よろず戯言

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ラミー

2016-03-01 21:37:18 | グルメ

寒い時期に熱いコーヒーのお供に食べたくなるチョコレート。

冬になると各社色々と冬季限定のチョコレートを発売するが、

昔ながらのお酒の入ったチョコレートを紹介したい。

一列だけの板チョコのなかに、しっとりとした生チョコレート。

そしてその中に、たっぷりのラムレーズン。

ロッテから販売されている、Rummy(ラミー)だ。

 

 

二枚入り。

 

1965年販売開始のロングセラー商品。

同じくアルコールの入った粒チョコ、バッカス。

エアインチョコの元祖のような存在、霧の浮舟。

モルトパフの入ったサクサクした食感が当時新鮮だった、クランキー。

そして王道の、ガーナミルクチョコレート。

これらと同じく、ラミーはロッテを代表するロングセラーのチョコレートだ。

 

 

昔の形状がどのようなものだったのか知らないが、

自分がラミーを食べるようになった近年では、6山1列の板チョコが二枚。

チョコの外側はミルクチョコレート。

内側はクリーム感のある生チョコレート。

そしてその中には、みずみずしいラムレーズンがふんだんに入っている。

アルコール分3.7%で、しっかりとラム酒が効いている。

これが甘いチョコレートとベストマッチ。

熱々のブラックコーヒーや緑茶にも合う。

 

大人買い。

 

ウイスキーやブランデーのおつまみに、チョコレートをチョイスするひとが居るが、

ラミーのような、こういうチョコレートがあると、それもアリなのかなあと思う。

このラミーをつまみに、ワインやウイスキーを愉しむひとも居るとか。

いや自分はそこまで酒を欲しはしないけれどね。

お菓子にほんの少し、エッセンスとしてアルコールが入っているのはいいと思う。

シェリー酒やラム酒の効いた、パウンドケーキやガナッシュなんかも好き。

 

明治製菓から販売されている、メルティキッス くちどけラム&レーズン。

完全にラミーを意識していると思う。

 

明治製菓から、ラミーを意識しているであろう商品が販売されていた。

冬季限定のメルティキッス くちどけラム&レーズンだ。

元々冬季限定のメルティキッス。

その柔らかで濃厚な口どけがウリのシリーズに、ラムレーズンが登場。

通常のキューブ状のチョコに生チョコを閉じ込めた形状ではなく、

スティックタイプのチョコレート。

内部にはしっとりガナッシュ。

さらにその中にみずみずしいラムレーズン。

これはたまらない。

CMの新垣結衣もたまらない。

 

 

6cmくらいのスティックチョコ6枚入り。

 

容量的には、ラミーの方がお得。

ただ、こちらは口どけがたまらない。

ガナッシュの風味とラムレーズンのハーモニーもたまらない。

アルコール度数はラミーと同じ3.7%で、ラムレーズンの味は甲乙付けがたい。

噛まずにゆっくりと口のなかで転がしながら、楽しみたい逸品。

最後に残る、ラムレーズンをゆっくりと噛んで楽しむのだ。

 

バッカス。

ラミーと同じくロッテのロングセラー商品。

 

ついでなので、バッカスも紹介しておこう。

ひょっとしたら、ラミーよりもこっちの方が知名度高いかもしれない。

商品名でピンとくるかもしれないが、

ローマ神話に登場する、ワインと酩酊の神、バッカスから来ている。

ファイナルファンタジーでは、狂戦士化するアイテム、"バッカスの酒"。

ドラゴンクエストでは魔法の迷宮のボスとして、トロルバッコスが、

にわのまこと氏の漫画、THE MOMOTAROHには、

酒で酔って強くなるレスラー、バッカス木桜というキャラクターが登場する。

 

不二家のルックチョコレートや、森永のダースみたいな粒チョコレート。

 

こちらは、粒チョコになっていて、

内部にトロっとした、コニャックが閉じ込められている。

口に放り込んで、カリッとやれば、液体のお酒があふれ出る。

子どもの頃は到底受け容れられなかったこの味。

どっぷりとおっさんになった今じゃあ、これもまたたまらない。

このバッカスもまた、冬季限定の商品。

 

森永製菓から販売されている、小枝 薫るウイスキー。

 

さらに、新たに発見したアルコール入りのチョコを。

森永製菓から販売されている、小枝 薫るウイスキー

あの小枝が、アルコール入りのチョコに?!

ふつうよりもちょっと太めの小枝。

外側はビターチョコ。

内側はウイスキーの入ったガナッシュチョコになっていて、

アクセントとしてオレンジピールが詰まっている。

 

 

 

ガナッシュとオレンジピール好きとしては、これまたたまらない商品ではあるのだが、

いかんせん、内容量が少なくて、ラミーやバッカス、

メルティキッスのラムレーズンと比較しても、かなり割高に感じてしまう。

美味しいことは確かなので、オレンジピール好きにはお勧め。

ガナッシュのみならず、外側のビターチョコともよくマッチしている。

スティック状なので、これをマドラー代わりに水割りなんかをかき混ぜて、

そしてそのまま食べるのがツウの食べ方か?

それもちょっと美味しいかもしれないが、自分はウイスキーは飲めない。

 

ラミーとバッカス。

セットで買うひとが多いかも。

 

そんなこんなのアルコール入りの冬季限定チョコレート。

もう春になってしまったので、今店頭に並んでいるもので今季最後かもしれない。

ラミーは、もう一回買いだめせんといかん。

メルティキッスの方も、もう一回食べたい。

当初ラミーとバッカスだけを紹介する予定が、色々と見つけてしまい記事が大きくなってしまった。

 

板チョコだからと割ってシェアしようとすると、

ラムレーズンが偏ってしまい、片方はダボ穴みたいになって損した気分に・・・。

二枚入っているから、それで分けるのが無難だ。

 



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (れいな)
2016-03-02 07:49:19
このシリーズ私も好きです。
小さい子供の時から見つけたら買うのがバッカスです。
もちろん先にこの名詞を知ったのはファイナルファンタジーのそれですけどね。
最後の写真は右が西ローマ帝国で左が東ローマ帝国みたい。
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小さい頃から・・・! ()
2016-03-02 21:11:37
れいなさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
 
子どもの頃から、こんなアルコール入りのチョコレートを食べていたのですか!?
いや別に年齢制限のない商品だけど、
小さい頃にこんな大人向けの高価なの好んで買うなんて。
ふつう、コアラのマーチとかパックンチョでしょ?
自分はもっぱらチロルチョコでしたけどね。
 
大抵ファイナルファンタジーでしょうね。
自分の場合は記事中にもある漫画のキャラクターでしたが、
FFで同じ名称が出て、なにか酒と関係あるな?と思って調べたら、
神様の名前でびっくりした記憶があります。
ちなみにデュオニソスというギリシア神話の酒の神様も同一なのだとか。
こっちも半熟英雄ってゲームで知った名前でした。
なんだかんだで漫画やゲームから得た知識って多いな・・・。
 
最後のローマ帝国のたとえがよく解りません。
地中海を真っ二つに割ったように分裂したのは知っていますが、
勢力地図がこんな形だったのでしょうか?
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