tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

素晴らしきカーボンギターの世界!!

2020-03-22 12:19:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


今回は、今、密かな話題になっているカーボンギターについてのお話!




そもそも、カーボンギターとは何か?

木の素材を一切使わずカーボンという素材のみで作られたギターの事を指します。
(メーカーによっては「オールグラファイト製ギター」と呼んでいるものもあります。カーボンとグラファイトは厳密に言うと異なる素材なのですが、どちらも炭素Cが基になっているもので、その違いを説明するには文字制限が足りないので、この記事では便宜上、一般的に広まっている"カーボン"という名称で書かせていただきます)


Ovation(オベーション)←は裏面がリコラードという特殊な素材で作られていますが、トップ板やネックは木で作られています。
カーボンギターは一切木が使われていないので、オベーションとはまた大きく違います。





なぜ、そんなカーボンギターが作られているのか?そして、注目を集めているのか?
それには、カーボンギターがメリットだらけのギターだからです!


メリット1
環境の影響を受けない


通常、木の素材で作られているアコギは、湿度などの環境の変化に弱いです。
そのため、定期的にメンテナンスをしないと最高の状態で弾き続ける事ができません。
その点、カーボンギターは湿度などの環境の変化をほとんど受けません。なので、ネックもほぼ反らないし、雨の日や乾燥した日でもギターのコンディションが変わりません。極端な話ボディに水をぶっかけても傷んだりすることが無いのです!(実際には、金属パーツがあったりエレアコなら内部に電気系統パーツがあるので、本当に水をかけたりするのはやめてください笑)

メンテナンスをしなくても、買った状態をほぼ維持できるギターなのです!




メリット2
軽くて丈夫
カーボン繊維強化プラスチックは、鉄と比較し引張強度が約10倍、比重は約1/4、ととにかく軽くて硬いのです!
木のギターと持ち比べてもかなり軽いですし、ボディヒットなどでトップを割ってしまうという心配もありません。



メリット3
見た目がカッコいい


これは僕の主観になってしまいますが笑

木のギターでは出せないその見た目はかなりカッコよくて、注目を集めること間違い無しです!

個性派ギタリストは注目ですね!








と、メリットばかりのギターのように思えますが、個人的にはカーボンギターを使っている中で、デメリットだと思う事もありますので、そちらにも触れておきたいと思います。


デメリット1
改造が出来ない(かもしれない)
ソロギターをする方だったら、アコギに後付けのピックアップを付ける、など、アコギに何かしら改造をすることもあると思われます。
その場合、アコギにドリルで穴を開ける事になるのですが、このカーボンギター、おそらく(あくまでおそらく)穴を開ける、という事が出来ないかもしれません。
実際にとあるリペアショップの店員さんに「ドリルで穴開けたら全部割れてしまうかもしれない」と言われて、カーボンギターに穴を開ける事をオススメされなかった事があります。
カーボンギター自体がまだまだ主流では無いので、リペアショップにとってももしかしたら扱いの難しいギターなのかもしれません。


デメリット2
音が成長しない
木のアコギは弾けば弾くほど、プレイヤーの音に対して木が振動し、音が変化していく、プレイスタイルによってそれに合わせてアコギの音が成長していく、という事がよく言われます。
その点で言えば、カーボンギターは最初から最適なコンディションをキープされているため、木のような成長は無いのかもしれません。
まぁ、買った時から音が完成されていると思えばいいのでしょうけど笑








というわけで、カーボンギターのメリット・デメリットをご紹介しました!

個人的にはカーボンギターはかなりメリットの大きいギターだと思うので、かなりオススメです!



では、最後に日本で手に入るカーボンギターのメーカーをいろいろご紹介したいと思います!



Rain Song (レインソング )


カーボンギターの代表的なメーカーです!ラップトップ奏法で有名なギタリスト、→エリック・モングレイン←が使用していた事でも注目されました。
ちなみに僕も保有してます!






Composite(コンポジット)




こちらも、最近楽器屋でしばしば見かけるようになりました。
見た目の奇抜さなどカーボンギターらしさ満載です!
僕はレインソングとコンポジット、どちらを買うかギリギリまで迷ってしまいました!







LAVA MUSIC


こちらはカラーバリエーション豊富なカーボンミニエレアコです!
高価なものが多いカーボンギターですが、こちらは10万円代なので、まだ比較的手にしやすいカーボンギターなのではないでしょうか!







McPherson


さて、こちらのメーカー、先に紹介した他のカーボンギターと比べて、高価でやや見つけにくいですが、見た目の可愛さからもやっぱり気になるカーボンギターですね!








はい、というわけで、今回はカーボンギターについてのご紹介でした!

ではでは!







【アコギメーカーについて語る】神田商会のトラベラーギターが面白い!

2020-03-21 12:06:00 | アコギメーカーを語る
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。

アコギメーカーを語るこのコーナー。


今回は、おそらく皆さんがあまり聴き馴染みのなさそうなギターメーカーのご紹介です!

こちら!

株式会社神田商会
Traveler Guitar
トラベラーギター



株式会社神田商会は楽器の総合商社です。その自社ブランドであるトラベラーギターは、その名の通り旅行などでの持ち運びに便利なトラベルギターを製作しています。


さて、なぜこのトラベルギターが気になったかと言いますと、、、
こちら↓をご覧ください。



……薄っ!!

この薄さは他のトラベルギターやミニギターではあまり見ないですね笑
こういう個性の強いアコギは、個人的にはすごく気になってしまいます。
ボディは薄いのですが、背面がラウンドバックになっているので、十分な音量が出る構造となっています。

しかも、こちらのシリーズ、アコギ、エレアコだけでなく同じシリーズでアコギベースもあるんです。








さてさて、まぁトラベルアコギだけなら、よく見るギターかもしれませんが、




今回このトラベラーギターを取り上げたのは、こちらのトラベルエレキを見ていただきたかったからです。















………( ゚д゚)


まさにコンパクトの極みですね笑
これ以上削るところが無いと思わせるほどのコンパクトぶり。
最初見たとき思わず笑ってしまいました笑






はい、というわけで、今回は神田商会のトラベラーギターを(あんまりにも面白くて思わず)ご紹介しました!


ではでは!



【アコギメーカーについて語る】コールクラーク(Cole Clark)は本格派ギタリストにはオススメ!

2020-03-20 12:58:00 | アコギメーカーを語る
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。

アコギメーカーを語るこのコーナー。


さて、今回ご紹介するのはこちら!



コールクラーク
(Cole Clark)





さて、コールクラークはオーストラリアのギターメーカーです。2015年から日本によく入ってくるようになり、イシバシ楽器が日本で輸入代理店となっています。

以前、→スラム奏法でオススメのアコギを紹介する記事←でもご紹介しておりますが、とにかく性能の良いエレアコなんです!

コールクラークは、ピックアップを独自開発しており、サドル下のピエゾ、ボディ内部のフェイスセンサー、コンデンサーマイクの3つが搭載されている、3way ピックアップシステムを導入しています。

そのピックアップの性能はかなり評判が良くて、ソロギターだけでなく、シンガーソングライターの人でもかなり使っている人が増えてきています。


その性能の良さからエントリーモデルでも10万円代と、割と高価です。
しかし、本格的にアコギを弾いていく人にとっては、かなりコスパの良いアコギでもあります。
ライブなどを視野に入れている人にとっては、候補の1つには必ず入れていただきたいと思います!




さて、コールクラークのラインナップは、大きく分けると、ソロギター向きの小ぶりな形のAngelシリーズと、ドレッドノートのような大きめの形のFat Ladyシリーズに分かれます。


Angelシリーズ



Fat ladyシリーズ




どちらも楽器屋さんで試奏してみましたが、
Fat ladyは構えてみた感じ、やっぱりやや大きいです。ソロギターをやる僕としてはやっぱりAngelが構えた感覚としては良かったですね。
音の感じで言うと、Fat ladyは低音が豊かに響き音量も大きいので、ストロークでジャカジャカ弾くのが良さそうです。Angelは中高音域が響きやすく、やっぱりソロギター向きですね。









というわけで、まとめますと、

ライブで使う事を前提としたエレアコをお探しの方にはかなりオススメ。
ただし、グレードが1番低いものでも10万円代なので、ご予算にはご注意を。



僕自身保有してませんが、実は何度も楽器屋さんで試奏してます笑


というわけで、今回はかなりオススメ出来るエレアコメーカー、コールクラークのご紹介でした!

ではでは!




これぞ、未来のピアノ!? Roland グランドピアノ GPX-F1 Facet に驚いた!

2020-03-18 12:01:00 | 雑記・その他
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。



さて、今回はアコギではなく、電子ピアノのお話。



Rolandが驚きのグランド電子ピアノを紹介していました!

こちら!


GPX-F1 Facet




画像転載↓



いやはや、その見た目に驚きを隠せませんね…笑

こちら、「GPX-F1 Facet」は2020年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「CES 2020(International Consumer Electronics Show)」会場において、Rolandが考える将来のピアノのビジョンを提示するコンサート・グランドピアノのコンセプトモデルとして発表された電子ピアノです。

コンセプトモデルのため発売の予定は無いそうですが、その近未来的な見た目はかなり引き込まれますよね…。


Rolandの紹介動画がこちら↓




公式HPによると、GPX-F1 Facet の主な機能は以下の通り

・デザインは、複雑にカットされて美しく輝く宝石の面を意味する"Facet"という名のとおり、多面体で構成されたクリスタルのような美しさが特長。外観だけでなく、多角な面が立体的で豊かな音場を創出。


・ローランドの最新ピアノ技術である、PureAcousticピアノ音源/アンビエンス、アコースティック・プロジェクションによるスピーカー・システムを最適化。


・譜面台には大型のAndroid対応ディスプレイを装備。デジタル譜面の表示やオンラインのビデオ・レッスンなど、さまざまな音楽コンテンツが楽しめる。


・ローランドの楽曲制作アプリZenbeatsと連携して音楽制作や編曲に活用することもでき、さらにはAmazon「Alexa(アレクサ)」などのクラウド音声サービスとも連携。


・演奏に連動して形や色が変化する映像を、ベース・ユニットに組み込んだプロジェクターからFacetの大屋根に投影し、演奏が視覚化されることで、視覚的にも演奏表現ができる。




いやいや、かなり未来的な機能がふんだんに搭載されていますねー。
GPX-F1 Facet でコンサートが行われるなら、音はもちろんのこと視覚的にも新しいコンサートスタイルが実現出来そうです。






はい、というわけで今回はRolandが発表した近未来的な電子ピアノGPX-F1 Facet のご紹介でした!
来てますね!未来!笑


ではでは!

【今、欲しいもの】スカイソニックのワイヤレスピックアップが気になる!

2020-03-17 12:06:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。

さて、今回は今僕がメチャメチャ欲しいと思ってる機材についてご紹介です。

ズバリこちら!

SKYSONIC(スカイソニック)

WL-800JP Wireless Soundhole Pickup




いわゆるエレアコ用のピックアップなんですが、なんと、ピックアップそのものがワイヤレスなんです。


以前の記事←で、僕はカーボンギターであるレインソングに穴を開けたくない、ということで、サウンドホールに引っ掛けて使うマイクシステム iRig acoustic stage を購入したのですが、やっぱりケーブルが多くなり、ギターの取り回しがやりにくくなる、という欠点がありました。




まぁ1万円ほどの価格で音もまぁまぁ良かったので、それなりに満足していたのですが、このスカイソニックのワイヤレスピックアップを発見してしまい、非常にほしくなってしまいました!



ざっと調べた感じだと、このスカイソニックのワイヤレスピックアップ、いいところだらけなんです!

まず、アコギそのものに穴を開けたりしなくて良いところですね。
普通のピックアップを後付けする場合、サウンドホールにネジ穴を空けたり、エンドピンの穴を拡張させるなど、いくらかアコギに手を加える必要があります。
しかし!このスカイソニックのワイヤレスピックアップはネジでクランプを固定するだけなので、穴あけ不要で簡単に取り付けが出来るんです!



ピックアップ単体がワイヤレスなので、内部の配線も不要。初心者でも簡単に取り付け出来そうです!




次に、ワイヤレスなので取り回し自由なところも良いですね。
ケーブルから解放されるので、ステージングも自由!ワイヤレスの届く距離は10mほどあるらしいので、普通のライブハウスであれば充分ですね!




最後に、ピックアップがデュアルピックアップシステムになっているのもかなりポイントが高いです!
マグネティックピックアップとコンデンサーマイクが搭載されているので、マイクのボリュームをうまく調整すれば、ボディヒット音もうまく拾ってくれそうです!
このワイヤレスピックアップ単体で全て済んでしまうので、エレアコにもともと付いていたピックアップは一切使わなくなってしまいますが笑、このワイヤレスピックアップの音質が充分ならかなり満足出来そうです!






はい、というわけで今回は僕がかなり気になってるワイヤレスピックアップのご紹介でした!


これは、僕、近いうちにマジで買います!笑


ではでは!