桐島の時に演ってた軽薄な女子高生と今日観たOLはそうそうダブらないと思う。そのくらい振幅が激しい。所謂上手い玄人受けする女優だ。器用だから脇で主役を立てる役回りが多いので、ヒロインをやったらどうなるんだろうと楽しみだった。
上手い役者はどんな役も自分色に染めてゆくものなんだとあらためて気付かせてくれる。華のある女優では無いから、そうそう主役が回ってくる事はないだろうけど、こういう小さな映画ではたまに堪能させてほしい。
映画そのものは女流監督にありがちな小さく狭い世界観の作品で、感性が先行しながらも上手に作られていた。観なくとも後悔はしないけれど、観ておいて損のない作品だと思う。
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