情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

2024年の匠技術研究所の取り組み-クラウド編

2024-01-05 21:43:45 | 中小企業のIT戦略
明けましておめでとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です
2024年新年にあたり、匠技術研究所の今年の取り組みをお話しします
今回は、クラウド編です


2.1.弊社のクラウドサーバーは24時間監視します
昨年より試行を重ねてきた、クラウドサーバーへの24時間稼働監視を、弊社がお預かりしているクラウドサーバーに展開します。サーバーとアプリの稼働監視です。障害を早期に検知し、対応していきます

2.2.より安定なサーバー運用を目指します
弊社が運用するクラウドサーバーのほとんどがLinuxです。Windows環境でアプリケーションを開発・実行しているWindows Serverが2台あります。これまでも、Windows Serverは無停止で運用しています。Linux環境も安定化が進んでいます。クラウド基盤を変更・移行する際も、最小時間で済むように工夫しています

2.3.適材適所でクラウド基盤・ローカル実装を選択します
弊社では、国内クラウドベンダの数社を選択して、提供してきました。昨年の後半から海外系のクラウドベンダを数社使い始めています。大容量のファイルサーバーの場合、データバックアップをローカルサーバーに置くこともします



2.4.クラウドとの接続方法を多様化します
通信事業者のSD-WAN VPNを活用し、AWSまたはAzureと会社LANを接続できるようになりました。今後展開を進めます。またヤマハルーターはもちろんのこと、Cisco、Linuxに加え弊社サービスEasyRASと、VPNも複数の方法から選択可能になり、適材適所で選択することができます

2.5.FaaSでのアプリ開発を始めます
FaaS(Function as a Service)はサーバーレスとも呼ばれ、コードのみをクラウドベンダに預け、トリガーに応じてコードを実行するサービスです。サーバー構築が不要で、コードが実行されることに課金となるので、アプリによっては、安価に運用することができます。ただ、コードをセットアップするには、クラウドベンダ毎に異なるノウハウが必要です。先ずはGCPから取り組みます

2.6.IoT等の情報交換の為のMQTT網の構築を始めます
IoT等多拠点小容量多数のデータ収集基盤がMQTTです。既にクラウドベンダはMQTTサーバをPaaSとして提供しています。ただ、MQTTの仕組みを理解し、全体を設計し、各機能単位を実装する必要があります。遠隔データ収集システムの長年の経験を活用した設計と実装に取り組みます

2.7.クラウドサービス機能上のアプリ開発を始めます
クラウドサービス機能上でのアプリ開発を始めます。Google Workspace等、クラウドサービスを活用することで、サーバーレスで業務アプリを構築することを目指しています。連動して、ローコード、ノーコードにも取り組みます


いつもアクセスありがとうございます。2024年のクラウド分野での取り組みを共有します。よろしくお願いします

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2024年の匠技術研究所の取り組み-企業ネットワーク編

2024-01-01 23:58:18 | 中小企業のIT戦略
明けましておめでとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です
2024年新年にあたり、匠技術研究所の今年の取り組みをお話しします
今回は、企業ネットワークの分野です


1.企業ネットワーク
1.1. VPN網は自営型に加えサービス型も提供開始
これまでの、自営型VPNネットワークに加え、サービス提供型ネットワークの提供を始めます
新しいSD-WAN方式のネットワークを基軸とし、ファイヤーウオール統合型のネットワークとなります
新たに提供するサービス提供型VPNサービスは、AWSとAzureクラウドとの接続、ファイヤウオール、DNSセキュリティも統合することが可能です

1.2. LAN
これまで通り、VLANを活用して、用途ごとに分離したLAN環境を提供します
また、10GbEネットワークをより広く実装します

1.3. 無線LAN
VLANに対応した、用途ごとに分離した企業W-Fi環境を提供します
FastDFSによる重要無線の自動回避、6G帯を用いた広域接続も行います
アクセスポイントの多様化も進めます

1.4. クラウドを含めた企業ネットワークの運用
マルチベンダ通信機器環境でのインターネット、VPN、LAN、Wi-Fiを常時監視するサービスを実現します
既に、企業ネットワークのインターネット側の常時監視、および各種クラウドサーバーの常時監視は実現しています
今年は、内部ネットワークの常時監視機能を強化します

1.5. DNS/内部DNS
特にDDoS対策を強化した強靭な分散型のDNSを提供します。必要に応じて、内部DNSも提供します

いつもアクセスありがとうございます。今年の取り組みを共有いたします。引き続きよろしくお願いします
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2023年明けましておめでとうございます-今年目指すこと

2023-01-01 10:59:35 | 中小企業のIT戦略
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
本ブログも、昨年は400万UU(ユニーク・ユーザ)アクセスを達成することができました。皆様のアクセスに感謝申し上げます。日々アクセスいただけることが励みになっております

2022年に20周年を迎えることができました。ここまで歩めたのは、知己をいただきました皆様のご支援のおかげです。重々御礼申し上げます

2023年の重点取り組み項目

- 企業向け技術研修
- 情報セキュリティ
- 遠隔インストレーション・運用支援

企業向けの技術研修:
現在は特定企業様向けに、ネットワーク、クラウド分野で技術研修を行っています。今後はAI、IoT、プログラム開発環境、プログラム開発言語、などの研修開発に取り組みます

情報セキュリティ:
自社開発のEasyRAS=リモートVPN接続サービスを、拠点間VPN接続サービスにも展開します
samba4を使ったActive Directory互換の認証環境の構築支援を始めます
比較的小規模でも、安全・安心な仕事環境の構築が簡単にできるようになります

遠隔構築・運用支援:
遠隔構築は弊社で設計・事前設定までを行い、設置現場にお届けします
設置が済むと、遠隔で微調整を行い、完成します
先のEasyRASを使い、設置時点から遠隔でご支援し、運用の支援も行います

引き続き、どうぞよろしくお願いします


いつもアクセスありがとうございます。ブログはマイペースで取り組みます。引き続き、よろしくお願いします
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Linux/Ubuntu 18.04 LTSにWindows/PowerShellをインストール

2019-12-01 14:22:41 | 中小企業のIT戦略
いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山亮治です。
今日のお題は「Linux/Ubuntu 18.04 LTSにWindows/PowerShellをインストール」です。

PowerShellスクリプト開発を楽しんでいます。お客様のシステムとして実装中です。
PowerShellは、Windows発祥のShellで、現代的なScripting言語を備えます。Windows環境のみならず、macOSとLinuxでも使うことができます。
私の場合は、Linux上のPowerShellで概ねコーディングし、Windows上で微調整の上実装するようにしています。

Linux上でコーディングといっても、エディタはVS Codeを使い、Mocrosoft社が提供するPowerShellアドオンをインストールして開発するので、ほとんど相似の環境です。

Linux上でコーディングする場合は、Windows固有のコマンドレットを使うことが自然と制限され、移植できるコードになります。経験上、複数の環境で動くコードは、移植の段階で不具合が洗い出され、より良いコードになりますね。

■Ubuntu 18.04 LTSにPowerShellをインストール
手順通りですんなりインストールできます。

$ wget -q https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/18.04/packages-microsoft-prod.deb
$ sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb
$ sudo apt-get update
$ sudo add-apt-repository universe
$ sudo apt-get install -y powershell
$ pwsh


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Microsoft Edge/Chromium版のサポートOS

2019-06-10 14:51:00 | 中小企業のIT戦略
いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山です。
今日は「Microsoft Edge/Chromium版のサポートOS」です。

2019年6月10日現在の情報です。

■Microsoft Edge/Chromium版は「開発版」を提供中
まだ「開発版」がリリースされている状況で、日毎版、毎週版があります。
毎週版の方が、日毎版よりやや安定しているとのことで、私は毎週版を使っています。



■Microsoft Edge/Chromium版のサポートOS
開発サイトでは、以下のOSをサポートする予定となっています。これまでのEdgeは、Windows10以外のサポート予定が無かったので、大きな方針の転換です。今後、Windows 7,8,8.1版がリリースされると、そのOS上での最新ブラウザはEdge/Chromium版です。即ち、Windows Internet Explorerは開発終了となり、今のEdge同様、IEは表示互換性がない場合のみ使うことになります。

Windows 7, 8, 8.1,10
macOS, iOS
Android

■Microsoft Edge/Chromium版を評価利用可能なOS
以下のOSでは、すでに評価版がダウンロードできます。今後、モバイル版を試していきます。希望としてはLinux版も欲しいです。

Windows 10
macOS
iOS
Android

■評価版のイメージ
評価版ですが、私の使う範囲では希望のことができています。いろいろなデバイスを必要に応じ使い分けているので、できればどの環境でもブックマークや、ログイン情報が共有できるととても便利になります。


■次のステップ
今は、Extentionや、Add-onを試し始めています。



 
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Linuxサーバのマザーボード交換とCPU冷却用液冷装置の導入他

2019-05-05 20:23:28 | 中小企業のIT戦略
Linuxサーバのマザーボード交換とCPU冷却用液冷装置の導入他


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「Linuxサーバのマザーボード交換とCPU冷却用液冷装置の導入他」です。
もう、5年ほど使っているLinuxサーバーの手入れをしました。このサーバーは働き者ですが、だんだんと調子が悪くなってきたので、代替機と交代し修理を待っています。

修理の主なポイントは、以下の通りです。
このサーバーはバックアップ専用領域として2T x 2系統のディスク容量があり、毎晩深夜にバックアップを自動取得しています。今は、全く同機能の予備機が、正常系として稼働しています。

■マザーボードの交換
今となっては貴重なAMD3+のソケットです。Amazonの通販を利用して購入しました。
筐体内に熱が籠りやすいようで、夏前に交換したほうが良いと思っての作業です。
これまでは、5個のFANで排熱してきましたが、夏の室温が高まる時期は「処理速度が遅くなりがち」と「思い込み」ながら使ってきました。
高熱により、徐々に壊れていくように見えていました。

■冷却システムの交換
CPUの空冷システムは「それなり」に良いパーツを使っていす。銅製の熱伝導管がFANのすぐ下まで伸びているもので、空冷ながら放熱に優れているものです。これを、FANの見直しと交換を兼ねて「液冷方式」に交換しました。液例方式とは車のエンジンを冷やす仕組みと同じで、熱源の熱を熱交換用の液に移します。液は熱を放出するためのラジエターに運ばれて、二枚のFANに挟まれたラジエターで強制的に熱を冷やします。たいへん効率的に熱交換ができるので、自作のサーバは次第に水冷に交換していく予定です。

「液冷方式」に交換後、マザーボードの温度表示で見ると、CPUとマザーボード共に40度弱で安定しており大成功です。

■ハードウエアの干渉に注意
今回は、マザーボードとCPU冷却装置を新調しています。パーツを取り付けたところ、水冷の装置がほんの1mmほどの隙間で収まりました。事前のシュミレーションは難しいので、ぶっつけ本番でしたが、わずかな隙間に助けられました。

■部品交換に合わせてOSはUEFIモードで再インストール
これが、一筋縄にはいかず、もっとも時間がかかりました。OSのインストーラーが「CD-ROMが無いとのエラーを表示し、中断したからです。
結果としては、マザーボードのBIOSで、UEFIモードに設定することでした。それに気づいてからは順調でした。

■マザーボード上のLANポート不調につきLANカードを追加
これは、不調であることに気づくまで時間がかかりました。動いたり動かなかったりしたからです。結局マザーボード上のLANポートは使わないことにし、LANカードを追加しています。マザーボード上のLANコントローラのチップが古い型なので、ドライバが更新されておらず、不整合を起こしていたのです。このような場面には時々出会うので、いつも持ち歩いているUSB-LAN変換アダプタでインストールは完了。多くの場合はOSの更新をすれば、ドライバが更新されて、OSから使えるようになるのですが、今回はそうなりませんでした。

■次のステップ
バックアップ用ハードディスクのミラー化とLVM構築。
バックアップシステムの再構築

さて、あとは遠隔設定で続きを設定していきます。

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Windows 7からWindows 10へのアップグレードはお早めに

2019-05-04 03:53:01 | 中小企業のIT戦略

Windows7からWindows10へのアップグレードはお早めに 

いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日のお題は「Windows7からWindows10へのアップグレードはお早めに」です。

■サポート終了と現実の課題
Windows 7のサポート終了は2020年1月14日(月)です。サポート終了を回避して使い続けるにはWindows 10へのアップグレードが妥当です。とはいえ、現実的には「どう準備し、PCを使えない期間をどう短縮するか」が頭の痛いところです。

■アップグレードとその準備と実施期間
Windows 7上のソフトウエアの多くが、Windows 10上でも動く可能性があります。Windows 10へのアップグレードを行う前に、Windows 7上にあるWindows 10で動かないソフトウエアの確認が表示されます。ウイルス対策ソフトウエアなど、OS機能、ハードウエア機能に深く依存するソフトウエア以外は、概ね動くことが予想されます。

Windows 10へのアップグレードは、失敗したときのリスクを避けるために、準備が必要です。Windows 7の状態を復元可能なバックアップを行う必要があり、バックアップの保存先の確保も必須になります。準備段階でも、計画を策定し、機材や実施する人の手配を考えると、それなりの期間が必要になります。

実施にあたっては、PCごとに、バックアップに一日。アップグレードに一日程度が必要になり、業務に使うWindowsパソコンを考えると、二日間の利用停止期間が見込まれます。

■PCの引っ越しを考えてみると

では、別のWindows 10PCを用意して、Windows 7から引っ越す場合はどうでしょうか。この場合は別途引っ越しツールを購入して引っ越しするか、引っ越し先には必要なアプリケーションをインストール後、データーだけ移行するかになります。どちらにせよ、Windows 7ではバックアップの取得が必須になりますし、引っ越しツールを使う場合は、操作を間違いなく行うことが必要です。引っ越しツールを使わない場合は、Windows 10への移行作業は事実上利用者が、何が足りないかを確認しつつ行うことになります。やっぱり、利用停止期間が無くなるわけではなく、楽にしようとすると、引っ越しツールの選択から、購入したものをインストールし実行するなど「手間がなくなるわけではなく、利用不可期間も発生する」のです。

■アップグレードの計画と実施のご支援
このように、ちゃんと準備をして、時間をかけて移行する必要があるので「お早目の取り組み」をお勧めしています。
私たちも、アップグレードを計画し実施するご支援を行っています。お問い合わせは「すぐに」問い合わせフォームよりお願いします。実際には土日を使うことがほとんどになるので、土日がすぐに埋まり計画ができなくなります。

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Internet Explorer(IE)8、9、10は2016年1月13日にサポート終了へ

2016-01-07 12:16:03 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
Internet Explorer(IE)8、9、10は2016年1月13日にサポート終了へ


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「Internet Explorer(IE)8、9、10は2016年1月13日にサポート終了へ」の紹介です。

Microsoftのアナウンスへ

MicrosoftはWindows上のブラウザInternet Explorer(IE)8,9,10が2016年1月13日にサポートが終了になります。
以降、これらのブラウザの更新は行われません。必ず、対策が必要です。

私のおすすめの対策は、以下の二つです。

1.Firefoxに乗り換える
2.Internet Explorer 11に更新する

私の場合は、複数のOS環境なので、Firefox(またはその派生版)に統一しています。IEを使うことは極めて少なくなっています。
出先、移動中はiPadやAndroid端末を使います。仕事のメール、グループウエアはブラウザアクセスなのでOSに依存しません。
数ヶ月内にMicrosoft Office環境もブラウザベースのOffice 365に移行する予定で、基本となるデスクトップもLinuxにします。

(*)2016年に訂正しました。
(*)Microsoftへのリンクを追加しました。
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ファイルサーバーを選ぶ時のポイント-よりよい仕事環境をつくるために

2015-05-27 23:49:35 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
ファイルサーバーを選ぶ時のポイント-よりよい仕事環境をつくるために


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
何度かに分けて「電子ファイルの保管庫」である「ファイルサーバー」について整理します。

■ファイルサーバーの役割
ファイルサーバーの代表的な役割は以下の三つです。

1.情報の共有
2.情報の喪失からの保護
3.情報のアクセス管理

■情報の共有
企業の中の情報の共有は、業務効率を大きく改善します。ファイルサーバー導入前に「ファイル共有」環境を作ることは、よくあることです。ファイルサーバーを置かずにパソコンでファイル共有を行うと、パソコンが止まっている際にはアクセスできなくなります。最初は少人数で判っている範囲でパソコンでのファイル共有が始まり、やがてあちこちにファイル共有の場所ができ、収拾がつかなくなります。こうなると「どの電子ファイルが誰に見えるか」など、全く無関係に「誰もが見ることができるもの」がいたる所に存在します。この状態では、バックアップのシステム化などできるはずがありません。

■情報の集中と共有
混乱が始まると、一カ所に電子ファイルを置く場所が必要になります。そこで「ファイルサーバー」の登場です。でも概ね、NAS(Network Attached Storage)を置きます。多くの場合、NASは「共有の場所」として使われ、やはり「誰もが見ることができる」状態です。「ミラーディスクのNAS」等を使うことで、情報の喪失対策が進みますが、うっかりミスでファイルを消す、上書きする等の形での情報喪失には適いません。そこで「バックアップの仕組み」が必要になります。NASを複数置くことで、バックアップをとることもよく見る形です。

■情報のアクセス管理
情報が集中すると、皆が見に来ます。そうすると「情報のアクセス管理」が必要になります。情報のアクセス管理は、バックアップに比べ実際に行うには、深い知識が必要になります。

つづく。
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企業ネットワークの訪問診断を行いました

2015-02-28 20:16:22 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
企業ネットワークの訪問診断を行いました


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は「企業ネットワークの訪問診断を行いました」です。

昨日は製造業のお客様を訪問し、ネットワークのご相談を承り、診断を行い、課題の明確化と今後の方針を示させて頂きました。こちらのお客様は、丁度一年ぶりくらいの再訪問です。

1.ネットが時々切れる
2.通信機器から異音がする

調査の結果、ほぼ確定的な原因が分かりましたので、現場で以下の報告を行い、現状の課題をご理解いただきました。

◎課題の提示
◎暫定的な対策内容の説明
◎今後の取り組み
◎◎PC環境改善方針の提示
◎◎ネットワーク環境改善方針の提示

こちらのお客様のネットワークは約10年ほど前に構築されています。情報システムのご担当はいらっしゃいますが、専従の情報システム担当はいらっしゃいません。当然、業務ソフトやファイルサーバー等の導入は行われていますが、全て外注されており、中堅企業では典型的な情報システム管理が行われています。

こちらのシステム構築をご担当の各社様は「それぞれちゃんと役割を果たしていらっしゃる」のですが、システム横断的な課題となると対応が難しくなります。最初の訪問は「構築会社様からの相談」がきっかけでした。

診断の結果、課題の要因はPC側とネットワーク側両方にあり、それぞれの解決が必要でした。

現在の企業活動はネットワークを活用して行われています。電子メールやファイルサーバー経由で情報共有も行いますし、お客様とは日常的にメールなどでやり取りをおこないます。「ネットワークは動いて当たり前」です。調子が良いときはネットワークの存在は気になりませんが、調子が悪くなると全社的に仕事に影響がでます。

▲今のネットワークに不満を感じるが、相談先がない
■時々ネットワークが止まる?
■バックアップはどうしたらいいの?
■ウイルス対策はこれでいいの?
■情報管理はこれで良いの?

等、「未病」のうちに課題を見つけ解決を進ることが、企業活動を守る最も良い方法です。右手の「問い合わせフォーム」よりお気軽にご連絡ください。
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新しいノートPC上のWindows 8/64bit上に仕事アプリをインストールしました

2014-06-15 20:15:09 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
新しいノートPC上のWindows 8/64bit上に仕事アプリをインストールしました


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は、新しいデスクトップ・ノートPC上のWindows 8環境を整備しています。
忘備を兼ねて、何をしたかを書いておきます。使用感は後日紹介します。

0.ハードウエア/Windows 8 64bit
NEC LaVie LX850/LS
CPU:Intel(R) Core(TM) i7-3537U CPU @ 2.00GHz(2C/4T、TB 3.1G)
RAM:4G
Display:15.6 inch IPS FullHD(1920×1080)
SSD:256G


1.ログインアカウントの登録・Windowsのアクティベート
2.Windows Updateの実行
3.リカバリーディスクの作成
4.Microsoft Officeのアクティベート
5.Firefox(バージョン 30.0)のインストール
6.WZ Editor 8のインストール
7.TeraTermのインストール
8.Palemoon(バージョン 24.6.1)と言語パッケージのインストール
9.SRWare Iron(バージョン 35.0.1900.0 (280000)) インストール
10.Waterfox(バージョン 28.0)と言語パッケージのインストール
---以下、未了
11.ATOK/一太郎スイートのインストール
12.FreeMindのインストール
13.ウイルス対策ソフトの入れ替えインストール
14.Windows 8.1へのアップグレード

電子メールとグループウエアはWebアプリ化しているので、アプリケーションのインストールと設定は不要です。
ATOK/一太郎はパッケージ版なので実際には、Just System版の各種オフィス・ソフトウエアをインストールします。
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無料のクラウドサービスから離れ、自社サーバーでクラウド化しました

2014-06-14 11:26:46 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
無料のクラウドサービスから離れ、自社サーバーでクラウド化しました


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は、無料のクラウドサービスの利用から、自社管理のクラウドサーバー上にインストールしたアプリケーションの利用への切り替えを完了したことを紹介します。

一般的な無料のクラウドサービスは、無料であるからゆえ情報のやり取りの内容を広告の材料にされるなど、何らかの形で「読まれている」可能性があります。それを避けるなら類似の有償サービスを使うか、自分で作るかです。

数年前までは、オープンソースを使って自分でこのようなサービスを動かすには難しい時代でした。クラウドアプリケーションに日本語特有の問題があるなど「使えるように仕上げる」ノウハウを必要としたからです。近年は、オープンソースでも修正を施していただいた方々のおかげで、日本語環境が「きれいに」使うことができるようになってきました。

そこで、2年ほど前から「自分クラウド」を作ってみようと、試みています。仕事の上では概ね問題のない状況になってきたので、皆様に紹介を始めます。

切り替えたものは、以下の三つです。
1.社員共有スケジューラー
2.仕事用文書保管庫
3.仕事用メールソフト

スケジューラーは、この約1年前からGoogleカレンダーから完全に自社管理のサーバーに移行し、今やGoogleカレンダーは全く使わなくなりました。今使っているカレンダーソフトはOwnCloudです。今月中にバージョンアップ版に移行するので、その後詳細を紹介します。

クラウドの文書保管庫にはEvernoteを使っていました。先のOwnCloudのファイル保管機能を使い始め、特にバージョンアップを予定している最新版では、操作性が改善されており、十分な活用ができます。

メールは、異なるパソコンやタブレットでも送受信ができるように自社管理のサーバー上のWebメールを併用しています。事務所のデスクトップWindows機に過去のメールを保管し、そのほかの常用のLinux PC、モバイルWindows PC、iPad等ではWebメールを使い、過去のメールのアーカイブを検索する必要があれば、事務所のWindowsデスクトップ機をリモートデスクトップで呼び出します。

このように、実運用可能な情報管理の基本的な形ができたので、自社クラウドで社員間の情報共有のめどがつきました。
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ネットワークとサーバーの課題解決に-匠技術研究所は初期診断を実施しています

2014-04-01 22:15:03 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
ネットワークとサーバーの課題解決に-匠技術研究所は初期診断を実施しています


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日から数回に分けて、匠技術研究所が提供しているネットワークとサーバーの初期診断について紹介します。

お問い合わせフォームからお困りのことをお知らせ頂くと、弊社技術スタッフがメールおよび電話で課題の確認をいたします。その後、以下の三つの方法で課題の明確化と解決方針の策定を目指します。

1.メール、電話のみで解決を目指す
2.面談で課題の明確化を行う
3.初期診断を行う
3.1.ネットワーク図・設定から診断を行う
3.2.訪問して現地のネットワークと関連システムを直接診断する

いずれの場合でも有償です。今年に入ってから、緊急を要する相談が続いています。
明日から、これまでの事案を紹介します。

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Webメール化によるメールアクセスの改善と情報保護

2014-02-06 00:06:33 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
Webメール化によるメールアクセスの改善と情報保護


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は、メールの送受信をWebメール化し、どこからでもメールを受信できるようにすることと、それによりメールの情報を保護し易くなることを紹介します。

一般にメールの送受信は「OutLook」や「Thunderbird」などメールソフトを使って送受信します。このようにメールを送受信するソフトウエアを「メーラー」と呼びます。

メーラーで受信したメールは、メーラーが動くパソコン上に保管されます。多くの場合は、受信したメールはサーバーから消去されるので、メールはパソコン上にしか残りません。
この場合は、パソコンが壊れるとメールは読めなくなります。パソコンの故障がハードディスの場合は、過去のメールを失いかねません。単純にパソコンを入れ替えるときには、メールの引っ越しは意外とたいへんで、メールのデータを失いかねないことです。

また、メールはウイルス等の感染経路にもなります。実際にメールの情報を突然、全て失ったお客様もいらっしゃいます。今や、メールは仕事に欠かせないので、メールの事故を少なくすることは仕事の継続性の意味でもとても大切です。

私の場合は、仕事のメールは事務所のデスクトップWindows7PCの上で自動受信していますが、モバイルパソコンではWebメールでの送受信に切り替えました。これまでは事務所の外からは、事務所にリモートデスクトップしてメールを読んでいましたが、ネット環境によっては、希に事務所にVPN接続ができないことがあり、特別な通信経路で接続する必要があります。

Webメール化することで、手元の「ブラウザを通し」情報はサーバー側に置いたまま送受信することができます。また、ホテル等のインターネット端末も使うことができるなど、利用範囲が広がり、とても便利になりました。

今日も、お客様環境をWebメール化しましたが、お客様は利用範囲が広がり大喜びでした。今後もWebメール化を勧めます。
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そろそろWindows XPのサポート終了をきちんと考える(2)-XPのSP2/SP3

2013-12-06 10:54:08 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
そろそろWindows XPのサポート終了をきちんと考える(2)-XPのSP2/SP3

そろそろWindows XPのサポート終了をきちんと考える(1)-はじめに

こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Windows XPのサポートが終了しますが、使っているXPのサービスパックは最新でしょうか?「32bit版はSP3」「64bit版はSP2」が最新です。64bit版のSP3は存在しないので探しても見つかりません。

自身のコンピューターのWindowsのバージョンは
「コンピューター」-「プロパティ」
を開くことで確認することができます。

まだXP/32bit版がSP3になっていない、XP/64bit版がSP2になっていない方は、自分のパソコンやソフトウエアの状況を良く把握してから次に進むことになります。

[注意]慌ててXP32bit/SP3、XP64bit/SP2にインターネット経由で更新しない
SP2からSP3に更新の結果「動かない」こともあり得ます。SP3がダウンロードできる容量が足りない、ダウンロードできても作業する領域が足りない、さらにはイバーがSP2のままでは動かないなど「不整合」が起こることがあるからです。ディスクの残り容量が足りない場合は、更新途中で止まることもあります。加えて、更新には時間がかかります。「それじゃ更新なんてできないよねっ!」そうなのです。期末、月末など締め日前の更新はもってのほかです。今まで更新していないのですから、2014年3末にかけて慌てて更新するのは止めた方が良いです。日を選び、一日止めても良いときに更新をします。

現実的なお勧めは、そのまま使い続け、しばらくして使い止めることです。次回解説します。

次回に続く
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