島県によると、10ヘクタール以上が燃えたがケガ人はいない。30日朝から福島県などの消防防災ヘリコプター計3機が上空から消火に当たり、いったん鎮圧したが、強風で再び燃え始めたという。現場周辺の放射線量に大きな変化はない。福島地方気象台によると出火時、浪江町に雷注意報が出ており、県警は落雷が原因の可能性もあるとみて調べる。
30日16時25分現在浪江町役場に確認したところ「鎮火していない」との事。
チェルノブイリでは、放射能が拡散を警戒して、森林火災を監視している。火災が起きると、数百万㏃/kg級の放射性物質微粒子が大気中に舞う。雨が降ると放射能が濃縮された灰は川に流れ込んで汚染を引き起こす。
放射能汚染地域での火災には特に注意しなくてはならない。燃やしてはならない、燃えてはならないというのはチェルノブイリからの鉄則である。
スイス気象台発表では1日には福島第一原発地域の気流が関東圏に流れ込む予測になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8f/52676fa3172c9762de6fce5cc6d69383.png)
福島県によると、10ヘクタール以上が燃えたがケガ人はいない。30日朝から福島県などの消防防災ヘリコプター計3機が上空から消火に当たり、いったん鎮圧したが、強風で再び燃え始めたという。現場周辺の放射線量に大きな変化はない。福島地方気象台によると出火時、浪江町に雷注意報が出ており、県警は落雷が原因の可能性もあるとみて調べる。
30日16時25分現在浪江町役場に確認したところ「鎮火していない」との事。
チェルノブイリでは、放射能が拡散を警戒して、森林火災を監視している。火災が起きると、数百万㏃/kg級の放射性物質微粒子が大気中に舞う。雨が降ると放射能が濃縮された灰は川に流れ込んで汚染を引き起こす。
放射能汚染地域での火災には特に注意しなくてはならない。燃やしてはならない、燃えてはならないというのはチェルノブイリからの鉄則である。
スイス気象台発表では1日には福島第一原発地域の気流が関東圏に流れ込む予測になっている。
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浪江町で山林火災 人立ち入れず自衛隊出動(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース https://t.co/unf6fgdypN @YahooNewsTopics
— 飯舘村農民見習い伊藤延由 (@nobuitou8869) 2017年4月30日
濃縮された放射性物質が舞います。数百万㏃/kgの灰が舞い、雨が降ると川に流れて。防塵マスクが必要です。
浪江町で山林火災。今風下の地域はもちろん大気中の放射性物質濃度上昇に警戒が必要ですし、風の向きが変わっても放射性物質の降下のおそれは続きます。https://t.co/agM80oDtch pic.twitter.com/RIBHOJIARe
— 放射線被曝から子どもを守る会 (@MiraieforChild) 2017年4月30日
4月30日に福島県が自衛隊に災害派遣要請を行いました。原因は福島県の帰宅困難区域で大規模な森林火災が発生した影響で、29日夜に福島県浪江町から通報があったと報じられています。https://t.co/HIYGb48MRC#福島 #自衛隊 #災害派遣要請 pic.twitter.com/nx95euRswX
— 情報速報ドットコム (@kennkou1) 2017年4月30日
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011400162&g=eqa
島根原発2号機で見つかった空調換気配管の腐食と穴=2016年12月21日、松江市(中国電力提供)
http://www.jiji.com/jc/article?g=eqa&k=2017011400162&p=0170114at24...
運転中や運転可能な全国の商用原発42基のうち40基で、重要設備である中央制御室の空調換気配管の詳細な点検が行われていなかったことが14日、原発を保有する電力9社と日本原子力発電への取材で分かった。中国電力島根原発2号機(松江市)の換気配管では腐食による穴が多数見つかっており、事故が起きた場合に機能を維持できない恐れがある。
中国電は昨年12月、運転開始後初めて島根2号機で配管に巻かれた保温材を外し、腐食や穴を発見。必要な機能を満たしていないと判断し、原子力規制委員会に報告した。
再稼働した九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)や関西電力高浜原発3、4号機(福井県)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の点検でも保温材を外していない。点検方法は各社の判断に委ねられており、規制委は全国の原発の実態を確認する。
中央制御室は原発を運転・監視する中枢施設で、運転員が24時間常駐する。通常は配管を通じて外気を取り入れ換気するが、事故発生時には外気を遮断し、機密性を保つ機能が求められる。
原発を保有する各社によると、島根2号機と北陸電力志賀原発1号機(石川県)を除く40基で、保温材を外さないまま配管の外観点検が行われていた。40基には東京電力福島第2原発の4基も含まれる。外気取り入れ口付近の目視点検や異音検査などが実施された例はあったが、配管の保温材を全て外した上での目視確認は行っていなかった。
40基の内訳は
北海道電力 泊原発1~3号機、
東北電力 東通原発1号機、同女川原発1~3号機、
東京電力 福島第2原発1~4号機、同柏崎刈羽原発1~7号機、
中部電力 浜岡原発3~5号機、
北陸電力 志賀原発2号機、
関西電力 美浜原発3号機、同大飯原発1~4号機、同高浜原発1~4号機、
四国電力 伊方原発2、3号機、
九州電力 玄海原発2~4号機、同川内原発1、2号機、
日本原子力発電 東海第2原発、同敦賀原発2号機。
(2017/01/14-19:19)