tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

夜中にアコギを練習するのに便利なアイテムいろいろ

2020-01-26 11:41:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


今回は夜中にギターを練習するために便利なアイテムをご紹介します!


マンションやアパートに住んでる方も多いかと思いますが、やっぱり夜中にアコギの練習するのって気を使いますよね…。
だからと言って小さな音で弾いて練習するのも、弱く弾く変なクセがついちゃうのであんまりよろしくないです。

思い切り弾いて練習したいからと言って、防音室を作るのも面倒だしお金かかるし…。


というわけで、お手軽に音量を抑えて、かつ思いっきり弾いて練習出来るようにするためのアイテムをいくつかご紹介します!



サウンドホールカバー


ギターのサウンドホールを塞いでしまうカバーです。
アコースティックギターは、弦の音を空洞のボディを振動させて増幅させた音をサウンドホールから出す、という性質があるため、このサウンドホールを塞いでしまえばある程度の弱音化が出来ます。

ただ、このサウンドホールカバーの用途はハウリング防止のためのものなので、弱音効果はそこまで高くないです。
また、ギターによってはサウンドホールのサイズとカバーのサイズが合わなくてガタガタしてしまう事もあります。上の画像で紹介しているPlanet Wavesのサウンドホールカバーは、楽器屋でもよく置いてあり、僕も持っているんですが、TaylorにはピッタリでRain Song にはやや小さめでした。購入の際には、サイズには注意した方がよさそうです。

サウンドホールカバーを付けていると、今回のテーマである弱音効果はあまりないのですが、ハウリング防止にはそこそこ効果がありますし、アコギのホールからホコリやゴミが入るのを防ぐことも出来るので、これはオススメです。
僕は常時付けっぱなしにしています(笑)




↑これも割とサウンドホールカバーの定番です。



弱音器


ブリッジに取り付けて弦の振動を抑えて弱音させる器具です。
常にブリッジミュートをかけるような音になり、かなりの弱音効果があります。

ちなみに器具を使わずに、ブリッジにタオルやハンカチなどを挟んでこの弱音器と同じようにミュートさせる方法もあるんですが、無理矢理詰め込むことで、ブリッジや弦に変な力がかかり弦とブリッジの消耗を早める可能性があるので、あまりオススメしないです。
そんなに高価なものではないので、タオルを詰めるぐらいなら、この弱音器を使うことをオススメします。







サイレントピック


弾き語りをやる人は、このサイレントピックを使う方法もあります。

ピックに穴が空いており、かつ、かなり柔らかい素材なので、思いっきりストロークしてもかなり弱音効果があります。

ただ、ピックの固さって弾きやすさにも影響してくるので、柔らかいピックで練習になるかどうかは、正直保証出来ません…笑








サイレントギター


いっその事、弱音化されているギターを買ってしまう、というのも1つの方法です(身も蓋もない話になってしまいますが笑)
YAMAHAのサイレントギターは、そもそものコンセプトが「夜中に練習できるギター」ですので、生音はかなり小音です。

しかも、このギター、アンプに繋ぐことが出来て、本体そのものにリバーブ、コーラスが付いており、内蔵されているマイク・ピックアップの性能がかなり良いので、この一本で自宅練習からライブまで出来ます。

非常にコスパのいいギターですので、オススメです。

ちなみに、YAMAHAのサイレントギターはスチール弦タイプとナイロン弦タイプの2種類かあります。










というわけで、今回は夜中にアコギの練習をするためのアイテムをご紹介しました!


ではではー!




【特殊奏法 アコギ】僕が影響を受けたギタリストたち⑥

2020-01-24 11:42:00 | 影響を受けたギタリスト
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。

僕は憧れている、影響を受けている、参考にしているギタリストを紹介するこのコーナー、第6回となります!


過去の記事は↓


さて、それでは参りましょう!


Alexandr Misko





個人的には、現在、世界一ギターが上手い人だと思っています。
演奏力も圧巻ですが、数々発表しているカバー曲曲のアレンジも素晴らしいんです。
技術と音楽性を兼ね備えた、世界最高峰のギタリストです。





Richard Barrett




以前、変わったギターを紹介する記事(変わったアコギ、面白いアコギ4選)でも紹介したTaylorの8弦バリトンギターを使用しているギタリストです。
ネットで調べてもこの人の情報が少ないんですが、独特の感性と奏法はなんども研究させてもらっています。





GOH 豪




ロサンゼルス在住でアメリカ育ちの日本人ギタリストです。海外で通訳などの仕事をしながら、音楽活動をやっているそうです。
ダイナミックな曲や繊細な曲まで、和と洋が融合された独特の空気感のある楽曲を作られています。



RANDOLF ARRIOLA



ゴダンのエレガットを使い、多数のエフェクターとルーパーを使って1人バンドを作り出してしまうギタリスト。
エレキギターでもなく普通のアコギでもない、ゴダンのエレガットを使うあたりにすごいセンスを感じました。









亮弦-Ryogen-




パワフルな楽曲から洗練された美しい曲まで、僕はとにかくこの人の演奏に魅了されました。凄まじくカッコいいです。正直、僕自身、この1〜2年はこの人の影響を強く受けています。
僕がこの人を知ったのが一昨年ぐらいなんですが、2017年に病気で他界されており、僕が知った頃にはすでに亡くなっていらっしゃいました。
生きていれば、ぜひ生でこの人の演奏を聴きたかったですね…。









はい、というわけで、今回はここまで!


ではではー!


【めざせ1人バンド!】足元でつかえるフットパーカッションいろいろ

2020-01-23 10:47:00 | アコギ以外の機材の話題
ども、アコギをオモチャにする男、takoです。


さて、今回は足元に置いてつかえるパーカッションのアイテムをいろいろご紹介します!

弾き語りをやられてる方などは、アコギだけでは物足りなく感じることもあるのではないでしょうか?
かといって、バンドサウンドの音源を作るのも難しそうだし、スラム奏法も難しそう!
そんな時に、足元でパーカッションを取り入れられるお手軽なアイテムのご紹介をします。足でリズムをとりながらリズムを入れるだけでも、同じ曲がガラッと変わりますよねー!




MEINL(マイネル)
フットパーカッションシリーズ
MEINL(マイネル)は創業から、カホンやコンガなどの様々な種類のパーカッションを作っている会社です。
そんなマイネルでは足に取り付けるタイプのパーカッションがいくつか製作されています。


タンバリンタイプ



ラトルタイプ



シェイカータイプ


この他にも公式サイトを見るといろんな種類のパーカッションがあります。

MEINL PERCUSSION FX Pedal


ライブでやるときは、別でマイクで音を拾うなどと工夫が必要となるかもしれませんが、数種類組み合わせて使えば、1人バンドも夢ではないでしょう!




Logjam(ログジャム)
ストンプボックスシリーズ

ストンプボックスは足で踏んで、踏んだ音をラインで出力します。
低音のドン、ドン、というバスドラムのようなパーカッションが生み出せます。

ログジャムのストンプボックスも色々な種類があります。



持ち運びしやすい小さなタイプから、



幅広いタイプは左右で音が違い、踏み分けて使う事が出来ます。



かかととつま先で踏み分けられるタイプもあります。


僕はちなみに、幅広のタイプを持っていますが、直でPAやアンプに繋ぐとやや物足りない音でした。ドン!という芯のある音を作るにはログジャムからPAまたはアンプの間にプリアンプやDIを挟んだ方がいいかもしれません。



Roland 
SPD::ONE PERCUSSION 
Percussion Pad

Rolandのパーカッションパッドです。ハンドクラップや電子ドラムのスネアやハイハットのような音が内蔵されており、WAVデータを同期させることも出来ます。

ドラムセットの一つとして取り込んだり手で叩いたりも出来ますし、足で踏んで使うことも出来ます。

デジタルが得意な人であれば、好きな音を入力して、隠し技や飛び道具として使えます!
カラーバリエーションもいろいろありますので、何色か並べて使うのも面白いかもしれませんね!






はい、というわけで、今回は足元で使えるフットパーカッションをご紹介しました!


ではではー!!





【アコギ 初心者向け】ソロギターやるならアコギ(スチール弦)?クラギ(ガット弦)?

2020-01-22 12:04:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにする男、takoです。


さて、今回はソロギターをやるならアコギ(スチール弦)がいいのか、クラギ(ガット弦)がいいのか、ということについてのお話です。いろんな観点からアコギとクラギをtakoの視点で比較していくと2点のことをお話することになります。



指弾き(アルペジオ)しやすいのはクラギ!
アコギとクラギではネックの太さが違います。そして、クラギの方が太くなっています。

↑アコギ

↑クラギ
まぁ画面ではわかりにくいかもしれませんが笑

ネックが太い、ということは左手で押さえるのが難しくなる、と思う方もいるかもしれませんが、実は、指弾きのしやすさは右手の弾きやすさが重要だと思います。そう考えると、ネックが太い、ということは弦と弦の幅が広いので、指が弦と弦の間に入れやすいのです。
基本的には、左手のポジションを見ながらギターを弾くと思うのですが、右手はほぼ見ていないので、無意識で1〜6弦の位置が覚えやすい方がいいです。
弦と弦の幅がある方が、感覚での指と弦の位置が覚えやすいのです。

また、これは個人的な感覚なのですが、主にメロディを奏でることとなる1〜3弦はガット弦の方が音が太くて大きいです。
僕自身、昔はクラギを弾いていたのですが、スチール弦の高音弦はガット弦と比べると非常に物足りなく感じました。

1〜6弦までバランスよく音量が出るのはガット弦だと思います。



特殊奏法やるならアコギ!
タッピングやハーモニクスなどは、スチール弦の方がなりやすいです。
タッピングやタッピングハーモニクスなどの、フレットに叩きつけるような奏法は、やはり金属と金属がぶつかる方がインパクトが強く、ガット弦では出しにくいです。
ガットでも出来なくはないのですが、タッピングだと、フレッドへの打撃音の方が大きくなり、ネックの状態によっては上手く出ません。


また、スラム奏法(ボディを叩きパーカッションを織り交ぜながら弾く奏法)をやるのであれば、クラギはやめた方がいいです。
アコギとクラギだと、弦の性質だけではなくボディの木の性質も違います。
クラギの木はアコギの木に比べると強度はありません。
スラムなど激しい演奏をやる可能性がある場合は、アコギの方がいいでしょう。



はい、というわけで、今回はソロギターをやる場合のアコギとクラギの違いについてのお話でした。





〜ライブのお知らせ〜
2020/1/24(金)
「濃味。vol.2」
@メロディア東京

詳細は↓から!





【アコギ オススメCD紹介④】ジャスティン・キング Justin king 「Le Bleu」

2020-01-21 12:32:00 | オススメアコギCD紹介
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


アコギの名盤をご紹介するこのコーナー、第4弾です!

過去記事は↓





今回ご紹介するのはこちら!

ジャスティンキング
Justin king
Le Bleu




ジャスティン・キング、といえば、アコースティックソロギター界では知らない人はいないほど有名なギタリストです。
「マイケルヘッジスの技を全て習得した」なんて言われたりもしている、凄腕ギタリストであります。
現在は、大学で油絵と写真の勉強をしているそうで、音楽活動からは少し離れているようですが、それでも、未だに凄腕ギタリストとして語られています。

そして、ジャスティンキングを凄腕ギタリストとして、世界中が認めた一枚が、この「Le Bleu」なのです。

今ではジャスティンキングの代表曲となっている「Knock on Wood」「Phunkdi fied」「Loco Motives」が全て収録されている事も素晴らしいですし、メロウで甘いアコギインストらしい曲から最後には本人の歌声も入っているという、贅沢な19曲です。


国内盤はなく、輸入盤でしか手に入らないうえに、ネットで調べても注文できなかったり在庫がなかったりなど、今日ではちょっとレアな一枚になっていますが、アコギインストファンならぜひ手に入れたい1枚となっています!





最後に、僕のオススメ曲のご紹介。

トラック4
A SAUCEY JIG
アイルランドのダンスチューンをセンシティヴに聴かせてくれます。映画で見るような陽気なヨーロッパの雰囲気を味合わせてくれます。


トラック7
LOCO MOTIVES
YouTubeでもよく見られているこの曲ですが、このCDでのテイクが1番好きです。
楽譜とか奏法がこのテイクだと違うのか?と思うほど、心躍る曲となってます笑



トラック17
PRINSENGRACHT
単純に好きな曲です。ゆったりとした曲に見せかけて、要所要所で高い演奏技術と真似出来ない"味"を見せつけてくれます。



はい、というわけで今回はジャスティンキングのベスト盤と言っても過言ではない名盤のご紹介でしたー!


ではでは!





〜ライブのお知らせ〜
2020/1/24(金)
「濃味。vol.2」
@メロディア東京


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