情報技術の四方山話

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JoyentがOpenSolaris分流のSmartOSをリリース-Linux KVMも統合へ

2011-08-19 22:04:25 | 仮想サーバー
匠技術研究所
JoyentがOpenSolaris分流のSmartOSをリリース-Linux KVMも統合へ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
米国Joyent Inc.がSmartOSをリリースしました。SmartOSはOpenSolarisを源流とするillumosベースのカーネルにLinux由来のハードウエア仮想化機能KVMを移植統合したものです。KVMによる仮想化とZFSが統合された唯一のOSであり、まさに今後のサーバー仮想化環境で欲しいOSです。仮想化プラットフォームを構築するときの大きな悩みは大容量のストレージです。ZFSはこのストレージの悩みを解消します。一方仮想化ソフトウエア並びにその周辺支援ツールの選択は、今後少なくとも5年程度の長期スパンで考える必要があります。というのも、仮想化機能上で複数のサーバーを動かすことは、もはや自然です。問題はその仮想化機能は長ければ10年単位で使い続けることです。

まだSmartOSはブートしただけですが、GUIを省略したコンパクトなイメージに好感が持てます。引き続き紹介していきます。


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Linux/AMD Phenom II X6 1090TのCPUクロック

2010-11-10 11:34:17 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/AMD Phenom II X6 1090TのCPUクロック


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/CentOSを動かしていいるPCサーバーのCPUをAMD Phenom(tm) II X6 1090T Processorにアップグレードしました。サーバーの起動がきびきびと速くなり、試験を行うことが大変楽になりました。

CPUマニアではないのですが、近年のAMD CPUの動作状況を体感することができました。AMD CPUは負荷が少なければ、なるだけ休んでいます。丁度自動車のエンジンの評価のように「3気筒だから、4気筒だから」ということではなく、必要とする仕事に対して十分な処理能力があるかどうかと同じです。AMD CPUの例のように性能が変動するCPUだと、コア単体での能力の数値を比較しても処理能力を知ることはできません。

■基本ソフトの情報
[root@virtsv ~]# uname -a
Linux virtsv 2.6.18-194.17.4.el5 #1 SMP Mon Oct 25 15:50:53 EDT 2010 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
[root@virtsv ~]# lsb_release -a
LSB Version: :core-3.1-amd64:core-3.1-ia32:core-3.1-noarch:graphics-3.1-amd64:graphics-3.1-ia32:graphics-3.1-noarch
Distributor ID: CentOS
Description: CentOS release 5.5 (Final)
Release: 5.5
Codename: Final
[root@virtsv ~]#

■AMD Phenom(tm) II X6 1090T Processorの1コアの動作状態
6コアなので、そのうちのひとつを抜粋します。負荷かがかかっていない状態なので、省エネ状態で最低クロックで動作しています。それでも、BogoMIPSは6429.07とAthron系列より高速のようです。
AMD Athlon(tm) II X4 620 Processorの1コアでは同じクロック(0.8G)でのBogoMIPSは5223.23なので、1コアあたりの処理能力は、1.23倍向上しています。

6コアなのでこの6倍分の処理能力があるので、驚きです。

[root@virtsv ~]# cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : AuthenticAMD
cpu family : 16
model : 10
model name : AMD Phenom(tm) II X6 1090T Processor
stepping : 0
cpu MHz : 800.000
cache size : 512 KB
physical id : 0
siblings : 6
core id : 0
cpu cores : 6
apicid : 0
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 6
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ht syscall nx mmxext fxsr_opt pdpe1gb rdtscp lm 3dnowext 3dnow constant_tsc nonstop_tsc pni cx16 popcnt lahf_lm cmp_legacy svm extapic cr8_legacy altmovcr8 abm sse4a misalignsse 3dnowprefetch osvw
bogomips : 6429.07
TLB size : 1024 4K pages
clflush size : 64
cache_alignment : 64
address sizes : 48 bits physical, 48 bits virtual
power management: ts ttp tm stc 100mhzsteps hwpstate [8] [9]

起動時のBogomMIPSの値をgrepしてみました。
[root@virtsv ~]# dmesg | grep MIPS
Calibrating delay loop (skipped), value calculated using timer frequency.. 6429.07 BogoMIPS (lpj=3214536)
Calibrating delay using timer specific routine.. 6428.93 BogoMIPS (lpj=3214467)
Calibrating delay using timer specific routine.. 6429.07 BogoMIPS (lpj=3214537)
Calibrating delay using timer specific routine.. 6429.07 BogoMIPS (lpj=3214537)
Calibrating delay using timer specific routine.. 6429.07 BogoMIPS (lpj=3214535)
Calibrating delay using timer specific routine.. 6429.62 BogoMIPS (lpj=3214810)
[root@virtsv ~]#

■変動可能なCPUクロック
AMD Phenom(tm) II X6 1090T Processorは各コアごとに最高3.2G、最低0.8Gです。
[root@virtsv ~]# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_available_frequencies
3200000 2400000 1600000 800000

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仮想サーバー構築のポイント解説ゼミを計画中です

2010-08-28 19:58:18 | 仮想サーバー
匠技術研究所
仮想サーバー構築のポイント解説ゼミを計画中です


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
仮想サーバー関係のゼミのご要望を頂いていますので、仮想サーバー構築のポイント解説ゼミを開催します。仮想サーバーを構築するには、いくつもの留意事項があります。匠技術研究所では、事業者用途で普及が始まっている仮想サーバーのテクノロジと、これから構築する際のポイントを解説し、Linux/KVM用いて仮想サーバーと仮想マシンに実際に触れるゼミを計画中です。

既に、仮想サーバーを大規模介護施設へ導入した経験を基に、仮想サーバーの導入計画・実装計画・運用計画のポイントを解説。Linux/KVMで仮想サーバーと仮想マシンを実際に使った実習を行います。

このゼミは特定商品の売り込みではありません。仮想化技術を体系的に知り、何を知ることがポイントかを理解する為のゼミです。商品化されている個々の商品の詳細については説明いたしません。

先ずは、場所の確保の関係上、当ゼミへのご興味の有無とご希望の時期をお知らせください。

コンセプトのドラフト:


想定する受講者:
 これからシステムの仮想化を計画する方。ベンダー主催の特定技術の売り込みセミナーではなく、技術的な背景と現実を体系的に知りたい方。社内情報担当の方で、稟議書のヒントが欲しい方。仮想システムベンダーと打ち合わせを予定している方。

ご注意:
 谷山ゼミでは、参加者の自己紹介と参加目的の紹介をお願いしております。これはゼミの期間中、お互いの目的を理解しつつ相互に相談しながら受講を進める為のものです。ご理解の程よろしくお願いします。

受講者の前提知識:
 基本的なパソコンの操作が可能な方。

受講者が必要なもの:
 自習用の無線LAN接続可能なノートパソコン必須。
 自習用パソコンにはTeraTermのインストールが必須です。
 もしお持ちでない場合は事前にご相談ください。
 ゼミ会場には無線LANを用意します。

大項目予定:
1.仮想化とは
2.わざわざ仮想化して何が良いの
3.仮想化の夢と現実
4.仮想化で必要な背景技術
5.仮想化基盤の選択
6.仮想化基盤の実装演習

期日と時間割予定:
第一回 2010年9月下旬 
第一日目 13:00から17:00まで途中休息1時間程度
 1.から4.まで
第二日目  9:30から16:00まで途中昼食休息1.5時間程度
 5.から6.まで
(*)第一日目は午前中移動、第二日目は終了後移動に配慮しております。

第二回 2010年10月後半
第三回 2010年11月前半

費用予定:
二日間通し、120,000円

よろしくお願いします。



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Linux/KVM仮想サーバー:仮想マシンのメモリー割り当てを動的に変更

2010-07-24 23:00:31 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/KVM仮想サーバー:仮想マシンのメモリー割り当てを動的に変更


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/KVM上のゲストサーバーへのメモリー割り当てをダイナミックに変更することができます。この変更は、ゲストサーバーを無停止のまま実行することができるので、リソースの割り当て変更を、稼働状況に応じて行うことができ、とても便利です。

[root@virtsv ~]# virsh setmem 8 524288

[root@virtsv ~]# virsh dominfo 8
Id: 8
名前: cent55BaseT0
UUID: 36b18555-dfc1-9cab-81e9-2bda01f27145
OS タイプ: hvm
状態: 実行中
CPU: 2
CPU 時間: 34497.9s
最大メモリー: 1048576 kB
使用メモリー: 524288 kB
自動起動: 無効にする

[root@virtsv ~]#




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Linux/KVM仮想サーバー:仮想マシンの状態を表示する

2010-07-23 23:26:47 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/KVM仮想サーバー:仮想マシンの状態を表示する


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/KVMでの仮想サーバーの構築を試みています。KVM上でCentOS5.5をネットワークインストールしました。仮想マシンの設定情報を表示したところです。

■KVM上で仮想マシンの情報を表示する
virsh dominfoで仮想マシン実行中でも情報を表示することができます。


[root@virtsv ~]# virsh list --all
Id 名前 状態
----------------------------------
8 cent55BaseT0 実行中
10 cent55BaseSYURU 実行中
11 cent55BaseSMAIL 実行中
12 cent55BaseSKAWA 実行中
- cent55Base01 シャットオフ
- cent55BaseS0 シャットオフ
- cent55BaseSHIRO シャットオフ
- cent55BaseT1 シャットオフ
- cent55BaseT2 シャットオフ

[root@virtsv ~]# virsh dominfo 11
Id: 11
名前: cent55BaseSMAIL
UUID: 8d3982db-a148-7ae5-74fc-de02ef38fc88
OS タイプ: hvm
状態: 実行中
CPU: 2
CPU 時間: 13440.1s
最大メモリー: 1048576 kB
使用メモリー: 1048576 kB
自動起動: 無効にする

[root@virtsv ~]#



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Linux/KVM仮想サーバー:仮想マシンをvirt-cloneでコピーする

2010-07-20 19:31:34 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/KVM仮想サーバー:仮想マシンをvirt-cloneでコピーする


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/KVMでの仮想サーバーの構築を試みています。KVM上でCentOS5.5をネットワークインストールしました。最初のイメージを残して置くために、仮想サーバーのイメージをコピーして使います。まずは練習なので、失敗しても手戻りが少ないようにする準備です。

■KVM上で仮想マシンをコピーする
virt-cloneで簡単にコピーすることができます。コピー元の仮想マシンは停止している必要があります。私の環境では、20GBのイメージを130秒ほどでコピーしています。

[root@virtsv ~]# virsh list --all
Id 名前 状態
----------------------------------
1 cent55Base01 実行中
- cent55BaseS0 シャットオフ
- cent55BaseT0 シャットオフ

[root@virtsv ~]# virt-clone --original cent55BaseT0 --name cent55BaseT1 --file /var/kvm/images/cent55BaseT1.img
Cloning /var/kvm/images/cent55BaseT0.img | 20 GB 02:11

Clone 'cent55BaseT1' created successfully.

[root@virtsv ~]# virsh list --all
Id 名前 状態
----------------------------------
1 cent55Base01 実行中
- cent55BaseS0 シャットオフ
- cent55BaseT0 シャットオフ
- cent55BaseT1 シャットオフ
- cent55BaseT2 シャットオフ




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Linux/KVM仮想サーバー:CentOS5.5/KVM上のホストCPUの負荷状況

2010-07-19 21:59:38 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/KVM仮想サーバー:CentOS5.5/KVM上のホストCPUの負荷状況


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/CentOS5.5/KVMで仮想サーバーを試しています。練習用にいくつかの仮想サーバーを起動し、ホストサーバーのCPUの負荷状況を確認しました。

ゲストサーバーで、ストレステストを試しました。ホスト側もゲスト側も、何もチューニングしていない「素」のままで動作しています。一つのゲストサーバーの負荷が100%になっても、ホスト側CPUは75%程アイドル(Idol)を保ちます。ホスト側CPUは元々4コアなので、その一つがゲストサーバーに占有されている振る舞いです。

この様子だと仮想サーバー構築にこそ4コアなど多数のコアを積むCPUが適しています。MicrosoftのVirtual Serverを運用していますが、ホストサーバーのCPUコアが二つの場合は、仮想サーバーの負荷が高いときにホスト側も応答できなくことを経験しています。

コア数が多ければ負荷も分散しそうですが、KVMの動きを見ていると、基本的には一つの仮想サーバーの基本ソフトはどれかのCPUコア上で走り、その中で多くの処理を実行するので、他のコアは負荷の影響を受けていないようです。もちろん、チューニングを進めれば、一つの仮想サーバーの負荷を複数のコアに分散できそうですが、処理の単位が分散に適した構造になっていない場合は、もともと複数コアでの処理はできません。

仮想サーバーになれば、プログラミングを意識せずとも宜しく負荷を複数コアに分散してくれるわけではありません。仮想サーバーを効率よく利用するにはプログラミングも大切な要素です。


[root@virtsv ~]# virsh list --all
Id 名前 状態
----------------------------------
8 cent55BaseT0 実行中
- cent55Base01 シャットオフ
- cent55BaseS0 シャットオフ
- cent55BaseT1 シャットオフ
- cent55BaseT2 シャットオフ

[root@virtsv ~]# virsh dominfo 8
Id: 8
名前: cent55BaseT0
UUID: 36b18555-dfc1-9cab-81e9-2bda01f27145
OS タイプ: hvm
状態: 実行中
CPU: 2
CPU 時間: 11772.2s
最大メモリー: 1048576 kB
使用メモリー: 1048576 kB
自動起動: 無効にする

[root@virtsv ~]#



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Linux/KVM仮想サーバー:CentOS5.5/KVM上の仮想サーバーのCPU負荷状況

2010-07-16 18:41:38 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/KVM仮想サーバー:CentOS5.5/KVM上の仮想サーバーのCPU負荷状況


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/CentOS5.5/KVMで仮想サーバーを試しています。練習用の二つの仮想サーバーを起動して一日ほど放置して、サーバーのCPUの負荷状況を確認しました。

見かけは良好です。次回はストレステストをしてみます。

■ホストサーバーの状況
ホストサーバーには多少の負荷はあるようですが、整理していない不要なプロセスもあるので、仮想サーバーの負荷のみではありません。
[root@virtsv ~]# free
total used free shared buffers cached
Mem: 3523096 2078200 1444896 0 100292 197748
-/+ buffers/cache: 1780160 1742936
Swap: 11141104 0 11141104
[root@virtsv ~]# uptime
17:31:45 up 1 day, 8:10, 3 users, load average: 0.31, 0.25, 0.20
[root@virtsv ~]#


[root@virtsv ~]# virsh list
Id 名前 状態
----------------------------------
1 cent55Base01 実行中
2 cent55BaseS0 実行中


■ゲストサーバーの状況
ゲストサーバー二台とも負荷は観測できず、ちゃんと静かにしています。

[root@virtsv ~]# virsh console 1
Connected to domain cent55Base01
Escape character is ^]

You have new mail in /var/spool/mail/root
[root@localhost ~]# uptime
08:07:35 up 1 day, 7:32, 1 user, load average: 0.02, 0.01, 0.00
[root@localhost ~]# free
total used free shared buffers cached
Mem: 1026344 384104 642240 0 55456 210856
-/+ buffers/cache: 117792 908552
Swap: 2064376 0 2064376
[root@localhost ~]#

[root@virtsv ~]# virsh console 2
Connected to domain cent55BaseS0
Escape character is ^]

CentOS release 5.5 (Final)
Kernel 2.6.18-194.el5 on an x86_64

localhost.localdomain login: root
Password:
Last login: Wed Jul 14 11:11:44 from 192.168.0.33
[root@localhost ~]# free
total used free shared buffers cached
Mem: 1026344 323356 702988 0 46212 173432
-/+ buffers/cache: 103712 922632
Swap: 2064376 0 2064376
[root@localhost ~]# uptime
08:21:19 up 1 day, 7:37, 1 user, load average: 0.00, 0.00, 0.00
[root@localhost ~]#



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Linux/KVM仮想サーバー:CentOS5.5をホストにKVMを仮組

2010-07-13 23:19:21 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/KVM仮想サーバー:CentOS5.5をホストにKVMを仮組


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/KVMでの仮想サーバーの構築を試みています。KVM仮想サーバーを組む方針を決めました。まずは練習なので、情報量の多い環境を選びます。

■ハードウエアの主なスペック
Linux/KVM用ハードはハードウエア仮想化支援機能(Intel VT,AMD-V)が必須です。仮組なのでざくっとした構成です。本格的な構成は異なるディスク配置を行います。
CPU:AMD Athlon II X4 620 (Quad Core)
RAM:DDR-2 2G x 2 (4G)
HDD:250G SATA x 2 (ミラー化予定)

■KVM用ホストOS
CentOS 5.5 x86_64
ホストOSはKVMを動かし、ゲストOSを稼働するためのプラットフォームです。KVMはLinuxカーネルに実装されているので、KVM対応カーネルを採用した配布仕様(ディストリビューション)であればどれでも動きます。
CentOSを選択した理由は、上流の配布仕様であるRedHatがKVMに積極的であり、比較的にインストールなどの情報が入手し易く、最初の練習には情報が豊富な方が扱いやすいという判断です。

■KVM上でのゲストOS
KVM上で動作させる予定の基本ソフトは以下を予定しています。
Windows系サーバー各種
Windows XP,Vista,7
Linux系各種
OpenSolaris
FreeBSD

■KVM上で動いているLinux/CentOSインストーラ
KVM上のゲストOSとしてでLinux/CentOS5.5のインストーラーが動作しているところです。このインストーラを起動できた時点でKVMは正常に動作しています。インターネット上のnetinstallイメージを利用しており、必要なパッケージは全てインターネットから逐次ダウンロードしています。インストールには、Serverイメージで約1時間、デスクトップイメージで約2時間10分程度かかります。




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Linux/KVM仮想サーバー:AMD Athlon II QuadコアサーバーとYoutube

2010-07-12 22:44:27 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/KVM仮想サーバー:AMD Athlon II QuadコアサーバーとYoutube


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/KVMでの仮想サーバーの構築を試みています。今日は組み上げた仮想サーバーで、動作確認のためにUbuntu 10.04 LiveCDを動かしてみました。

■ハードウエアの主なスペック
CPU:AMD Athlon II X4 620 (Quad Core)
RAM:DDR-2 2G x 2 (4G)
HDD:250G SATA x 2 (ミラー化予定)

Linux/Ubuntu 10.04日本語デスクトップのLiveCDですんなり動きました。ハードディスクへのインストールはせず、動作確認をしています。
Ubuntuの日本語セットアップヘルパーを使って、adobeのFlashPlayerをインストールし、FirefoxでYoutubeを再生したときのCPUの利用率です。
音楽ものの映像を再生しています。過去のPCのいじめ試験で発生していた、ブラウザのタブ切り替え、ディスプレイ上の場所の移動、重なりの切り替えなどの際の音切れや画像のぎくしゃく感は全く感じません。二枚のタブで画像を表示、再生しても同様に問題を感じません。

表示もたいへん綺麗で、音質もこれまでで一番良いと感じています。もちろんこれはマザーボードに搭載されているビデオや、サウンド性能に依存しているところも大ですが、この性能であればお茶の間デスクトップPCもこの仕様で充分だと思います。

■Ubuntu 10.04 LTS日本語デスクトップでYoutube
4つのコアの負荷率です。



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Linux/KVM仮想サーバー:AMD Athlon II Quadコアで組む

2010-07-11 19:09:46 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Linux/KVM仮想サーバー:AMD Athlon II Quadコアで組む


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/KVMでの仮想サーバーの構築を試みています。今日は仮想サーバーのハードを組み上げて、動作確認のためにUbuntu 10.04 LiveCDを動かすところまでです。

■ハードウエアの主なスペック
CPU:AMD Athlon II X4 620 (Quad Core)
RAM:DDR-2 2G x 2 (4G)
HDD:250G SATA x 2 (ミラー化予定)

AMD Athlon II X4 620と安価なQuadコアCPUにしたのは、先ず4コアでどの程度の性能差を感じるのかを試したかったからです。これまではAMD Athron II DualコアCPUのPCを、日常使うLinuxデスクトップ機として使っており満足しています。

仮想サーバーとしてAMD Athlon II X4 620の処理が追いつかないようあであれば、Phenom IIに移行する予定です。

■Ubuntu 10.04 LTS日本語デスクトップで起動
システムの状態を表示するとプロセッサがちゃんと4個見えています!



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マイクロソフトと富士通がクラウド事業で提携

2010-07-10 13:36:16 | 仮想サーバー
匠技術研究所
マイクロソフトと富士通がクラウド事業で提携


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
日本経済新聞の報道によると、マイクロソフトと富士通がクラウドでのサービス提供事業で提携しました。国内に止まらない、ワールドワイドの提携です。

クラウドコンピューティングは、要はシステムのアウトソーシングです。マイクロソフトはOfficeソフトウエアのクラウド型での提供(SaaS)を進めており、プラットフォームであるサーバーを世界各地に置く必要があります。富士通はこのインフラ構築にデーターセンターの提供や、サーバーハードウエアの提供を行い、マイクロソフトはサービスの迅速な提供を行うことができます。

もともとマイクロソフトはソフトウエアの会社なので、情報基盤を構築する部分は専門家と組んだ方が合理的です。これまでも同じ棲み分けで情報システムを提供してきたのですから、様態が変わっただけです。

マイクロソフトはHPともクラウド関連の大規模契約をしています。富士通だけを選んだのではありません。世界に分散したサーバーを、極めて効率よく管理することがクラウドサービスには求められます。おそらく他のコンピュータベンダーとも提携が進むと思います。


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Oracle VirtualBox 3.2.2がリリース

2010-06-03 08:16:28 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Oracle VirtualBox 3.2.2がリリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Oracle VirtualBox 3.2.2が6月2日にリリースされています。3.2が5月18日リリースされ、40項目の不具合修正です。3.2ユーザーの方は移行した方が良いですね。

Changelog for VirtualBox 3.2(英文)へ

■さわって納得!谷山ゼミ

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仮想化技術に隠されるPCハードウエア

2010-05-30 23:46:23 | 仮想サーバー
匠技術研究所
仮想化技術に隠されるPCハードウエア


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
先般、仮想化技術の勉強会に参加しました。その際「既にPCハードウエアは仮想化されている」ということを実感しました。

仮想化技術そのものは、従前からある考え方です。しかし、パソコン程度の安価なハードウエアの高性能化と仮想化ソフトウエアの性能向上により「お手軽仮想化」が「十分な性能」を持つ時代になってきたのです。

仮想化技術を支えている技術の要素はたいへん多岐にわたります。近年のCPUは「仮想化対応」のものが増えてきました。CPUの仮想化対応により、より効率的に仮想化したPCを動かすことができます。しかもCPUはどんどんマルチコア化が進み、既に8コアの普及品が登場しています。4コアのCPUは実売約1万円からです。

仮想化のためのソフトウエア、Hyper-V、VMWare、Xenなどの基本機能は無償で提供されており、仮想化システムの導入の素材は極めて安価になってきました。仮想化は基本ソフトからみると、ハードウエアだと思っているものが、仮想化されたハードウエアになります。基本ソフトが必要とするハードウエアに依存するデバイスドライバーもたくさん要りません。新しいハードウエアへの対応はハイパーバイザーが行うので、その上の基本ソフトでは最新のドライバーは不要になるのです。

サーバー側の仮想化はたいへん進みましたが、クライアント側の仮想化はこれからです。クライアントを仮想することで、クライアント側の基本ソフト、アプリケーションがハードウエアとの密接な関係から解放されます。システムのバックアップや移行がたいへん楽になります。あと半年ほどで、間違いなくクライアントの仮想化の検討が具体化します。

既に、基本ソフトにとってPCハードウエアは仮想化ソフトウエアにより抽象化され見えなくなり始めています。


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Oracle Virtual Box 3.2はMac OS Xの仮想化も

2010-05-22 22:17:37 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Oracle Virtual Box 3.2はMac OS Xの仮想化も


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Oracle Virtual Box 3.2がリリースされました。Oracleブランドでは発の機能追加版です。縁はあまりないのですが、Mac OS Xの仮想化がサポートされています。

Mac OS Xハードウエア上でMac OS Xの仮想化ができるようになっているとのことで、新しいMac OS Xを試したり、古いMac OS Xを使い続けたりすることができれば役に立ちますね。

また、ネットワークやディスク系の性能改善がされており、仮想マシンの性能向上が期待できます。RDP(リモートディスクトップ)も高速化が図られているようなので、この点にも期待です。

Virtual Boxの場合はホストOSを必要としますが、LinuxやOpenSolarisを使うこともできます。安定した基本ソフトの試験環境のための仮想化ソフトとして使ってみます。


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