SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

好意

2005-04-03 02:06:25 | 
恋愛と情熱とは、消え去ることがあっても、

好意は、永久に勝利を告げるだろう

~ゲーテ

いま、この言葉がココロに沁みます。

暗闇から手を伸ばせ

2005-04-03 01:28:59 | 
通り雨が、アスファルトを黒く染めていた

風がある

微かに、アスファルトの匂いがする

風は、なおも吹く

いつのまにか、道は白く乾いていた

欠けてゆく月が、雲に負けじと、僕らに光を届ける

雲を押しのけるように、暗闇から手を伸ばすように

伝えたい

2005-04-02 04:26:41 | 
書きたいからブログやってるのに、いつのまにか義務みたいになって

しまったり、書くことが思いつかないのに漫然とパソコンの前に座って

いたりする自分がイヤ。

書くことなきゃ、他にすることはいくらでもあるはず。

好きなこととはいえ、ちゃんとやろうとすると大変。

もっと、軽く明るい気持ちで書きたい。

無理か・・・。

ないアタマを搾って書いてるんだから。

貧困なイマジネーションを無理矢理引っ張り出してるんだから。

あ、また自嘲だ。

イケナイ、イケナイ。

みっともない。


・・・待てよ。


僕は、書きたいんじゃなくて、伝えたいんだ。

書く、ということばかり考えるからいけない。

伝える、ということを思えば、楽しい。

伝わったときのうれしさ。

思いを伝えて、共有するためにこれをやってるんだ。

そうだ、そうだ。

そうか。

主よ、人の望みの喜びよ

2005-04-02 03:32:03 | 
カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまもて」BWV147

第10曲コラール「主よ、人の望みの喜びよ」

が正しいようです。長いですね・・・。

言わずと知れたバッハの名曲です。

私はただもう単純に、この美しく簡潔な旋律にココロ洗われます。

私の大好きな60年代ソフトロックの名盤

Margo Guryan(マーゴガーヤン)の『Take a picture』の10曲目

「SOMEONE I KNOW」にもこのメロディーが使われていて、幸せな気分に

浸れます。詩はもうどっぷり恋の歌なのですが。

徘徊

2005-04-01 14:30:23 | 
捜してる、探してる、言葉を

ここにもない

あそこにもなかった

そこにも、もちろん、ない

143ページにあったっけ?

あの木の枝と枝の間にあったかな?

ハンカチに包んだっけ?

古い時計の中に?

え?風に吹かれてった?

雨粒と一緒に落ちてきた?

『PET SOUNDS』を聴けば浮き出てくるって?

ねぇ、一緒にさがそうよ

みつからないんだ

リセット

2005-04-01 02:43:49 | 
風邪で一日寝ていた。

大した風邪ではなかったけれど、翌日のことを考えるとじっと寝てい

た方がいいと思って、読みたい本や漫画を抱えてベッドに入った。

活字は読めなかったけれど、漫画は読めた。

おーなり由子さんの初期作品集『あこがれくじら』と『ともだちパズ

ル』(集英社文庫)

改めてこの人の感性に驚かされた。朦朧とした頭に子どもの頃の切な

い気持ちが蘇ってきた。三回、泣いた。

読み終えて、再び横になっていた。

枕に耳をぴったりくっつけていると、自分の心音が聞こえる。

全身の熱がふとんの中に滞って、気が遠くなる。

浅い眠りを繰り返す。

子どもの頃、風邪で寝こんでいたことを思い出す。

今ごろ学校では何をしてるんだろう。

3時間目は算数か、休んでよかったな・・・、とか。

病気になると、自分はひとりなんだ、自分は自分でしかないのだ、

ということが実感として、わかる。

気持ちがまっさらになって、リセットされた気持ちになる。

「ふりだしにもどる」という感じだけれど。

寝ている間、ずっとエヴァンスのソロを流していた。

『Easy to Love』

56・58・62年の録音。

「DANNY BOY」「EPILOGUE」「PEACE PIECE」はこんな時には、堪ら

なくココロに沁みる。

子守唄のように、眠っているときもずっと、流れていた。