SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

収穫の秋

2004-09-07 03:50:59 | 
「やっぱり本が好き」のLINさんから勝手にいい言葉を頂戴してきました。


>恋は語るな、恋をしろ(LIN語録)

「考える暇があったら、やれ!」というのは、明快で、気持ちいい言葉。
愛や恋だの語るよりも、まず、そうしたいことを拙いながらも行動する。
そんなことが、足りない。考えてしまう。
考えることは悪いことじゃないけれど、往々にして理屈でがんじがらめにしてしまう。
千の言葉より、一の献身が在り難いのだ。

>最近の作家は職業として書いていると思いませんか?

職業、プロという言葉が負に転じることがある。
どんな職業でも、仕事だから、お金をもらっているから、と考える。
しかし、芸術の分野でのこのバランスは、とても難しいと思う。
やむにやまれぬ衝動を表現する、ある種、物狂いから生まれる創造は、
職業だから、プロだから、ということとあまり関係がないだろう。
小説を、書く。ピアノを、弾く。絵を、描く。
前にも言ったけれど、
本物は、小説で書く。ピアノで弾く。絵で描く。
これらは、手段に過ぎない。
思いを伝える、表現する衝動が、まずあるはずだ。
一概に言えないが、現代が面白くないのは、カタチに乗っかって、
「小説」を書き、「詩」を綴り、「ジャズ」を演っているだけだからなんだと思う。


秋風記

2004-09-07 03:03:18 | 
たまには、外でビール、と思って、こんな夜更けに
缶ビール片手に、夜風に吹かれる。
秋の風が、気持ちいい。
東の空にはオリオン座がのぼってきている。
月があるのに、東の空だけ、星がよく見える。
星座に疎い私は、どれが何座なのか見当もつかない。
星座を創り出した閑人たちに敬意。
星座がなかったら、ただただある星屑はその光も弱かったかも
知れない、なんて。
星と星を結びつけて、星座が生まれ、物語が始まる。
すぐそばのR246を眺め、走る車に問う。
君はどこへ行くのだ?
ぼくらの行く末は?
ともかく、バラバラになった星たちを結びつけることから、
始めよう。

深夜にビール片手に徘徊する怪しいやつ。
捕まらずにすんだ。
よかった、よかった。