「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

1932年末の作家同盟

2009-12-02 11:15:56 | takiji_1932
10月末から12月下旬にかけて、大小の共産党員の検挙が頻々と相次ぎ、検挙者は1500人を超えたといわれ、いわゆる「非常時共産党」は壊滅した。


12月前後の文化分野の活動状況は、組織員はいくらか増加していたが、多数の専門家を検挙された関係から創造活動は全体的に低下していた。

そのうちに、作家同盟指導部にも右翼的偏向が強まっていった。

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