アウターライズ地震とは、陸側のプレート(岩板)の下に海洋プレートが潜り込んでいる海溝の外側(アウター)で起きる地震のこと。その場所では、動いて来る海洋プレートが海溝下の陸側プレートとの境界面でブレーキがかけられ、盛り上がった地形をしているために「アウターライズ」(海溝外縁隆起帯)と呼ばれている。
アウターライズは震央が遠いため揺れが小さく、検知も遅れる。油断していて大津波で甚大な被害を出すという歴史を歩んできた。
アウターライズ地震は本震よりも津波の規模が大きくなる可能性がある。
仮に、日本海溝の東側(外側)でM9クラスの地震が再来した場合、津波が東日本大震災の二倍規模になる可能性があると言われている。過去のケースから見れば巨大地震の影響は数十年は続くと見られ、今後もM7~M8クラスの地震を時々起こしながら、最大の津波を引き起こすアウターライズ地震が発生すると予測されている。
近年のアウターライズ地震としては昭和三陸地震が挙げられる。1933年(昭和8年)3月3日午前2時30分発生。推定規模M8.1。発震後30分で大津波第一波が到来した。死者・行方不明者3064人(岩手県内2713人)となった。アウターライズ地震は揺れが小さい割には大きな津波被害を引き起こす。
作家の宮沢賢治は「地震は野原の方には被害なく海岸は津波のため実に悲惨なことになってゐる」と書き残している。
2013年10月26日午前2時10分ごろに起きた福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.1の地震は、一昨年の東日本大震災以来この海域で心配されていた「アウターライズ地震」であるとされる。日本海溝の東側で起きたこのタイプの地震は、震源が陸から離れているため震度は比較的小さいが、過去にも大津波を引き起こしている。
現在想定されている福島・岩沼沖のアウターライズ地震は、2000年近く動いていない空白域の地震帯で発生する。マグニチュード9以上の揺れと巨大津波が発生する。飯沼勇義氏によると、前回起きたのは、西暦95年(景行25)の『東北太平洋沿岸津波』のときで、仙台平野は大崎の辺りまで、壮大な運河のようになったそうだ。
飯沼勇義氏は100m級の津波に言及している。さすがのそのような大規模な津波が発生するとは信じがたいが、岩手県宮古市で311津波の「遡上高(そじょうこう)」は39.7mに達しており、1896年明治三陸地震の際に観測された38.2mを上回り国内観測史上最大規模であった。この2倍の規模津波となれば、80mである。
地層研究で、高知県でも2000年前頃に大津波の襲来が遭ったと考えられており、2000年の沈黙を破って東北沖の日本海溝東側エリアに起因する100m級の津波を発生を荒唐無稽と退け難いと言える。
仮にそのような津波が発生すれば、東北に点在する核施設、特に六ケ所村の六ケ所村核燃料サイクル関連施設が制御不能となり、人類滅亡級の被害が発生しかねない。ひょっとすると、我々は残された少ない日々を生きている可能性があるのだ。
アウターライズは震央が遠いため揺れが小さく、検知も遅れる。油断していて大津波で甚大な被害を出すという歴史を歩んできた。
アウターライズ地震は本震よりも津波の規模が大きくなる可能性がある。
仮に、日本海溝の東側(外側)でM9クラスの地震が再来した場合、津波が東日本大震災の二倍規模になる可能性があると言われている。過去のケースから見れば巨大地震の影響は数十年は続くと見られ、今後もM7~M8クラスの地震を時々起こしながら、最大の津波を引き起こすアウターライズ地震が発生すると予測されている。
近年のアウターライズ地震としては昭和三陸地震が挙げられる。1933年(昭和8年)3月3日午前2時30分発生。推定規模M8.1。発震後30分で大津波第一波が到来した。死者・行方不明者3064人(岩手県内2713人)となった。アウターライズ地震は揺れが小さい割には大きな津波被害を引き起こす。
作家の宮沢賢治は「地震は野原の方には被害なく海岸は津波のため実に悲惨なことになってゐる」と書き残している。
2013年10月26日午前2時10分ごろに起きた福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.1の地震は、一昨年の東日本大震災以来この海域で心配されていた「アウターライズ地震」であるとされる。日本海溝の東側で起きたこのタイプの地震は、震源が陸から離れているため震度は比較的小さいが、過去にも大津波を引き起こしている。
現在想定されている福島・岩沼沖のアウターライズ地震は、2000年近く動いていない空白域の地震帯で発生する。マグニチュード9以上の揺れと巨大津波が発生する。飯沼勇義氏によると、前回起きたのは、西暦95年(景行25)の『東北太平洋沿岸津波』のときで、仙台平野は大崎の辺りまで、壮大な運河のようになったそうだ。
飯沼勇義氏は100m級の津波に言及している。さすがのそのような大規模な津波が発生するとは信じがたいが、岩手県宮古市で311津波の「遡上高(そじょうこう)」は39.7mに達しており、1896年明治三陸地震の際に観測された38.2mを上回り国内観測史上最大規模であった。この2倍の規模津波となれば、80mである。
地層研究で、高知県でも2000年前頃に大津波の襲来が遭ったと考えられており、2000年の沈黙を破って東北沖の日本海溝東側エリアに起因する100m級の津波を発生を荒唐無稽と退け難いと言える。
仮にそのような津波が発生すれば、東北に点在する核施設、特に六ケ所村の六ケ所村核燃料サイクル関連施設が制御不能となり、人類滅亡級の被害が発生しかねない。ひょっとすると、我々は残された少ない日々を生きている可能性があるのだ。
2012年発表地震予知情報作成日時:2012/02/20 23:25(作成者:IAEP理事長 宇田進一)発表のアウターライズ地震についての発表画像です。過去の津波堆積物から東北地方東方沖アウターライズ地震M8.7以上の津波についてのコメントです。#津波 #地震 #地震予知 pic.twitter.com/ixdycz5M4Q
— 麒麟地震研究所 (@kirinjisinken) 2017年4月9日
仙台平野の歴史津波 巨大津波が仙台平野を襲う! | |
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