プログラムの考え方を大きく変えているのが、ノーコード、ローコードプログラムだ
ノーコードの代表として Google AppSheet
ローコードの代表として Google App Script
を試し始めている
ノーコードとローコードは異なる。ローコードを突き詰めると、ノーコードになるということではなく、独立した二種類の考え方だ
ノーコードもローコードも、本格的にプログラム開発の経験がある人が取り組むと、開発技術の面からも素晴らしさを実感できる。簡単に異なる機能間でデータ連係ができる。スマホで動作する、簡単なToDoアプリを、例題に沿って1時間程度で作ることができる
スプレッドシート(表計算ファイル)と連携する入出力画面を、スクラッチで作成し、公開することは簡単ではなく、初めての取り組みでは、必要な知識が多すぎて、いつできるかも判らないだろう。だからこそ、情シスが必要だし、外注先も必要なのだ
ノーコードやローコードでは、スマホでもPCでも動作するWebインターフェイスごと、アプリケーションを開発する。スプレッドシートに蓄積したデータ(一般にデータベース)をノーコードアプリとローコードアプリで共有することもできる。さらにシステム連携の知識があれば、基幹業務システムとの間で、データのやりとりもできる
開発の視点からは、データの保管形式が、人が判りやすい表計算データベースなので、デバッグは簡単だ。スプレッドシートを開けば今現在のデータが判る。SQL文等を経由してデータにアクセスするDBMS(Data Base Management System)では、考えられない簡単さだ
これは、圧倒的に便利だ
社内でノーコード・ローコード開発が進むのは、これまでのExcelデーター(CSV)を基として、素人でも使いやすいインターフェイスを作ることができるから。ほとんどの会社はExcelを使っており、ノーコード・ローコードの恩恵を受けることができる
先ずは、お試しでノーコード・ローコードの開発環境を触り、"Hello World!"的に、簡単な名簿アプリやToDoアプリを作って、体験することが大切だ
私の場合は、Youtubeで入門番組を数回見て、大まかに手順を理解してから作り始めた。何ものかが判ってきたら、書籍を購入して体系的な理解を深めている
最初の一歩は、ほんとうに簡単なもののほうが良い
いつもアクセスありがとうございます。ノーコードとローコード開発について、共有を始めます。情報処理分野の時代の様変わりを感じています。だんだんと投稿していきます