ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。
オススメのアコギCDをご紹介するコーナー、今回が第6弾となります!
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中川イサト
あいらんど
中川イサトさんは、もともと五つの赤い風船というフォークグループや村上律と中川イサトというフォークデュオで活動していたシンガーソングライターでした。
しかし、『1310』というアルバムを皮切りにアコースティックギターのインストゥルメンタル作品を数多く発表しています。
日本でいち早くマイケル・ヘッジスの奏法を取り入れたり、押尾コータロー、岸部眞明、ゴンチチらの後進の活動を後押しするなど、日本におけるフィンガーピッキングソロギターの草分け的な存在の方です。
正直なところ、僕個人としては日本のフィンガーピッキングのソロギタリストはあんまり好きではないのです。聴いていてつまらない曲が多い、と感じてしまうからです。
いかにもJ-POPや歌謡曲なメロディの曲をわざわざギターでやらなくても…と、ひねくれた気持ちがあります。
しかし、そんな中、僕が中川イサトさんに惚れたのは「Shadowy key」という曲を聴いた時でした。
他のフィンガーピッキングのソロギター曲では感じられない独特な和音の響きとメロディがあまりにもカッコよくて、一気に惹かれてしまいました。
なんでも、この曲、タイトルが「Shadowy key = 無気味な調」というのですが、チューニングがオープンCマイナー9thというチューニングになっていて、中川イサトさん曰く「Cマイナーキーというのは、絶対音感を持ってる人には気持ち良くないそうで、Cマイナーキーはあまり使われないといいます」とのこと。
このコメントを読んだ時、不気味に聴こえるコードをあえて取り入れた曲、というところに、音楽に対する攻めを中川イサトさんから感じました。
そこからしばらくは中川イサトさんの曲ばかり聴いていましたね。
というわけで、今回のこの「あいらんど」はそのShadowy keyが収録されているアルバムです。
↓こちらは楽譜
Shadowy key(トラック13)の他に、このアルバムのオススメ曲をご紹介します。
トラック2
蘭
優しいメロディの曲ですが、この曲もどこかカッコよさがあります。
優しいけど悲しい、渋いけど幼い、いろいろな感情が短い時間の中で感じられます。
トラック4
FLOATING CLOUD
疾走感溢れる楽しい曲です。青空の下で聴いていたい曲です。
はい、というわけで今回は初の日本人アコギタリストのCDをご紹介しました!
ではでは!
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