映画と渓流釣り

川はお祭り前夜祭

 鮎釣りがとうとう解禁になりました。前日の夜から川辺にテントが張られ、大掛かりな焚き火が空を焦がし、渓流解禁とは全く違った賑やかな幕開けです。

わたくし達渓流釣り師にとっては、迷惑な人たちの登場です。
川はご存知皆のものですから、それぞれ公平に楽しみたいですよね。あの淵もこの瀬も、お魚のいそうなところは取りあえず竿を出してみたいのが釣り師の気持ちなのに、鮎とフライマンの行動パターンは同じで、一所で粘るものですからなかなかこちらに順番が回ってきません。
特に困ったちゃんなのが、コロガシとか言う釣技。ただの引っ掛け釣りでしょ。あれは禁止して欲しい物です。流れにいる色々な魚を無差別に傷つけてしまい、川を荒らすだけのような気がします。友釣りは同じ引っ掛け釣りでありながら、魚の習性を逆手に取った美しい釣技だと思いますが、コロガシにはなんの美しさも理論もありません。

来週から暫らく桂川漁協内での釣りは出来そうもないので、都留漁協田原滝上流へ行くしかなさそうです。
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