子供は
10歳頃になると
人の死を理解できる
ようになるという。
それまでは
例えば親を亡くした
子供からの
『ねぇ…
お父さんとお母さん
何処に行っちゃったの?』
的な質問に…
(ちょい待て…
例文とはいえ…
何故に私は
この子の
両親を殺してしまったのか?
今になって残酷な事を
してしまったと
後悔している…)
「遠い所にお仕事に行ってるのよ」
的なごまかしをしていたと
思いますが…
私の持論では
別の説を唱えます。
例えば…
魂とか
幽霊やら
スタンドだの
そういう心霊系の話も
まぁ…嫌いではない…ぃゃ…
嘘…大好きなんですが…(;^ω^)
今回は
もう少しリアリティのある
そんな感じのお話を…(;´∀`)
随分前に
お遍路をしていた途中で
登山をしていたんです。
すると
山の中腹に
お地蔵さんがいましてね…
確かに
少々古かったんですけど
何の変哲もない
お地蔵さんでした…
だけど
なんなんでしょうか?
鳥肌がとまらなかったんです。
なんちゅうか
そのお地蔵さんの
中に特殊な
【念】
みたいなもんを
感じたんです…(;´∀`)
そのお地蔵さんから
ある程度離れると
鳥肌も収まったんですよ。
そして
また近付くと
鳥肌が立つ。
確かに山の中に
急にお地蔵さんがあって
勝手にいろんな事を
想像して
ヒヨっただけじゃないかと
思われるでしょうが…
何が一番ビックリしたかって…
お地蔵さんの存在を
認識する前に
鳥肌の方が先だったんですよね。
季節は真夏ですよ。
真っ昼間。
登り坂の途中ですから
汗だくで
体温も上昇してるんですよ…
でも急に
ゾクゾクって
全身に震えがきて…
辺りをキョロキョロ
見回したら
雑草に隠れるように
お地蔵さんがいたのです。
【人形】は
ひとがたとも言って
作成者の【念】が
こもるといいます。
お地蔵さんも
人の形をしていますからね。
そのお地蔵さんにも
相当な念が
入っていたんでしょうね。
ただ…
それは
もの凄く
強くて重い【念】でしたがね…
それはさておき…
という事は
生きた人の中にも
人間の【念】が
入る可能性も大
という訳です。
すなわち
人の心の中に
良い悪いに拘わらず
人が人を想う【念】が
必ず入っていると
そう思うのです。
『ねぇ…
お父さんとお母さん
何処に行っちゃったの?』
「君の心の中に居るよ」
思〓たまこ〓念