巣鴨から新宿

朝久しぶりに家でのんびり・・・
おもむろに着物を着てワクワクしながら巣鴨へ
龍子さんに教えてもらったクリップ着付けは目からウロコですぅ

龍子さんのところで陽道先生とお話を
初対面でしたが関西弁で、すごーくなじめました
素晴らしい作品を何点かみせていただき名古屋帯で渋いのがありピピピっ
と思ったんですけど

はい、いまのアタシは買えません
そこで先生にお願いしちゃいました～～～
「先生　お願いですから長生きして描き続けてください！」と・・・

先生の着尺と帯は石川県加賀に生育する楮(コウゾ)という植物の繊維が原料なんですって
６１０年に高麗の僧が製紙技術を日本にもたらしたらしいですよね
栽培種の楮も　このとき渡来したのでしょう

巣鴨からＪＲで新宿に向かい京王百貨店の前から京王バス中野行きに乗り「十二社池ノ上」まで

運転手さんに「いくつ目ですか？」と尋ねたら3つ目とのことなので立ってました
でも後ろを見ると大きな荷物を抱えた女性の横が空いている
座ろうか　どうしようか迷ってたら
「どうぞ」と言って荷物を隅に押して座るように席を確保してくださった女性
「ずっと見てたんです　ステキなお召物だなぁと」
「長襦袢もお着物に合わせて作られたんですが　矢羽根がステキですね」
と。。。
「お着物お好きなんですか？」
「はい　仕立て屋です　だから着物は大好きです」
「わぁ～　和裁は難しいですよね　だいたいどのくらいで仕上げなさるんですか？」
「袷の着物で8時間　羽織で6時間ですかね　でないと試験に受かりませんもん」

わわわーーーっ
プロの方ってすごいな

バスの中で見かけたステキな女性
声をかけていただきありがとうございました

「十二社池（じゅうにそういけ）は
ウィキペディアで調べてみたら↓
かつて東京都新宿区十二社（現在の西新宿四丁目近辺）にあった池。
かつては隣接する十二社大滝とともに江戸の景勝地とされた。