ほんわか写真帳

かわいい、おもしろい、きれい、素直に感じたものを写真に撮りました。見ている人もほんわかしてくれたらいいな…。

はいけい

2007-10-25 23:26:49 | 動物
「はいけい」と聞いて、何を思い浮かべますか?
一番多いのが「拝啓」ですよね。

でも最近、発覚した「比内地鶏」の事件で知ったのは
「廃鶏」(はいけい)です。

地内地鶏と称して「廃鶏」を使用していたのです。
地鶏だと一羽数千円もするのが「廃鶏」だと50円程度。
その価格差で利益を得ていました。
許せないことです。

このニュースで初めて知った「廃鶏」は卵を産まなくなった鶏のこと。
見るからに、疲れきってボロボロです。
お肉が固くなっているので本来はスープの元など、
加工食品に使われるそうです。

でも、この「廃鶏」ってことば、悲しいですね。
人のために一生懸命、卵を産んでくれた鶏なのに
この名前を聞いて、なんかかわいそうになってきました。

鶏も牛もブタも、その他食用にされる動物は
消費動物として扱われます。


昔は、牛も乳牛なら食べられずにすむのに…なんてノー天気な
ことを思ってました。でも、大違いなんですね。

み~んな食べられちゃうんですよね。
当たり前のことなんです。消費動物が寿命を全うすることはありません。

それを知ったのは村上春樹さんと安西水丸さんの著書である
日出ずる国の工場」という本です。

ここに小岩井農場も出てくるのですが、乳牛も牛乳が出なくなったら
食用にされるって…。売場では国内産牛とかで出ていると思います。
しかも、乳牛のオスは子牛の時点で食肉用となります。

でも、こういう動物がいるから私たちが生きていけるので
感謝して命をいただかくてはいけないのです。

調理されていると、意識しないものですが、
そんな命を無駄にはしたくないですね。

この牛さんは、どうなんだろう…。
六甲牧場にいた牛さん…です。
センチメンタルなことを言っていてもしっかりと
私もお肉をいただいています。ベジタリアンにはなれません。


ほんとうに、久々に「キレイ撮り」を更新しました。
小顔に撮られるコツを紹介しています。
そちらも読んでね
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする