20130921 福島第一原発1号機原子炉建屋4階の激しい損壊は何を意味するか
YouTubeでgooのブログへのリンクが貼れなかった時期がある。この動画はその時期に見た。福島第一原発の実態が、東電や政府の発表と食い違いがあるのは、国会事故調の委員だった田中三彦氏が、個別具体的に写真を交え疑問点を提示する。
市民科学者、つまり市民の科学への関与を進めようとした高木仁三郎が作った原子力資料情報室が、この疑問を訴える動画を作る。反原発とか原発推進などという以前に、起こった事故に対しての疑問に答えないのは、都合の悪い事を隠している、と思われても仕方がない。
ただでさえ、原発安全神話などという理由の分からぬ物語を作り、その前提ですべてを推し進めてきたのである。砂上楼閣どころか土台も何もない空中楼閣だったのが、原発なのではないのか。
個別具体的に数々調査の上で疑問が生じ、指摘しているのだ。しかし、東電も政府も、原子力規制委員会も規制庁も、何も答えない。答えられないのだろうし、原発が安全であるわけがないという事実を認める事が、様々な利権を棄損するからなのだろう。