よろず戯言

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かれい最中

2017-02-04 22:31:39 | グルメ

マコガレイのブランド、城下(しろした)かれいの産地で有名な、大分県日出町(ひじまち)。

先日、そこへ旅行した際、おみやげとして買ったお菓子。

その名も、かれい最中

その地域の名物・名勝・キャラクターなどをかたどった最中菓子。

まあ、ありがちなお菓子なんだけど、

和菓子好き、とりわけ最中好きとしては、これは外せない。

パンフレットにも記載されていたので、行く前から購入しようと決めていた。

 

パッケージのイラスト、ロゴともにシブい。

 

日出町にある老舗菓子舗、笑和堂(しょうわどう)が製造している。

商品内に栞などが一切入れられておらず、店のサイトもなくて詳しいことは判らないのだが、

老舗と紹介されているので、それなりの歴史がありそうなお店なんだけど、

その名前から察すると、昭和に創業されたんじゃなかろうかと。

まあ昭和もひとケタ時代創業だったら、もう90年経つんだから、じゅうぶん老舗といえるか。

あ、名前で勝手に推測しただけで、このお店が昭和創業って決まったわけじゃないけれど。

 

保存料不使用なので消費期限は短め。

 

和紙っぽい包装紙に手包みされた個包装。

"通産大臣賞受賞"の文字が誇らしげに印字されてある。

この時点で、もうかれいの形をしているのが判る。

包装紙を剥がすと、なかからきれいな色の最中が現れる。

パッケージや包装紙に画かれた、シブいかれいとは異なり、

最中のかれいは、少しデフォルメされていて、なかなか愛嬌のある姿をしていた。

 

右向きなのがカレイ。

逆に左向きはヒラメ。

ただ、例外もあるらしい・・・。

 

裏側には、"笑"の印が。

この菓子舗の商品は、他のお菓子にも同じ刻印がなされているようだ。

 

食べてみると、ちょっと ゆるめの粒あん。

ひきわり納豆じゃないけれど、割れた小豆がそこそこ残っているくらいの餡。

こしあん好きにも、粒あん好きにも受け容れられそうな歩合。

でもって、甘さはやや控えめ。

こういうお菓子って、けっこう昔ながらの甘さドぎついのが多いものだけど、

現在のひとに受け容れられそうな、程よい甘さ。

肝心の最中も、香ばしくって歯ごたえよくって美味しい。

餅の風味がしっかりしている。

最近はコーンスターチや加工澱粉で作っている最中も見かけるが、

ちゃんともち米で作られた最中は風味が違う。

 

最中の中身は、ゆるい粒あん(ぎっしり丸粒じゃないってこと)。

 

ふたつみっつペロリといける。

家族や甥姪にも分けるために、10個入りを購入したのだけど、

けっきょく半分は自分で食べてしまった・・・。

まあ別のお土産をあげたからよかろう。

小さい子にゃ、和菓子はもったいない。

まず散らかすしね。 

最中はいい。

湿気に弱いけれど。

 

しっぽの先まで餡が詰まっていた。

 

購入した土産店の紙袋のイラストが いい味出していた。

 

レシートにも城下かれい。

 



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