カバと思ってたらサイ

両親を見送って1年。終活って残された人のためにちゃんとせにゃ。と実感つつ、両親を送るまでの日々を時系列に綴っていきます。

鈍感力てやつだね

2023-10-26 00:33:37 | 日記
八朔です。

最近、NHKで大河ドラマや大奥を見てます。続けてしまうと沼なのよね。
しかし、民放はもう時代劇やらなくなったなー。
視聴率取れないのか?
スポンサーつかないのか?
やれる俳優がいないのか?


さて。

実家で訪問診療とケアサービスを受けていた父は
「食事を取らないんですよ」
と連絡がくるようになり、頻繁に食料を持ち込んでは食べろ食べろとせっつく日々。
持ち込んでは捨てる日々が続く。

気力がないのか、億劫がる父。
鰻とカキピーなら食べることがわかったが、毎日鰻なんて、身体にもよくないし、こっちの財布にもよくない。
とりあえずカキピー食べてくれ。
ポリポリ

そんなこんなしてるうちにまた入院。
「入院してると栄養もいれてもらえるからすごい安心。」
と妹と言ったのを覚えている。

もう、実家一人暮らしは無理。父以上に我々の体力も気力も限界。
ということで、退院の機会に「老健」に入居。
「家に帰るんじゃないのか」
と、文句を言いつつも自分でももう無理かと思ってたみたいで、思ってた以上に抵抗もせず。

母とは違う老健で、若干古い建物だし4人部屋だった(カーテンの間仕切りあり)けれど、施設の若者に持ち前の話しかけモードが復活したのを見て「よかったよかった」と。
若い子の迷惑はこの際無視。
よろしくー。

両親が揃ってバラバラに入院だ退院だ入居だと色々やっていくうちに、小さいこと(ちょっとした嫌なこと)をいちいち気にしなくなると言うか、気にしてたら進まないので図太くなるのを感じます。

今流行りの繊細な人間では大変かもなー。
中年は身にも心にも脂肪のクッションができます。




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