「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

奈良・旧志賀邸行ってきました (よこ)

2009-05-06 11:59:55 | 仲間たちから多喜二への手紙
行ってきました (よこ)
2009-05-06 10:53:52


志賀邸、4日、5日と行ってきました。
多喜二が通ったと推定される道を全部の方向で歩き、多喜二の泊まった部屋から若草山を見て(同じ部屋・同じ景色!)とひたって来ました。
私は昔の建築が大好きでよく見に行くのですが、あの時代で奥さんや子供達に対する思いが感じられる家は珍しいです。(奥さんの為に作った部屋でも大体ひとりよがりのピントがずれたものが多いんですよね)小説以上に人柄が感じられました。他者に対する思いでも多喜二と通じるものがあるように感じられました。



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よこさん
ご報告ありがとうございました。

私が行ったのは、2003年8月だったか。

サロンに来訪者一覧が掲げられていました。
そのなかに「小林多喜二」の名前を見つけたときには、胸に迫るものがありました。

その思いが、いまも志賀直哉と多喜二との交流をたどる際によみがえります。



                        

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2 コメント

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志賀直哉旧居 (御影暢雄)
2009-05-06 15:44:28
 私は奈良に住んでいて、志賀直哉旧居の近くにも月に何度か仕事で行く機会があるのですが、もう2年近く行っていません。
旧居界隈は昔ながらの街並みが残っていて、春日野の自然とともに、昭和の初期にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。ソフト帽を被り呉服屋の番頭のようないでたちの多喜二が、ひょっこり路地の向こうからやって来るような気がします。
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私も (未来)
2009-05-07 05:06:01
よこさん、行かれたのですね。
私も時間みつけて行きたいと思います。
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