
楽天モバイル for Businessは050/070両番号
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
「楽天モバイル for Business」の提供が4月15日から提供開始されました。即日全国展開です。この新しい電話事業は、法人向けの携帯電話サービスで、固定電話並みの通話料金を携帯電話で実現し、企業の携帯電話の通話料金の削減に適したものです。これから何回かに分けて「楽天モバイル for Business」の特徴を見ていきます。
この事業は「MVNO(Mobile Virtual Network Operator)」による展開で、もともと携帯通信基板を持たない楽天/フュージョン・コミュニケーションズが携帯通信網をウイルコム/WILLCOMから借用して自社ブランド「楽天モバイル」で提供するものです。そのため、新規参入に必要な、初期投資の軽減と、市場参入までの時間を短くすることができます。
楽天はその傘下にフュージョン・コミュニケーションズというIP電話通信事業者を持ちます。インターネット接続プロバイダ事業およびインターネット関連事業のGOLはフュージョン・コミュニケーションズの傘下です。
楽天モバイルはこのフュージョン・コミュニケーションズの通信基盤にWILLCOMの携帯通信基盤を加える形で事業展開を行います。
では楽天モバイルがウイルコム/WILLCOMと同じものを提供するのかというと、携帯端末機器は同じですが、ソフトウエアは楽天モバイル対応となっており、サービスの内容は大きく異なります。ウイルコム/WILLCOMを含め、従来の携帯電話と違い「070」と「050」番号二つが「最初からついてくる」のです。
楽天モバイルは「最初から2番号」。しかも携帯電話にもかかわらず「IP電話番号」をもっており、050網即ちIP電話網を主回線とする電話サービスを展開します。楽天モバイルはIP電話網を統合した初の携帯電話です。
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とありますが、すでに1年前からほぼ同じ仕組みでNTTコミュニケーションズがウィルコムと共同で展開しています。楽天は第2弾ということですね。
(参考)
http://www.phs-mobile.com/?p=524
http://blog.willcomnews.com/?eid=946565