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ウイルコムがドコモと提携し高速モバイル通信に参入

2008-12-01 10:47:26 | 通信ネットワーク
ウイルコムがドコモと提携し高速モバイル通信に参入


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
2008年12月1日の日経新聞の報道によると携帯PHS事業者のWILLCOM(ウイルコム)がdocomo(ドコモ)の携帯通信網を借用して、高速携帯通信事業に参入するとのことです。

日経新聞「ウィルコム、データ通信でドコモと提携」の記事へ

ウイルコムは、WILLCOM COREと呼ぶ、自社通信基盤を利用した通信速度100Mbpsの高速携帯通信網を来年より提供する方針を発表しています。

しかしながら、急速に全国に展開するには時間がかかります。既設のドコモの通信網を使う形なら、設備投資も少なく参入までの時間も短くてすみます。

このブログの「ウイルコム・コア」の紹介記事へ

ウイルコムはドコモのPHS事業が終わるときに利用者の移行でドコモと協業したことがあり協業はしやすい背景があるのかもしれません。

ドコモの提供する通信方式はEMobileと同じHSDPAで、WILLCOM COREとは通信方式が異なります。利用者にとっては、普及が進んでいるEMobileとウイルコム(ドコモ)両方から選択することができるので、ウイルコムの高速携帯通信範囲が大幅に拡大します。

ドコモは、携帯電話をサポートすることにより集中し、「携帯データ通信」をサポートすることは他の事業者に任せる方向に進むと思います。私自身、店頭に行く度に、多機能化する「携帯電話」の説明時間が増えます。とてもデータ通信に関する説明を同じ精度ではできないと思います。

先に資料を見ても、時間が経つとサービス内容が変わるので利用者は最新情報に追いつけません。説明するほうも最新情報にキャッチアップすることがたいへんです。それなら、専門ブランド(事業者)にお願いしたほうが店頭も混乱しません。

餅は餅屋です。


(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3で行いました。


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