やっぱりエビスはおいしいなぁ、ゴクゴク。
「太宰治 変身譚」飛鳥新社 出口裕弘
久し振りの太宰本、これは、きっと面白いぞ。
あとがきにこうある
「同国人なら三島由紀夫と太宰治、外国人ならランボーとボードレール、
これが気になる人間の代表格だった。」
評論?エッセイ?なんか、面白い本だ。
久し振りの太宰本、これは、きっと面白いぞ。
あとがきにこうある
「同国人なら三島由紀夫と太宰治、外国人ならランボーとボードレール、
これが気になる人間の代表格だった。」
評論?エッセイ?なんか、面白い本だ。
「マンガは練習するもんじゃない。覚醒するものだ。」
~「G戦場のヘブンズドア」 日本橋ヨヲコ
この台詞、わかるような気がする。
才能は努力によって維持されるものだというのもわかるんだけど、
覚醒、ということ、あるんだと思うようになってきた。
覚醒という言葉も微妙だけど・・・大袈裟かな。
簡単に言えば、気付くということ。
あ、あなたのことですよ、ね。
~「G戦場のヘブンズドア」 日本橋ヨヲコ
この台詞、わかるような気がする。
才能は努力によって維持されるものだというのもわかるんだけど、
覚醒、ということ、あるんだと思うようになってきた。
覚醒という言葉も微妙だけど・・・大袈裟かな。
簡単に言えば、気付くということ。
あ、あなたのことですよ、ね。
確かにミルク不足は深刻だった。新聞は連日、テレビでは緊急特番、
ありとあらゆるメディアが騒ぎ立てる。
当然配給になる。かれこれ、69日そんな日々が続いている。そのよう
な状況下、当然ここにもミルクはほとんどない。ねこは週1で無理を言
って飲ませてもらっている。
じっと白を見つめる、目をつむってゆっくり、飲み干す。
ためいき。
「しかし、ね、どいつもこいつも、ミルクのせいだと言うんだ、足りな
いのが原因なんだってね。違うよね、それは違う、僕は違うと思うん
だ」
とねこは憤慨。
「そうさね。わしらはミルク要らずだから、わかるよ」
くじらは82杯目のビール片手に眠そうな目で言う。
ひつじは、「MY FOOLISH HEART」をいかに弾くべきかずっと考えなが
ら、同じフレーズを82回も繰り返している。
「ミルクのことなんて、ほんの些細なことだよ、」
飽き飽きしたような口ぶりでくじらは言う。
「そんな大騒ぎすることでもない。どうかしている。もっと深刻な不足
があるってぇのに、ミルクのせいにばかりしていやがる」
ねこは、考えた。わからない、わからない。これは、夢、なのか。ねこ
のひげはひっきりなしに、神経質に動く。
「くじらさん、出来ました。私の「MY FOOLISH HEART」が。いきます
よ」ひつじは唐突に弾き始める。
くじらは陶然と聴き入る。そして、言う。
「きっと、身体の大きな僕にしかわからないことなんだろうけど、夢か
ら醒めても、まだ夢のしっぽが、まだ身体のどこかに残っていて、ココ
ロをくすぐるんだ。だからわかる。かすかな感覚。そんな感じ、君には
あるかい?」
「じゃあ、これは、夢なの?どうしたら、わかるの?僕にはわからない
よ。さっきから、おかしいとは思っていたんだ。突然醒めるのかい?コ
インが転がっているような、頼りない心持ち。表?裏?それとも?僕の
この実在が信じられない。どうにもしっくりこないんだ。でもどうした
ら、抜け出せるんだ?」
慌てたねこは、ミルクの瓶、倒す。空の瓶から、ミルクがとめどなく溢
れ出す。沈む。
ミルクの海。
:@[;tra]===()8
*P*+{`&
-3wt-o@w4e]7q34;a
aaaa,ニぁ、ニィ、ナア。
猫は、夢を見ていたのだろう。
片目をあけ、しばらくじっとしていたが、動き出した。
猫はまた現実を生き始める。
猫は場末の飲み屋街をうろついている。
立ち食い蕎麦屋のおばちゃんには、ミケと呼ばれ、
パチンコ屋のにいちゃんには、エビ、
キャバクラのねえちゃんには、マサトと呼ばれている。
大概は無視して、走り去る。
神社では、目のぎょろりとした男が、一人、ビールを飲んでいた。
つまみを拝借したが、それ以上近づかなかった。
ひどくぎこちない感じの男だった。
猫の空腹は満たされなかった。糧をもとめ、また路地へと入って行っ
た。
・・・それでもひつじさんは弾き続けたのでございます。
彼が好きな曲、大事に思っている曲、
だれもが、あぁあれはいいよねという曲
いつか、ふっと耳に入ってきた、名も知らぬ曲
音楽室で、わけもわからず聴いたあの曲
そういえば、あの子が好きだった何とかと曲
胎内でおそらく響いていたであろう曲
あの夏の帰り道、流れていた曲
ああ、運動会でかかっていたっけこの曲
夢の中?緩い意識の中で聴いていた曲
寒い朝、自分のココロほぐす為聴きながら歩いていた、そのときの
あの曲
ひとりぼんやり、電車の中、座りたくても座れず、
ドアにもたれ掛かって聴いたっけあの曲・・・
延々と、途切れることなく弾くのです。
なにもかも、わかっているよ、君の苛立ち、後悔、あきらめ、
今は思い出したくないけど、いつかはまた振り返りたい過去、
ぼんやりした希望、すなわち夢想、
絶対にありえないからこそ思ってしまう事々、
だれも知らない、あの裏切り
せわしない日々は、すなわち無為であるともいえる常、
言うべきなのだろうけど、まだその時じゃないんだなどと勝手に
ひとり決めして結局は言わないこと、
もうどうにもならないと思っている自分にも気付きたくない自分、
怠惰、
気高さ=強情?
すべて、と言い切ってしまうのは、無知?
すべて、わかっているんだ、と思って、聴いていると、
感極まってしまいそうになりますが、ここは、堪えて、
自分のことに思いを馳せます。
珈琲を淹れる、あのネルの中は、ひとつの宇宙なのです。
あの中で起こっている生成流転。
偶然と必然に翻弄されつつも、淹れ続けるのです。
「。3”#(&$(=-0ZX+*P`Nnnn,MMAAA,・・・、
お茶、つめたいの、ね」
ねこさんが、ようやく目を覚ましたようです。長い航海、お疲れ様。
ニルギリを濃い目に淹れて、目一杯、氷を入れたグラスに注いで急冷
します。冷た過ぎても、お腹によくありませんので、軽く混ぜたあと、
氷を少し残して取り除き、ねこさんに差し出します。
ねこさんはゴクゴク召しあがり、ふう、と一息つくと、また、
安息の世界へとお戻りになりました。夢、夢でもみているのでしょう
か?
土手に上る階段の途中、耳のあたりがかゆかったので、
前足で掻いていた。
階段を上ってくる人間がいる。この時間になるとやってくるやつだ。
煩わしいので、草むらのほうに、避けた。
そいつは、いつものように早足で土手に駆けあがり、俯きながら、
または、夜空を仰ぎながら、歩いていった。
あとは、知らない。付いていったことはないし、付いていきたくもなし。
(続)
ありとあらゆるメディアが騒ぎ立てる。
当然配給になる。かれこれ、69日そんな日々が続いている。そのよう
な状況下、当然ここにもミルクはほとんどない。ねこは週1で無理を言
って飲ませてもらっている。
じっと白を見つめる、目をつむってゆっくり、飲み干す。
ためいき。
「しかし、ね、どいつもこいつも、ミルクのせいだと言うんだ、足りな
いのが原因なんだってね。違うよね、それは違う、僕は違うと思うん
だ」
とねこは憤慨。
「そうさね。わしらはミルク要らずだから、わかるよ」
くじらは82杯目のビール片手に眠そうな目で言う。
ひつじは、「MY FOOLISH HEART」をいかに弾くべきかずっと考えなが
ら、同じフレーズを82回も繰り返している。
「ミルクのことなんて、ほんの些細なことだよ、」
飽き飽きしたような口ぶりでくじらは言う。
「そんな大騒ぎすることでもない。どうかしている。もっと深刻な不足
があるってぇのに、ミルクのせいにばかりしていやがる」
ねこは、考えた。わからない、わからない。これは、夢、なのか。ねこ
のひげはひっきりなしに、神経質に動く。
「くじらさん、出来ました。私の「MY FOOLISH HEART」が。いきます
よ」ひつじは唐突に弾き始める。
くじらは陶然と聴き入る。そして、言う。
「きっと、身体の大きな僕にしかわからないことなんだろうけど、夢か
ら醒めても、まだ夢のしっぽが、まだ身体のどこかに残っていて、ココ
ロをくすぐるんだ。だからわかる。かすかな感覚。そんな感じ、君には
あるかい?」
「じゃあ、これは、夢なの?どうしたら、わかるの?僕にはわからない
よ。さっきから、おかしいとは思っていたんだ。突然醒めるのかい?コ
インが転がっているような、頼りない心持ち。表?裏?それとも?僕の
この実在が信じられない。どうにもしっくりこないんだ。でもどうした
ら、抜け出せるんだ?」
慌てたねこは、ミルクの瓶、倒す。空の瓶から、ミルクがとめどなく溢
れ出す。沈む。
ミルクの海。
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*P*+{`&
-3wt-o@w4e]7q34;a
aaaa,ニぁ、ニィ、ナア。
猫は、夢を見ていたのだろう。
片目をあけ、しばらくじっとしていたが、動き出した。
猫はまた現実を生き始める。
猫は場末の飲み屋街をうろついている。
立ち食い蕎麦屋のおばちゃんには、ミケと呼ばれ、
パチンコ屋のにいちゃんには、エビ、
キャバクラのねえちゃんには、マサトと呼ばれている。
大概は無視して、走り去る。
神社では、目のぎょろりとした男が、一人、ビールを飲んでいた。
つまみを拝借したが、それ以上近づかなかった。
ひどくぎこちない感じの男だった。
猫の空腹は満たされなかった。糧をもとめ、また路地へと入って行っ
た。
・・・それでもひつじさんは弾き続けたのでございます。
彼が好きな曲、大事に思っている曲、
だれもが、あぁあれはいいよねという曲
いつか、ふっと耳に入ってきた、名も知らぬ曲
音楽室で、わけもわからず聴いたあの曲
そういえば、あの子が好きだった何とかと曲
胎内でおそらく響いていたであろう曲
あの夏の帰り道、流れていた曲
ああ、運動会でかかっていたっけこの曲
夢の中?緩い意識の中で聴いていた曲
寒い朝、自分のココロほぐす為聴きながら歩いていた、そのときの
あの曲
ひとりぼんやり、電車の中、座りたくても座れず、
ドアにもたれ掛かって聴いたっけあの曲・・・
延々と、途切れることなく弾くのです。
なにもかも、わかっているよ、君の苛立ち、後悔、あきらめ、
今は思い出したくないけど、いつかはまた振り返りたい過去、
ぼんやりした希望、すなわち夢想、
絶対にありえないからこそ思ってしまう事々、
だれも知らない、あの裏切り
せわしない日々は、すなわち無為であるともいえる常、
言うべきなのだろうけど、まだその時じゃないんだなどと勝手に
ひとり決めして結局は言わないこと、
もうどうにもならないと思っている自分にも気付きたくない自分、
怠惰、
気高さ=強情?
すべて、と言い切ってしまうのは、無知?
すべて、わかっているんだ、と思って、聴いていると、
感極まってしまいそうになりますが、ここは、堪えて、
自分のことに思いを馳せます。
珈琲を淹れる、あのネルの中は、ひとつの宇宙なのです。
あの中で起こっている生成流転。
偶然と必然に翻弄されつつも、淹れ続けるのです。
「。3”#(&$(=-0ZX+*P`Nnnn,MMAAA,・・・、
お茶、つめたいの、ね」
ねこさんが、ようやく目を覚ましたようです。長い航海、お疲れ様。
ニルギリを濃い目に淹れて、目一杯、氷を入れたグラスに注いで急冷
します。冷た過ぎても、お腹によくありませんので、軽く混ぜたあと、
氷を少し残して取り除き、ねこさんに差し出します。
ねこさんはゴクゴク召しあがり、ふう、と一息つくと、また、
安息の世界へとお戻りになりました。夢、夢でもみているのでしょう
か?
土手に上る階段の途中、耳のあたりがかゆかったので、
前足で掻いていた。
階段を上ってくる人間がいる。この時間になるとやってくるやつだ。
煩わしいので、草むらのほうに、避けた。
そいつは、いつものように早足で土手に駆けあがり、俯きながら、
または、夜空を仰ぎながら、歩いていった。
あとは、知らない。付いていったことはないし、付いていきたくもなし。
(続)
金木犀が咲いた、咲いた
そしたら、もう、僕は恐いものなんてないのさ
なにがあっても、楽しいし
どんなときでも、自然に笑みがこぼれる
金木犀のかおりが街を包む
時間が、まったり流れる
君と僕に秋が来てるのさ
おいしいモンブランを食べようよ!
取っておきの店で買ってくるよ
ショコラショーを作るよ、ちょっと時間かかるけどね
「LIFE」聴いて待ってて
気が向いたら手伝ってくれてもいいよっ
・・・あ、いいのよ、うそうそ
音、もちょっと大きくして!
あぁ、なつかしいねぇ
8年前の僕らは、胸を痛めて小沢を聴いてたね
爆発する僕らのアムールはうっすらと哀調を帯びたりして・・・
金木犀
なんだかもう、懐かしくて、
もう自分は死んでるんじゃないか
とすら思うよ
「想い」だけが浮遊して
君のことを考えてる
・・・あ、できたよ、特製ショコラショー!
ロイヤルコペンハーゲンのハイハンドルで飲もうねー
おいしいねー
もう何も言うことがないね
あぁ、眠くなってきたよ
じゃあ、少し眠るよ
おやすみ
おやすみ
おやすみ・・・
そしたら、もう、僕は恐いものなんてないのさ
なにがあっても、楽しいし
どんなときでも、自然に笑みがこぼれる
金木犀のかおりが街を包む
時間が、まったり流れる
君と僕に秋が来てるのさ
おいしいモンブランを食べようよ!
取っておきの店で買ってくるよ
ショコラショーを作るよ、ちょっと時間かかるけどね
「LIFE」聴いて待ってて
気が向いたら手伝ってくれてもいいよっ
・・・あ、いいのよ、うそうそ
音、もちょっと大きくして!
あぁ、なつかしいねぇ
8年前の僕らは、胸を痛めて小沢を聴いてたね
爆発する僕らのアムールはうっすらと哀調を帯びたりして・・・
金木犀
なんだかもう、懐かしくて、
もう自分は死んでるんじゃないか
とすら思うよ
「想い」だけが浮遊して
君のことを考えてる
・・・あ、できたよ、特製ショコラショー!
ロイヤルコペンハーゲンのハイハンドルで飲もうねー
おいしいねー
もう何も言うことがないね
あぁ、眠くなってきたよ
じゃあ、少し眠るよ
おやすみ
おやすみ
おやすみ・・・
出ました。
37年の沈黙を破って。
「Good Vibrations」で全米№1を獲得後、
発表される予定で製作途中だったこのアルバム。
ブライアンウィルソンの精神破綻(いろいろあったらしいです)のせいで
頓挫してしまった。
その後、この作品は、「Smiley Smile」として陽の目をみるが、収録予定の
曲の寄せ集めのようなものだった・・・。
そして、ついにブライアンが、過去と決着をつけるべく取り組んだ、2004年版
「SMILE」
HMVで、見つけて、何よりもまず、視聴!と思って再生を押す。
ラブリーなジャケを愛でつつ、一曲目を待つ。
「Our Prayer」での37年の歳月の流れのように美しいハーモニーから続く
「Gee」の懐かしい、いかにもビーチボーイズなコーラスワーク
そしてあの「Heros And Villains」のおもちゃ箱から飛び出してくるようなブライアンの声。
申し分ない、傑作だ。
思わず、熱いものが込み上げてきた。
伝説の、とか、歴史的、とかいう評判は大抵、見掛け倒しに終わる。
しかし、これは、本物だ。
ポップミュージックのひとつの到達点がここにある。
早すぎた天才、ブライアンウィルソンは、次にどんな夢をみるのだろうか。
37年の沈黙を破って。
「Good Vibrations」で全米№1を獲得後、
発表される予定で製作途中だったこのアルバム。
ブライアンウィルソンの精神破綻(いろいろあったらしいです)のせいで
頓挫してしまった。
その後、この作品は、「Smiley Smile」として陽の目をみるが、収録予定の
曲の寄せ集めのようなものだった・・・。
そして、ついにブライアンが、過去と決着をつけるべく取り組んだ、2004年版
「SMILE」
HMVで、見つけて、何よりもまず、視聴!と思って再生を押す。
ラブリーなジャケを愛でつつ、一曲目を待つ。
「Our Prayer」での37年の歳月の流れのように美しいハーモニーから続く
「Gee」の懐かしい、いかにもビーチボーイズなコーラスワーク
そしてあの「Heros And Villains」のおもちゃ箱から飛び出してくるようなブライアンの声。
申し分ない、傑作だ。
思わず、熱いものが込み上げてきた。
伝説の、とか、歴史的、とかいう評判は大抵、見掛け倒しに終わる。
しかし、これは、本物だ。
ポップミュージックのひとつの到達点がここにある。
早すぎた天才、ブライアンウィルソンは、次にどんな夢をみるのだろうか。
子供の頃、お祭りや、雑踏の中で、親を一瞬見失い、
「あれっ?」と思い、きょろきょろ見まわす。
後姿を見つけ、ホッとして、「ねぇねぇ」と服を引っ張る。
振り向いたのは、知らない人だった。
この時の、不安、恥かしさといったら!
照れ隠しのようにそこから逃げ去り、見失った親を探すのだけれども、
動揺のせいで、どんどん離れていっているように感じる。
それでも止められない歩み。
もう、会えないんじゃないかという不安。
喉の奥からこみ上げてくるものを我慢する。
だんだん前がはっきり見えなくなってくる。
立ち尽し、俯く。
どうしようもない不安と悲しみを全身で背負って嗚咽する。
そんなところで、ひょっこり、親が現れる。
「おい、こんなトコにいたのか!
全く、お前はいつもフラフラしてるから…」
「あれっ?」と思い、きょろきょろ見まわす。
後姿を見つけ、ホッとして、「ねぇねぇ」と服を引っ張る。
振り向いたのは、知らない人だった。
この時の、不安、恥かしさといったら!
照れ隠しのようにそこから逃げ去り、見失った親を探すのだけれども、
動揺のせいで、どんどん離れていっているように感じる。
それでも止められない歩み。
もう、会えないんじゃないかという不安。
喉の奥からこみ上げてくるものを我慢する。
だんだん前がはっきり見えなくなってくる。
立ち尽し、俯く。
どうしようもない不安と悲しみを全身で背負って嗚咽する。
そんなところで、ひょっこり、親が現れる。
「おい、こんなトコにいたのか!
全く、お前はいつもフラフラしてるから…」
本屋、レコ屋だったら、一日中いても、まだ足りない
気持ち悪くなるくらい、どっぷり漬かりたい
でも、本屋はダメかも。
いろいろ読むと、思考が錯乱して、空虚感に襲われる。
その点、音楽は、いい。
最近は、バーコードで読みとって視聴できて、便利。
渋谷タワレコでこれができたら、1週間はかかりそう。
古本屋での偶然の出会い。
ネットショッピングでは味わえない醍醐味。
そういえば、青山ブックセンターが、復活したらしい。
自由が丘は、残念ながらブックファーストになったけど。
支離滅裂の文章になってしまった・・・。
気持ち悪くなるくらい、どっぷり漬かりたい
でも、本屋はダメかも。
いろいろ読むと、思考が錯乱して、空虚感に襲われる。
その点、音楽は、いい。
最近は、バーコードで読みとって視聴できて、便利。
渋谷タワレコでこれができたら、1週間はかかりそう。
古本屋での偶然の出会い。
ネットショッピングでは味わえない醍醐味。
そういえば、青山ブックセンターが、復活したらしい。
自由が丘は、残念ながらブックファーストになったけど。
支離滅裂の文章になってしまった・・・。
イチローも流石に興奮してた。
でも、またすぐにいつもの冷静なイチローに戻り、打席に立つんだ。
イチローの身体感覚。
しなやかな身体、瞬発力、動体視力、何より、その理想への意志。
ここをこうすると、こうなる。
ここがこうなってるから、こうなる。
ということへの繊細な認識。
波があるのは避けられないが、最短で回避する。
僕は、ミスターの現役を見ることができなかった世代の人間だけど、
今、イチローを目の当たりにできているということは、きっとすごいことなんだ。
イチローは美しい。
野球ってこんなにも美しかったのか。
彼の野球は、彼が私たちに見せてくれているのは、野球というものなのか?
とさえ思う。
新しいものを創ってしまったかのようにも、思う。
僕は人間として、イチローの到達した「感覚」に興味がある。
でも、またすぐにいつもの冷静なイチローに戻り、打席に立つんだ。
イチローの身体感覚。
しなやかな身体、瞬発力、動体視力、何より、その理想への意志。
ここをこうすると、こうなる。
ここがこうなってるから、こうなる。
ということへの繊細な認識。
波があるのは避けられないが、最短で回避する。
僕は、ミスターの現役を見ることができなかった世代の人間だけど、
今、イチローを目の当たりにできているということは、きっとすごいことなんだ。
イチローは美しい。
野球ってこんなにも美しかったのか。
彼の野球は、彼が私たちに見せてくれているのは、野球というものなのか?
とさえ思う。
新しいものを創ってしまったかのようにも、思う。
僕は人間として、イチローの到達した「感覚」に興味がある。
どんなにおいしいクロワッサンも、
翌日には、もう、食べられたものではない。
(でも、クロワッサンザマンドにすればいいのさ。
余ったパンをラスクにするようにね)
翌日には、もう、食べられたものではない。
(でも、クロワッサンザマンドにすればいいのさ。
余ったパンをラスクにするようにね)
きっと、幼い頃、まだまだ多感だったとき、
吸収できるものは、全部貯めこんでしまったんだ。
そうして、今、それらを拾い集めるようにして、
思い出している。
吸収できるものは、全部貯めこんでしまったんだ。
そうして、今、それらを拾い集めるようにして、
思い出している。
カフェの一日は香り立つ一杯のコーヒーから始まる。
ランチでは、焼きたてパンのおいしい香りが漂ってくる。
午後のひとときはダージリンのセカンドフラッシュの
繊細かつ芳醇な香りを楽しみたい。
一日をちょっと振り返るだけで、、香りに包まれた生活をしていることに気付く。
最近、アロマテラピーやお香など、香りを意識した生活が見直されているのは、
より豊かな時間を過ごしたいという思いの表れ。
嗅覚は記憶を呼び起こす。
ふとした香りや匂いで、子供の頃の情景が甦ったり、
四季の記憶が浮かび上がってくる。
仲秋も過ぎ、ますます深まる秋。
どこからともなく、いい香りが...
金木犀は街中で咲き始める。
普段は気にも留めていなかった意外なところに散りばめられた、
オレンジ色。
豊かな香りは、あなたのどんな記憶を呼び起こすだろう..。
(お仕事で書いたHPの記事。とりあえず、これでつなごう。
というか、お仕事もブログを変わりないけど・・・)
ランチでは、焼きたてパンのおいしい香りが漂ってくる。
午後のひとときはダージリンのセカンドフラッシュの
繊細かつ芳醇な香りを楽しみたい。
一日をちょっと振り返るだけで、、香りに包まれた生活をしていることに気付く。
最近、アロマテラピーやお香など、香りを意識した生活が見直されているのは、
より豊かな時間を過ごしたいという思いの表れ。
嗅覚は記憶を呼び起こす。
ふとした香りや匂いで、子供の頃の情景が甦ったり、
四季の記憶が浮かび上がってくる。
仲秋も過ぎ、ますます深まる秋。
どこからともなく、いい香りが...
金木犀は街中で咲き始める。
普段は気にも留めていなかった意外なところに散りばめられた、
オレンジ色。
豊かな香りは、あなたのどんな記憶を呼び起こすだろう..。
(お仕事で書いたHPの記事。とりあえず、これでつなごう。
というか、お仕事もブログを変わりないけど・・・)
何も書いてないし、レスすらしてないのに、来てくれる人たちに。
もう少し、お待ち下さい。
ナンテ、待ってないか・・・。
日曜は、ほぼ1ヵ月振りの休み。
「休むのも仕事のうち!」
って、ある方からメールをもらった。
本当にそうだ。
接客業なんて、自分に余裕がなければできることじゃない。
飲食の人間は、休まないことを誇ってるようなところがあるけど、
違うと思う。
ただ、今は、今後のお店の展開の鍵となる大事な新店のヘルプがある。
しかも、尊敬する上司であり、姉のように慕っている方が店長。
休んでいる場合ではない。
でも、もう限界。
休もう、休もう。
あぁ、こんなこと、書く時間あったら、寝ろ!
って言われそう。
・・・、自意識すら、希薄になってるから、こんなこと、
恥かしげもなく、書きやがる。
また、あした。
あしたも、また、
あさがくるんだ。
わたしにも、
あなたにも
「さらば、読者よ、
命あらばまた他日。
元気で行こう。
絶望するな。
では、失敬。」
太宰治
もう少し、お待ち下さい。
ナンテ、待ってないか・・・。
日曜は、ほぼ1ヵ月振りの休み。
「休むのも仕事のうち!」
って、ある方からメールをもらった。
本当にそうだ。
接客業なんて、自分に余裕がなければできることじゃない。
飲食の人間は、休まないことを誇ってるようなところがあるけど、
違うと思う。
ただ、今は、今後のお店の展開の鍵となる大事な新店のヘルプがある。
しかも、尊敬する上司であり、姉のように慕っている方が店長。
休んでいる場合ではない。
でも、もう限界。
休もう、休もう。
あぁ、こんなこと、書く時間あったら、寝ろ!
って言われそう。
・・・、自意識すら、希薄になってるから、こんなこと、
恥かしげもなく、書きやがる。
また、あした。
あしたも、また、
あさがくるんだ。
わたしにも、
あなたにも
「さらば、読者よ、
命あらばまた他日。
元気で行こう。
絶望するな。
では、失敬。」
太宰治